玉ねぎを吊るす方法と理由を農家に聞いたら大事なポイントがあった!

ママ

毎日の料理に使う玉ねぎは、まとめ買いをすることも多いですよね?

パパ

我が家は、常に玉ねぎがストックしてあるね。

たくさんの玉ねぎを買ったあと、あなたはどこに保存していますか?

我が家では旦那の実家が農家で、玉ねぎはいつもたくさん頂いています。
いつも大量に頂くので、そのたびに保存方法に悩んでいました。

段ボールにもらったまま保存してしまうと、下の方から腐ってしまい、もったいないことになってしまったこともあります…。

そこで知ったのが、玉ねぎを吊るして保存する方法です!

玉ねぎ農家さんでは基本の保存方法でもあり、長期間の保存が可能なのです。

そこで我が家でも実践している玉ねぎの吊るし方とその理由を詳しくご紹介します。

ちょっとした工夫で玉ねぎが長持ちしますよ。

玉ねぎを吊るす方法

玉ねぎ農家さんは、玉ねぎ5~10個くらいを茎ごと縛って吊るしているようですが、売り場に並んでいる玉ねぎに茎はついていませんよね。

それでも、お家で簡単に出来る玉ねぎの吊るし方の手順をお教えします!

STEP
まずは、ネットを用意します
STEP
玉ねぎを1つ入れます
STEP
入れた玉ねぎの上でネットをひと結びします。
STEP
次の玉ねぎを入れて結び・・・を繰り返します。
STEP
風通しがよく、日の当たらない場所に吊るして完了

この方法で数珠つなぎのように玉ねぎを吊るすと、玉ねぎ同士が触れることがないので、より玉ねぎが長持ちしますよ!

ネットにまとめて入れてしまう方が楽なのですが、重なり合ってしまうと湿気につながってしまいます。

玉ねぎの一番の大敵は湿気なので、少々手間ですが、一つ一つが重ならないように保存しましょうね。

もしネットがない場合や玉ねぎが数個しかない場合は、かごでもOKです!

かごに入れて吊るす時も玉ねぎ同士がくっつかないように、新聞紙を使って1個ずつ包むか、仕切りを作りましょう。

新聞紙を使うことで湿気も取ってくれるので、一石二鳥ですよ。

玉ねぎを吊るすのに最適なネット

玉ねぎを吊るすネットは、以下のものが利用できます。

  • みかんのネット
  • ストッキング
  • 専用のネット

みかんのネット

そのまま使用します。

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ストッキング

ストッキングは、伝線してしまったものでも大丈夫ですよ。

股の部分で切り分けて、片足ずつ使用するイメージです。
片足分で5つくらいは入りますが、あまり重くなってしまわないように加減してくださいね。

専用ネット

玉ねぎが吊るせるネットならどんなものでも大丈夫なのですが、手元に何もない場合や、しっかりと専用のものが欲しい!という場合は、こんな商品も売っています。

野菜の出荷・保存用として使用されている商品です。

業務用だけでなく、家庭でも使える大きさも売っていて、他にもサイズ違いや色違いがあり、自分が使いたいものを選ぶことも出来ます。

25枚入って¥454なので、手を出しにくいお値段ではないですよね!

専用ネットもいいですが、まずは簡単に用意できる、みかんのネットやストッキングでぜひ挑戦してみてください。

玉ねぎを吊るすのに最適な場所

ママ

玉ねぎを吊るす場所は、2点必ず守ってほしいことがあります。

  1. 風通しが良いこと
  2. 日が当たらない場所

軒下やベランダなどが良いでしょう。

玉ねぎが乾燥を保てる場所が最適ですが、日光が当たりすぎてしまうのも傷みを早めてしまうので注意してください。

我が家では、雨に濡れないベランダの隅に、100円均一で買った網と突っ張り棒で玉ねぎを吊るす専用のスペースを作りました!

上記の2つの条件がそろっている場所であれば、どんな形でも大丈夫ですので、各家庭にあった方法で玉ねぎを吊る場所を確保してみてください。

雨の場合はそのままでも大丈夫?

