みなさんはいちご狩りに行ったことがありますか?
我が家では毎年恒例の行事になっています!
もぎたてのいちごって美味しいよね~♪
今年もいつもの農家さんに予約しなきゃ!と考えながら子供達のおやつにいちごを出そうとして洗っている時にふと、いちごって洗うよね?と疑問に思ったことがあります。
我が家では、普段スーパーで買ったいちごを流水で洗って食べていますが、いちご狩りで食べるいちごは洗わずにそのまま食べていますよね?
私はなんとなく洗っていましたが、農園ではそのまま食べているし、洗ったら栄養も流れちゃうのかな?と気になったので、いちごは洗う必要があるのかを調べちゃいました!
いちごを育てている農家さんに問い合わせてみましたので、一緒にご紹介します♫
いちごは洗う洗わない?(農家の回答)
いちごは洗ってから食べた方が良い!というのが、農家の方の回答でした。
洗った方が良い理由は、地面での栽培だと、土などが付着している可能性があるからだそうです。
また、どうような方法でいちごの摘み取り及びパック詰を行っているか分からないので、神経質な程洗った方がいいという理由もありました。
高設栽培だと土が付いたりする懸念が少ないそうですが、スーパーに売っているものは、どちらかが分からないので、洗った方が良いということでした!
いちご狩りについては、後ほどお伝えしますね。
いちごの栽培には、2通りあります!
- 地面での栽培(土耕)
- 大人の腰の高さくらいにあんる高設栽培
①地面での栽培にはついては、畑で作られているのをイメージすると良いでしょう。
②高設栽培は、いちご狩りなどに行ったときにある腰の高さぐらいで栽培されている施設をイメージすると分かりやすいと思います。
農家の方は洗った方が良いという意見ですが、土などが付いていて汚れを取るために洗った方が良いという見解でした。
次のところでは、いちごを洗う派の意見・洗わない派の意見をそれぞれ見ておきましょう。
洗う派の意見
洗う必要があるという人の意見で多いのは、農薬や肥料が付いていて体に悪そうという意見です。
確かにいちごは皮をむいて食べるわけではなく、むき出しになっている実をそのまま食べるので心配になりますよね。
聞いてみたらところ農家さんにもよりますが、農薬はいちごを育てるのに平均60回も使用されているそうです!
いちごは病気にかかりやすいだけではなく、害虫からも守るのに農薬は必要不可欠です。
ですが、農薬をたくさん使っている話を聞くと、いちごをそのまま食べるのも気が引けてしまいますね…。
実際のところ、農薬の心配ってあるのかも聞いてみました!
農薬の心配について
農薬について、安心してくださいとの回答をいただきました!
農薬使用については、使用基準(安全基準)というものが定められています。
- イチゴに使用することが出来る出来ない
- 農薬使用後、イチゴは何日間収穫してはいけない
使用量など、すべての登録農薬に定められていて、法律を遵守した形で使用されているので、安心してくださいとのことでした。
下記のサイトも良かったら見てみてくださいということで教えてくださいました!
参考サイト:農林水産省、日本農薬学会
次は洗わない派の意見を見ていきましょう!!
洗わない派の意見
洗わない派の人は、だいたい3つの意見が多いです。
- いちご狩りでは基本洗って食べない
- 洗うと水っぽくなり、甘みもなくなる
- ケーキ屋さんのいちごは洗ってないから
ケーキ屋さんが洗ってないなら大丈夫でしょ!と思いがちですが、ケーキ屋さんがいちごを洗わない理由は「いちごは傷みやすくデリケートだから」です。
いちごは洗うとすぐに傷み始めてしまい、洗った後水分を拭いてもダメなようです。
ケーキを作ってすぐに食べることを前提にしていないケーキ屋さんの場合、いざ食べる頃にメインのいちごの見た目や味が悪いとケーキの美味しさ半減しますもんね。
最近では専用の洗浄・消毒ができる水もあるようですが、全てのケーキ屋さんが使っているわけではなさそうです。
イチゴ狩りのときは洗わないけど、大丈夫?
イチゴ狩りの場合は、洗わずに食べても大丈夫だそうです!
農薬については先程お伝えしましたが、イチゴ狩りが農園では、実際お客さんにいちご狩りする時点では、農薬の残効がないように各農家で配慮されています。
これを聞いたら、安心できますね!
いちごを美味しく食べる洗い方
いちごには農薬がたくさん使われているので、洗ったほうが良いということがわかりましたね。
今までいちごを洗っていた皆さんはどのように洗っていましたか?
私は流水で洗うだけでしたが、農家さんによって農薬が気になる方にオススメの洗い方があったのでまとめてみました!
いちごを正しく洗うための注意点が2つあります!
