揚げ物、煮物、和え物と様々な食べ方ができる里芋って、美味しいですよね。秋になるとたくさん出回るので、ついつい買い込んでしまうんですよ(^^;)
先日、買い込んでおいた里芋をビニール袋に入れたまま放置していたら、フワッとしたカビが生えてしまいました。
カビが生えた里芋は、うっすら表面についているぐらいだったので、皮をむいて食べてしまいましたが、良かったのかなと後々不安になって不安に感じるようになりました。
今回はお腹が痛くなることもなかったので良かったんですか、今後のためにと思い、カビが生えた里芋が食べられるのか徹底的に調べてみました。
併せて里芋が腐りやすい条件、腐った状態の判断基準についても、併せてご紹介しますね(^^)
里芋にカビが生えている場合
そもそも食べられるのか?
里芋の皮の表面にカビが生えている程度なら、食べることができます!
この場合は、以下の手順で下準備をするとGOODです♪
- ボールに水を張って、里芋をごしごし洗います。
- ざるにあげて、キッチンペーパーや布巾で水気を拭き取ります。
- 皮を厚めにむいて、白い部分を食べましょう。柔らかくなっているなど腐っているところがあれば、包丁で切り落としてくださいね。
※ただし、注意が必要でカビが生えても食べられるのは、カビが皮の部分までの場合で、のちほど食べてはいけない判断基準をお伝えしますが、中までカビが侵食してる場合は食べるのをオススメしません。
食べても大丈夫な理由とは?
盛岡で母に持たせて貰った里芋の表面に白カビがでちゃってたのでネットで調べてとりあえず洗って一晩乾燥させといてみた。厚めに皮をむいて中に色が変わっているところがないか見て…煮っころがしと味噌汁にしてみた。美味しくいただけました。よかったよかった。 pic.twitter.com/vn7GpuXYRP
— ななめりぃ (@na2merry) 2016年10月10日
里芋についた白いカビのようなものは、土の中にいる菌が繁殖した場合がほとんどです。それは、取り除いてしまえば、食べても大丈夫です(^^)
この白いカビは糸状菌の一種です。
糸状菌は主に土の中にある有機物に生え、土壌に有効な菌なので、増えて困ることはありません。
但し、里芋についていて見た目としては気持ちが良いものではないので、取り除いて食べるようにしてください!!
水分や栄養分が多いほど、細菌やカビは繁殖しやすいですが、里芋の内部までカビが侵食していなければ、食べても問題ありません。
ただ、白い菌が発生しているということは、スーパー等で購入してから時間が経っていると思いますので、味は落ちていることでしょう。
里芋が腐っているかの判断基準は?
皮についたぐらいのカビなら食べてはいいものの、どういう状態であれば食べてはいけないのか分からないですよね。。。
いつくか判断基準がありますので、この中で一つでも当てはまったら腐っていると考えてください。
そして、気になる部分を大きく切り落とすか、それでも気になるようでしたら、すぐに調理を止めて捨てるようにしてください。
- 切った断面が広範囲にわたり変色している
- すが入っている(すかすかした状態)
- カビが生えて、フニャフニャになっている
- フルーツのような発酵臭に代表される異臭がする
里芋の気になる部分を切り落とした時に、赤色や緑色などに変色している場合があります。その時の判断基準は下記の記事が参考になりますので、併せてご覧ください。
https://goodlife-info.net/taro-has-red-spots/
里芋が腐りやすい条件とは?
里芋は、温度と湿度の影響を大きく受けます。
【腐りやすい条件】
- 温度は、高すぎても、低すぎてもNG
- 夏場:風通しが良くない蒸し蒸ししたところ
- 冬場:寒すぎるところに置く
最適な温度としては、10度以上25度以下の環境がGOODです。
またビニール袋に入れて売られていることが多いと思いますが、売られている時に既に蒸れたようになっていると、腐りやすいです。買ってきたら、すぐに袋から出すようにしましょう^^
里芋の賞味期限について
- 泥つきの里芋 ⇒ 1ヶ月ぐらい
- 水洗いした里芋 ⇒ 1週間ぐらい
- 皮をむいた里芋 ⇒ 2〜3日
- 冷凍する場合の里芋 ⇒ 3〜4週間程度
傷がついている里芋は、それだけ腐りやすいので、賞味期限も短くなります。傷がついている里芋を発見したら、他の里芋と離して保存することが大切です。
里芋の最適な保存方法についても、里芋の赤い斑点があっても食べられるのか農家の人から聞いた答えと理由で、徹底的に解説していますので、参考にしてみてください(^^)
まとめ
里芋にカビが生えても、表面に生えている程度なら食べられます。里芋の内部までカビが侵食していなければ食べても問題ありませんが、しっかりと腐敗している部分を取り除くことが重要です。
里芋は、温度と湿度の影響を大きく受けます。温度は、高くても低くても腐りやすくなります。10度以上25度以下の環境が、保存に適しています。
里芋が腐っているかの判断基準は4つです。
- 切った断面が広範囲にわたり変色している
- すが入っている(すかすかした状態)
- カビが生えて、フニャフニャになっている
- フルーツのような発酵臭に代表される異臭がする
実りの秋、ほくほく美味しい里芋を、堪能してくださいね^^
コメント