学校が新学期を迎える春は私が一番好きな田植えの季節で、春祭りの季節でもあります。
自分でお米を作っているわけではありませんが、今年も豊作になりますようにと影ながらお願いしています。
そんな豊作祈願をするお祭りが滋賀県日野町で開催される、日野祭りです。
日野祭りはとにかく見どころがたくさん散りばめられたお祭りなので、子供さんから大人まで楽しめます。
こちらでは、日野祭りをより楽しめるように日程や見どころを詳しくご紹介します。子供連れでも楽しめるポイントもお伝えしますよ。
アクセス情報や駐車場情報と一緒にご覧ください。
日野祭り2019と基本情報
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日程:2019年5月2日(木)、5月3日(金)
開催場所:綿向神社、日野町各町内
住所:滋賀県蒲生郡日野町村井705(綿向神社)
電話番号:0748-52-0131(綿向神社)
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<祭りのスケジュール>
5月2日(木) 宵祭
| 8:00〜 | 曳山、神輿の飾り付け (各町内) |
| 14:30〜 | 神輿渡御出発 (西之宮神社へ) |
| 16:00〜 | 西之宮神社へ宮入、祭典 (西之宮神社) |
| 19:00〜 | 神輿渡御 (綿向神社へ) |
| 19:00〜22:00頃 | 宵宮 (各町内) |
5月3日(金)
| 3:00〜 | 起こし太鼓 (上野田字内) |
| 8:30〜 | 神子、神調社宮入 |
| 9:30〜11:00 | 曳山巡行、宮入(各町から綿向神社へ) |
| 10:00 | 本祭祭典 (綿向神社本殿前) |
| 11:30〜 | 渡御出発 (綿向神社) |
| 12:30 | 神子、神調社御旅所入り (ひばり野) 馬いさめの儀 (ひばり野) 渡御行列御旅所入り (ひばり野) |
| 13:30 | 曳山一部引き取り (綿向神社) |
| 14:30 | 御旅所祭典 (ひばり野) |
| 15:00 | 還御盃の儀 (ひばり野) 還御出発 (ひばり野) |
| 16:00 | 神子、神調社還御宮入 (綿向神社) 馬いさめの儀 (綿向神社) 渡御行列、還御宮入 (綿向神社) |
| 17:30 | 七三の別れ、神弊引き取り (綿向神社) 曳山引き取り (下り山)(綿向神社) |
| 19:30 | 曳山各町へ帰参 |
日野祭りとは
毎年5月2日(宵祭)、5月3日(本祭)に開催される、馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)の春の例大祭です。
元々、馬見岡綿向神社は綿向山の山頂にありましたが、平安時代初期の796年に現在の場所に移されました。
祭りは、元々あった綿向山から神様をお迎えして豊作祈願をしたことが始まりです。
江戸時代になると、日野町の商人たち(日野商人、日野町の近江商人たち)は全国を行商して財力を蓄えていきました。
当時は多い時で20基もの曳山があり、現在でも16基残されています。
最古の曳山は、宝暦年間(1751〜1763年)以前のものだと言われています。
曳山の維持、管理はコストも労力も要りますが、地元の人の熱い想いで現在も引き継がれています。
見どころ
【宵宮】
5月2日の夜に実施される宵宮は、灯をともされたちょうちんに照らされる幻想的な曳山の姿が見られます。
各町内の中間あたりに位置する札の辻には、数基の曳山が集まります。
一度に数基の曳山を見られるチャンスなので、じっくり見比べてみるのも面白いです。曳山の上には、だしと呼ばれる人形がつけられています。
だしは毎年、各町で1ヶ月程かけて制作されます。
地元出身の戦国武将などゆかりのある人物をテーマにしていますが、誰かわかるでしょうか。
札の辻に集まる曳山以外の曳山は、各町内の曳山庫の前でおはやしを披露します。日野祭りで使われる楽器は、大太鼓、小太鼓、鉦(しょう)、笛の4種類です。
各町とも同じ曲を弾いていますが、聴いていると少しずつ異なりそれぞれに味があります。

