季節ごとに訪れる神社やお寺のお祭りは、荘厳な雰囲気があって背筋が伸びるような感覚になります。
その中で滋賀県東近江市にある太郎坊宮のお祭りは、冬の風物詩ともいえるものです。
子供を出産したのが太郎坊宮の近くということもあり、個人的に思い入れが深いお祭りです。
お産のための体力をつけるために、742段の階段を何度も上りに行っていたのは今となっては懐かしい思い出です。
せっかくお祭りの日に行くのなら、たっぷり楽しみたいですよね。こちらでは、毎年開催される太郎坊宮お火焚大祭2019の詳しい情報をお届けします。
日程や見どころなどもご紹介しますよ。是非、参考にしてみてください。
太郎坊宮お火焚大祭の日程
2019年の日程や時間をご紹介します。
開催日時:2019年12月1日(日) 午前10時〜午後4時頃
| 住所 | 滋賀県東近江市小脇町2247 |
|---|---|
| 電話番号 | 0748-23-1341 |
| アクセス |
近江鉄道太郎坊宮前駅から徒歩20分 |
| 駐車場 | 50台無料 |
太郎坊宮お火焚大祭とは
1958年(昭和33年)に始まったお祭りで、毎年12月の第1日曜日に開催されています。
太郎坊宮は阿賀神社ともいいますが、地元では太郎坊さんと親しみを込めてよんでいます。
家内安全、無病息災、交通安全などを祈願しています。神道の護摩としては、日本随一の規模を誇ります。
太郎坊宮は山の上の方にあるので、山のふもとから階段を上っていきます。
階段の途中、社務所の下にお火焚をする場所があります。
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〈護摩木とは〉
長さ20センチ、幅2.5センチ、厚さ5ミリくらいの板状のものです。
全国にいる信者が自分の住所、氏名、願い事を書いて太郎坊宮に送ってきたもので、10万本もの護摩木が集まります。
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見どころ
10万本の護摩木に火をつける
山伏の代表が、護摩壇に火をつけます。
あたりに一気に御神煙とよばれる煙が立ちこめます。
この煙をあびると、身も心もけがれが取れ清らかになるといわれています。また願い事が叶ったり心身を守ってくれる力もあるそうです。
しばらくして煙が晴れてきたら、護摩木に火をつけます。正午過ぎに火をつけてから、午後4時過ぎまで燃え続けます。
火の霊力で罪けがれを払い、家内安全、無病息災、交通安全祈願などもあわせてお願いします。
動画で共有してくださっている方がいますので、見ると概要が分かります。

