【伊庭の坂下し祭2019】見どころは手に汗にぎる絶壁での神輿は見もの!

小さい頃からお祭りが身近にある環境に育ったので、お祭りの音楽を聴いただけでテンションが上がる程のお祭り好きです。
お祭りの時ほど、男の子に生まれたかったと思う時はありません。
最近気になるのは地域ごとの変わったお祭り、奇祭です。今回は滋賀県に伝わる伊庭の坂下し祭という奇祭をご紹介します。
コンパクトにまとまったお祭りなので、狭いエリアで楽しむことができます。濃密に楽しめるように、日程や見どころもご紹介しますね。
家族みんなで楽しめるポイントをお伝えしていきます。
伊庭の坂下し祭2019と基本情報
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日程:2019年5月4日(土曜日)
開催場所:繖峰山神社(さんぽうさんじんじゃ)
住所:滋賀県東近江市伊庭町2004-2
電話番号:0748-48-2100(東近江市観光協会)
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祭りのスケジュール:
| 11:20頃〜 |
若衆が繖峰山神社本殿に集まる 若衆への餅のふるまい 礼拝、おはらい |
| 12:00 |
宮出し、本殿よりみこし出発 |
| 13:00 |
屏風岩 |
| 14:00 |
台かけ |
| 14:30 |
二本松 |
| 15:30 |
坂ノ下 |
伊庭の坂下し祭とは
800年以上の歴史を持つ、近江の奇祭の一つです。
大勢の若衆がみこしを担ぎ、繖峰山神社(さんぽうさんじんじゃ)からふもとの鳥居を目指します。
繖山(きぬがさやま)は432.9mと標高がそれほど高くない山で、ふもとの大鳥居までは500m程です。
ゴツゴツした断崖絶壁の箇所も多く、ふもとに下りてくるまで3〜4時間かかります。
見どころ
【上手にみこしを操る若衆】
みこしは3基あり、それぞれ「二ノ宮」「三ノ宮」「八王子」と名前がついています。二ノ宮は500キロ程もの重さがあり、他のみこしも決して軽いものではありません。
みこしは井形ではなく、前後に担ぎ棒が2本渡されています。
全員が進行方向を向いて進むのではなく、前方にいる2人は後方を向き進行を指示します。
他にも両脇に数人いて、後方にひもを持った若衆達が付き従います。
特に難所を越える時のチームワークが素晴らしいので、みこしをいろんな方向から見てみてください。
【難所を次々と乗り越えるみこし】
足場の悪い急斜面をいくつも乗り越える様子は、手に汗握る迫力です。実際に事故で亡くなる人もいる程、危険と隣り合わせの神事です。
二本松、屏風岩は最大の難所と言われていますが、本当に崖でしかありません。
真っ逆様に落ちるように進むみこしは、何か勇壮な生き物のように見えてきます。
崖では少しずつみこしを動かしながら進むんですが、若衆の緊張感が見ている側にも伝わりドキドキが止まりません。
大きなかけ声とともに難所を乗り越えると、大きな拍手に包まれます。
難所が複数あるので、あらかじめ見たい難所を決めておき早めに陣取っておくと良いでしょう。特に写真を撮りたい場合には、場所取りは必須です。
全行程が山道なので、足元は悪いです。雨の後なんかはぬかるんで滑りますので、動きやすい靴で行かれることをおすすめします。
小さいお子さんは抱っこが必要になります。人も多いので、無理しないようにしてください。
山の上の方まで行けなくても、鳥居の近くで待っていてもみこしの迫力は伝わってきます。
アクセス情報
電車
JR琵琶湖線 能登川駅より徒歩約20分
駐車場情報
JR琵琶湖線 能登川駅西口の有料駐車場
交通規制について
能登川高校から繖峰山神社周辺まで
伊庭の坂下し祭に参加した人の感想
伊庭の坂下し祭に参加した人の感想がたくさん届いていますので、ご紹介します。
まとめ
伊庭の坂下し祭2019は、2019年5月4日(土曜日)に開催されます。
800年以上続く近江の奇祭の一つで、迫力いっぱいの神事です。
見どころは、断崖絶壁のような難所をいくつも越えていくみこしと若衆の姿です。
手に汗握る瞬間が続き、息をするのも忘れそうですよ。
足元が悪いので、履き慣れた靴で行ってくださいね。伊庭の坂下し祭の迫力を存分に味わってきてください。