しめじのカビは食べられるの?カビの正体と保存方法を一発チェック!

料理に入れるだけでかさましになり、美味しい香りがぜいたくなきのこですが、皆さんはどの種類のきのこがお好きですか?

私は、しっかりとした食感で存在感があるしめじが結構好きで、よく料理にも使っています。でも先日、冷蔵庫から出したしめじに、カビのようなものが・・・

「げっ!!今日の晩御飯のおかずにしめじ使おうって考えていたのに、どうしよう?!」

「これって、やっぱり食べたら良くないよね・・・」

そこで、しめじのカビって食べられるのかどうかが、気になったので早速調べてみました!しめじの正しい保存方法も併せてチェックしていきますので、参考にしてみてください^^

目次

しめじのカビは食べられるの?

しめじのカビと間違えられやすいものに、しめじの表面に生えた綿状のフワフワ・モフモフとした綿菓子のようなものがあります。

これは、実はカビではないんです!

カビじゃないので、この綿状のものなら食べることができます。調理していたらほとんど気にならなくなると思いますが、気になる方はキッチンペーパーを濡らして、拭き取るのが良いでしょう^^

でも、カビじゃないって言われても白い綿みたいなのが付いていると、心理としては食べたくないと思いますので、この白い綿みたいなものの正体をご紹介したいと思いますが、その前に食べてはいけないしめじお伝えしておきます!

ここまでになると、お腹が壊したりする可能性が高いので、迷わず捨ててください!

<食べてはいけないしめじ>

  • 酸っぱい臭いがする
  • 見た目も新鮮なものと違い、ブヨブヨしている
  • 触った時にぬめりがある
  • 表面に緑色のものがついている

 

白い綿の正体は?

白い綿が付いているぐらいでは食べても問題ないのですが、実際この白い綿の正体が分からないと気味が悪いですよね?

このしめじの表面に生えた白い綿状のものは、気中菌糸(きちゅうきんし)といいます。実はこれは、きのこであるしめじの一部なんですよ!

しめじは菌類ですから、普段はヒトが見えないくらい細い糸、菌糸を伸ばして活動しています。そしてヒトが食事から栄養をとるように、土、枯れ葉、木材などを分解しながら養分をたくわえて成長していくのです。

菌類が子孫を増やそうとする時は、菌糸の成長をストップさせてから、植物の種と同じ役割を持つ胞子をばらまきます。そのために作られるのが、子実体です。

にょきにょき生える子実体を、私達はきのこと呼んでいますが、胞子をばらまくのが早すぎたってしめじが思った場合は、子実体を栄養にして元の菌糸の状態に戻ろうとするんです。ここで発生するのが、気中菌糸というわけです。

難しいと思いますので、簡単に言うときのこの状態から再び菌糸体に戻ろうとしている時にできるのが気中菌糸なんだと覚えていれば十分だと思います^^

 

しめじの正しい保存方法と保存期間

しめじは、水分が付いたりすると痛みやすかったり、温度変化があると菌糸が発生しやすくなりますので、温度変化が少ないように、買ってきたら早めに保存することがポイントです!

 

常温保存の場合

【買ったままのしめじ】

基本は、洗わずに冷蔵庫の野菜室で保存します。パックから取り出し、新聞紙で包んだ後ビニール袋に入れます。いしづきがついたまま保存してください。

→5日~7日保存可能

 

【使いかけのしめじ】

いしづきがついたまま、洗わずにビニール袋、タッパーに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。もし洗ってしまったら、キッチンペーパーで水気を拭き取ってから保存容器に入れてください。

→3日~4日

 

長期保存の場合(冷凍保存・乾燥保存)

【冷凍保存】

いしづきをとり、バラバラにほぐしてからフリーザーバッグに入れて冷凍保存します。汚れが気になる場合は、キッチンペーパーで拭き取ります。

水で洗うとせっかくの風味が損なわれてしまうので、洗うのは避けます。冷凍保存することで、旨味が凝縮されます。料理に使う時は、解凍せずに調理してください。

→2週間~1ヶ月

 

【干して乾燥保存】

いしづきをとり、バラバラにほぐしてからザルなどに重ならないように並べます。天日干しで3日程、カラカラになるまで干します。干せたら、乾燥剤とともに密閉容器に入れ常温で保存したり、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保存します。

料理に使う時は、水で戻してから使います。戻す時に使った水にも、きのこの美味しいだしが出ていますから、捨てずに使うのがポイントです。

→約1年

 

新鮮なしめじの選び方

新鮮なしめじを選んでいれば、色んな心配をすることも無くなると思いますので、選び方をここではご紹介しますね^^

あまりスーパーで、じろじろ見て選ぶのも何か周りから見ると、いやらしく見えてしまうので、私はパッと見て①②を注意してみてます。

  1. パックの水滴が付いていないもの
  2. しめじのかさの色が濃いもの
  3. かさが小ぶりで開きすぎていないもの
  4. 弾力があるもの

パックに水滴が付いていると鮮度が落ち始めていることになりますので、ここをまずはチェックしてください^^

 

まとめ

カビと間違えられやすいものに、しめじの表面に生えたフワフワ・モフモフとした綿状のようなものがありますが、これはカビではなく気中菌糸というもので、食べても大丈夫です!

キッチンペーパーを濡らして、軽く拭き取れば簡単に取ることができます。

しめじの表面に生えた白い綿状のものは、気中菌糸(きちゅうきんし)で、きのこの一部だと解れば安心して食べることができますね^^

保存方法や保存期間も理解して、美味しいしめじ料理を楽しんください♪

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