[st-kaiwa2] 野菜が苦手な人、多いですよね。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa2] 特にうちの子はキャベツが苦手なんだよね。[/st-kaiwa2]
お子さんの野菜嫌いに頭を悩ませている親御さんは多いのではないでしょうか。
成長するにつれて味覚も変わるため、野菜嫌いを克服できる人もいますが、ずっと苦手という人も…
今回は、野菜嫌いの中でも特に、キャベツが嫌い!という理由にフォーカスしてみました。
キャベツ嫌いを克服するのに役立ちそうなメニュ―も合わせてご紹介します!
キャベツが嫌いな理由
それでは、早速、キャベツが嫌いな理由について、具体的にどんなものがあるのか見てみましょう。
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- 鉄っぽい味がする
- 甘みがダメ
- 草の味がする・草を食べている気がする
- シャキシャキの食感が嫌い
- キャベツの芯が苦手
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こうしてリストにしてみると、キャベツが嫌いなのは、味そのものか、キャベツ特有の食感が原因に二分されるようです。
それでは、一つずつ詳しく見てみましょう。
鉄っぽい味がする
[st-kaiwa2] キャベツは、特に鉄分を多く含む野菜ではありません。[/st-kaiwa2]
鉄分が少ないキャベツから鉄の味を感じ取れる方は、大変敏感な味覚の持ち主かもしれませんね。
鉄の味と言えば、食べ物ではありませんが、一番分かりやすい例が血液です。
料理中に包丁でちょっと指を切ってしまって、慌てて傷口をなめた経験がある人もいるのではないでしょうか。そんな時、ちょっとしょっぱい感じと、独特の鉄の味がしますよね。
血液に含まれる鉄の量と較べれば、キャベツに含まれる鉄分は比較にならないぐらい少ないです。
私自身は、キャベツの味が鉄っぽい!と思ったことがないので、敏感に感じ取れる人はすごいなぁと感心してしまいます。
もっとも、野菜も個性があるので、もしかするとたまたま鉄分を多く含むキャベツに当たったのかもしれませんね。
甘みがダメ
キャベツは、加熱すると甘みが増します。
野菜の甘みは野菜の美味しさの1つですが、これが逆に受け付けられないという人も結構いるようですね。
加熱すると甘みが出てきてしまうので、苦手な方は生で食べれば大丈夫かもしれません。
千切りにして普通に生で食べてもいいですし、軽く茹でたり蒸しても良いですね。
いずれの場合も、煮物に入れるなどしてがっつり火を通した場合に比べると、甘みは随分控えめになると思いますよ(^_^)
草の味がする・草を食べている気がする
[st-kaiwa2]これはわかる!キャベツって、なんか「青臭い」味がするよね。 [/st-kaiwa2]
キャベツ嫌いの方の中には、これが理由という人が一番多いかもしれません。
野菜の青臭さの正体は、「イソチオシアネート」という成分。
この成分は、野菜の切り口などが空気にさらされると、酸素と反応して、ジメチルスルフィドという成分に変化します。
特に、収穫から日にちが経過した古いキャベツでは、よりハッキリにおいがします。
キャベツの青臭さがダメ!という方は、もしかすると新鮮なキャベツだったら大丈夫かも知れませんよ。
それでもダメな場合は、ちょっと手間はかかるものの、かんきつ類の助けを借りて、においを和らげるという方法もあります。
【レモンの酸味を利用してキャベツの青臭さを取る方法】
- キャベツを刻んでボウルに入れる。
- 全体がひたひたになるくらいまで水を入れる。
- レモン汁を少量垂らす。
- 3分間、そのままにしておく。
- キャベツをザルに開け、しっかり水切りする。
キャベツを水につけて置く時間が長すぎると、水溶性ビタミンが流出してしまいます。
待ち時間は3分が目安ですが、実際にやってみて、青臭さが抜けているようなら、それより短い時間でも十分です。
シャキシャキの食感が嫌い
食感に関する好みは、本当に個人差が大きいですね。
生キャベツのシャキシャキ感が好きな人は、なるべくその食感を無くさないように下ごしらえに注意したりしますが、まさにそのシャキシャキ感故にキャベツを苦手とする人もいるとは…。
でも、この食感に関しては、比較的簡単に解決できます!