- ヘタを付けたまま洗うこと
- 食べる直前に洗うこと
いちごのヘタの上手な取り方を知りたい方は、【いちごのヘタの取り方】誰でもできるカンタン裏技と便利な道具を紹介!を併せてご覧ください。
農家の方から聞いたいちごの洗い方をお伝えしていきます!
流水で洗う
いちごの洗い方を質問したところ、ほぼすべての農家で言われたのは、上の2つの注意点を守った上で流水で洗うだけで十分ということでした!
ボウルなどに、水を溜めてさっとイチゴをくぐらせるだけも良いそうです!
あと、3つ違ういちごの洗い方をご紹介しますが、農家によっては意見が割れているところもあります。
どうしても農薬が気になる方以外は、参考程度にしてもらうのが良いかと思います。
塩水で洗う
水と少量の塩をボウルに入れて、いちごをその中で優しくかき回す方法です。
塩水でかき回すことで、表面のごみを落とすことができるそうです。
塩水で洗うと、いちごの甘さが一層強く感じることができるので一石二鳥ですね♪
水に長くつけておくとビタミンCが溶け出してしまうので、なるべく手早く行うのもポイントです。
お酢で洗う
大きいボウルにたっぷりの水と水に対して20~30%のお酢を入れ、いちごを浸して一晩寝かせます。
翌朝よく水を切って冷蔵庫へ入れます。水を切るときは1つ1つ優しくペーパーなどで拭いてあげてくださいね!
その後、流水で洗う場合は食べる直前のほうが良いかもしれません。
お酢で洗うことでカビにくく農薬が中和され、早く傷むのを防ぐ効果が期待できるそうです!
重曹で洗う
重曹は弱アルカリ性で、農薬は酸性のものが多いので中和してくれるそうです。
ボウルに水をはり、スプーン1杯程度の重曹を入れて溶かします。
そこにいちごを20~30秒ほど漬けます。
(ビタミンが出てしまうので漬けすぎ注意!)最後に流水で軽く洗っておしまいです。
いちごの洗い方には、色々ありますよね。
水に触れただけで傷み始めてしまうデリケートないちごは、買ってすぐ食べるのが1番だろうけど、すぐに食べられないって時もありますよね?
そんな方のために、いちごの保存方法は次のところでお伝えします。
いちごの保存方法と賞味期限
いちごの洗い方の時にお話ししたように、いちごはデリケートですぐに傷んでしまいます。
どのようにいちごを保存すれば美味さと新鮮さをよりキープできるのでしょうか?
我が家では、常温で買ってきたいちごを冷蔵庫で保存していました。
これは正解だったのでしょうか…?
ここでは、いちごの保存方法(常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の仕方)と賞味期限について見ていきましょう!
どの保存方法にしても、やはりいちごは早めに食べるに越したことはないです。用途や食べるタイミングによって保存方法を検討してみてください。
常温の保存方法
常温だと早く傷んでしまうのですぐに冷蔵庫に入れた方が良さそうです。
どうしても常温で保存したい場合はパックから出して、いちご同士が重ならないようにヘタを下にし、乾燥しないようにタッパーなどに入れておくといいですよ。
賞味期限 ⇒ 1〜2日程度
冷蔵庫での保存方法
冷蔵庫で保存する方法は、4つのポイントがあります。
- 乾燥を防ぐためにラップをするか、タッパーに入れる
- 傷むので絶対に洗わない
- ヘタも取らない
- パックで2段に並んでいる時は、下のいちごが圧迫され傷んでしまうので重ならないようにする
賞味期限 ⇒ 1週間程度
冷凍での保存方法
- 水でよく洗ってヘタを取ること
- 水気をしっかり取ること
- くっつくないように、ジプロックなどの密封ビニールに入れて保存
なお、その時に砂糖をまぶしておくと表面の傷みを防いでくれます。
冷凍保存は長く保存できますが、食感が変わってしまうのでシャーベットで食べたり、ジャムなどに加工して食べるのがオススメですよ~♪
賞味期限 ⇒ 1~2ヶ月程度
※冷凍焼けしてしまうので出来るだけ早めに食べた方が良いです
まとめ
いちごは、流水でしっかりと洗って食べましょう!
いちごを洗うときは、食べる直前にヘタを取らないで洗うと栄養を損なわず美味しく食べられます。
また、いちごを保存するときは冷蔵保存が基本で、出来るだけ早く食べた方が美味しく新鮮で食べられるということでした。
毎年行っていたいちご狩りも子ども達には安全なものを食べさせたいと思うのが親心です。
今まで気にしたこともなくどうするか悩みましたが、調べたところ我が家が行っていた農園は無農薬の農園だったので今年も安心して行けそうです。
いちご狩りに行って洗うのはどうなのと思う方もいると思いますので、気になる場合は農園のホームページなどを確認して信頼できるところかどうか見極めるのも良いかもしれませんね!
みなさんがこの記事を読んで、いちご狩りでも買ったいちごでも美味しく食べることが出来ますように♪
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