キャベツがシャキシャキしているのは生の時。ようは加熱してしまえば良いのです。
例えば、ロールキャベツ。お好み焼きやもんじゃ焼きのキャベツは、火を通しているとはいっても、まだシャキシャキ感はかなり残っています。でもロールキャベツになると、スープの味がしみ込むまでじっくり煮込むので、シャキシャキ感はほぼ完全に失われます。
キャベツのシャキシャキした食感が苦手で食べられないという方の場合、煮込み系のメニューでキャベツ嫌いを克服できるかもしれませんね。
キャベツの芯が苦手
キャベツの芯がダメという方も結構います。
この理由、私は面白いなと思いました。というのは、私の家ではいつも、キャベツの芯は切り取って捨ててしまっているからです。
キャベツの芯が苦手でキャベツ嫌いという方は、芯を「食べる部分」と認識しているから、こういう意見が出てくるわけですね。
ちょっと調べてみたところ、キャベツの芯には、葉の部分よりも多くの栄養素が含まれているそうです。
それなら、キャベツの芯も是非料理に使いたいところですが、実際、どんなメニューがあるか調べてみました。
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こちらのレシピは「キャベツの芯入り餃子」。
キャベツの芯を、玉ねぎなどと一緒に細かくみじん切りにして具に混ぜ込みます。
みじん切りは、野菜が嫌いな子どもに、よく使う手ですよね。人参でも、ピーマンでも、みじん切りにしてハンバーグに入れてしまえば、こっちのものです(笑)。
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キャベツの芯も葉もちぎってサラダにしたレシピです。芯は指でつぶすというところがミソ。
よくお肉の下ごしらえで、軽く叩いて繊維を断ち切り、柔らかくするという方法がありますが、これを野菜に応用すると、こういう方法になるのかもしれませんね。
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芯も工夫次第でおいしく食べられものなのですね。わたしもぜひ試して見ようと思います。
キャベツ嫌いでも食べれるレシピ紹介
続いては、キャベツ嫌いでも食べられるレシピをいくつかご紹介しましょう。
1.【簡単うまい!豚のキャベツ挟み】
小麦粉をまぶした豚肉とキャベツをミルフィーユ状にして、麺つゆとごま油で味付けします。
小麦粉をまぶしてうま味を中に閉じ込めた豚肉に、麺つゆのコクとごま油の香り、更には、ゴマそのものの風味が加わります。
これだけ味つけがされていれば、キャベツの味が苦手という方でも、おいしく食べられるそうですね。
加熱調理しますので、キャベツのシャキシャキの食感が苦手という方でも、大丈夫でしょう。
2.【まじでウマい。簡単無限ごま油鍋】
豚ばらスライスにキャベツ、もやしとえのきを入れて、鶏がらスープにごま油、にんにく、ネギの味で煮込んだお鍋です。
さらに、つけ汁として、ポン酢とごまらー油を使います。
お鍋の具にすれば、他の食材と調味料の味と混然一体となるので、キャベツの味の苦手ポイントが目立たなくなります。
このメニューは、ごま油三昧なので、その香ばしさと、つけ汁のポン酢の酸味の爽やかさが際立ちますね。
キャベツの青臭さや鉄っぽい味も、気にならなくなりそうです。
3.【電子レンジで3分!キャベツ肉巻き】
もっと手間がかからないもので!というのなら、レンチンメニューのこちらがおすすめ。
マヨネーズにポン酢、青ネギと、こちらのメニューでもキャベツの苦手な味を隠してくれる調味料がたっぷりです。
特に、マヨネーズのコクとポン酢の酸味が前面に出るので、キャベツの甘みもそれほど目立たないかも。
4.【安くてヘルシー!!マーボーキャベツ】
こちらのレシピでは、なんとキャベツを半玉使用!
でも、肉の味付けにショウガ、ニンニク、テンメンジャン、コチュジャンなどの味の強い調味料を使っているので、淡泊なキャベツは、量の割にあまり主張せず、食べやすくなっています。
辛いもの好きで、キャベツ嫌いを克服したい方には、このメニューがおすすめです。
5.【ヘルシーでボリューム満点!キャベツ焼き】
お好み焼きに近いイメージのメニューです。
小麦粉、キャベツの千切り、卵を一緒に焼くだけなので、とても手軽に作れます。
このメニューだと、キャベツの食感や香りはかなり残るので、くたくたに煮込んだり、濃い味付けでキャベツっぽさを消しに消したメニューでキャベツに慣れた後、もう少しキャベツらしさが残るメニューに挑戦してみたい方におすすめです。
こうして見てみると、生キャベツの味や食感がダメな方は、「加熱調理、味濃い目、他の食材がメイン」のレシピなら、キャベツ嫌いを克服できそうですね。
まとめ
[st-kaiwa2]今回は、キャベツが嫌いな理由と、それを克服できるメニューについて調べてみました。 [/st-kaiwa2]
[st-midasibox-intitle title=”まとめ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- キャベツが嫌いな理由は、味または食感が原因。
- キャベツ嫌いを克服するためのメニューとしては:
- 加熱してキャベツ特有のシャキシャキ感を消す。
- 味にインパクトがある調味料や、コクや香りの強い他の食材を合せて使う。
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私自身は、キャベツは全く苦手ではないのですが、苦手を克服するためのレシピを探していて、美味しそうなものが沢山見つかってラッキーでした(^_^)
特に、ごま油だらけのレシピは、動画の解説でも説明されていますが、ポン酢のお陰で案外さっぱりした味になるようです。
キャベツ嫌いの方が、ここで紹介したレシピでそれを克服出来たら、とても嬉しいですね。
是非試してみて下さい!
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