結論から言いますと、雨が降っても玉ねぎを外に吊るしたままで大丈夫です。

ですが、直接雨がかからない場所に吊るしてある場合のみ、です。

豪雨や台風などで雨がベランダに入ってきて、玉ねぎもグシャグシャになってしまいそうな場合は、一旦室内に入れた方が良いかもしれません。

玉ねぎは乾燥している状態で保存するのが基本で、雨で濡れてしまっては、傷むのが早くなってしまいます。濡れた部分から腐ってしまって、虫が湧いてしまう…なんてことがないようにしましょうね!

多少の濡れで次の日にすぐ乾燥してしまえばいいのですが、状況に応じて必要ならば玉ねぎを室内に避難させ、また落ち着いたら外に吊るす方法をとると良いですね!

雨が降るたびに、わざわざ玉ねぎを室内に入れる必要はありませんが、雨で濡れてしまわない場所に保存するのを忘れないでくださいね。

玉ねぎを吊るす期間について

パパ

玉ねぎはどれぐらいの期間吊るしておいても大丈夫なのかな?

ママ

玉ねぎの保存期間は、保存環境や玉ねぎの状態に大きく影響されるよ。

玉ねぎを吊るす期間としては、数週間から数ヶ月の間にわたって保存することが可能です。

ただ、下の4つの条件はクリアした上での話です。

  • 風通しの良い場所
  • 湿度が低いこと
  • 適切な温度
  • 直接他の玉ねぎや表面に触れることがない

一つ注意点として、保存中は定期的に玉ねぎの状態を確認し、腐り始めていないか、またはカビが生えていないかチェックすることが重要です。

これによって、長く新鮮な状態を保つことができます。

適切な温度:一般的には4℃〜10℃
(多少温度が高くても、湿度が低く、直射日光が当たらない、風通しの良い場所であれば、玉ねぎはそれなりに長持ちしますので、あくまで目安だと考えてください)

吊るしていても虫は寄ってこない?

しっかりと乾燥している玉ねぎは、吊るしていても虫は寄ってきません

ただ少しでも表面に水分が残っていたり、傷んでしまった玉ねぎには虫が寄ってきてしまいます。

むしろ虫の住処となってしまいます…。想像しただけで恐ろしいですよね(T_T)

ですから、しっかりと表面を乾燥させて傷ませないためにも「風通しの良いところ」に保存するのが必須の条件です!

要注意な虫が…

その正体とは、『ゴキブリ』です!!

私の住む地域でゴキブリは出ないので知らなかったのですが、玉ねぎの保存方法を調べていると、注意する点にどうしても出てくるんですね。

彼の名前が!笑

ゴキブリ退治用のホウ酸団子に玉ねぎを使っているくらいなので、ゴキブリは玉ねぎの匂いが大好き。使いかけの玉ねぎを放置しようものなら、ゴキブリはすぐに寄ってきてしまいます。

台所に玉ねぎを保存している人の中には、そんな経験をされた方も多いのでは…?

そう考えると、玉ねぎを外に吊るす方法は、ゴキブリ対策にも効果的といえますね。

家の中で、虫やゴキブリが発生するのは、想像するだけでゾッとしてしまいます。玉ねぎは外に吊るして、虫対策しましょう!

玉ねぎを吊るす理由

そもそも、なぜ玉ねぎは吊るして保存するのが良いのでしょう?

玉ねぎを吊るす理由は、長期保存できるように乾燥させるためです。

収穫したての玉ねぎは水分量が多いので、水分を抜くために風通しの良い日陰に吊るします。

玉ねぎを箱や袋にまとめて入れてしまうと湿気がたまり、傷みを早めてしまう原因になってしまうのです。

田舎のお家や玉ねぎ農家さんが、軒先などに玉ねぎを吊るしているのには、ちゃんとした理由があったのです!

旦那の実家でも収穫時期が来ると、外の物干し竿に玉ねぎがずらっと並んでいます。
理由を聞くと、乾燥させているからだよ~と言っていました!

しっかり乾燥させてから室内の暗所に保存するそうです。

自宅で保存するときも、しっかりと乾燥させるように吊るして保存すると長期保存が出来るので助かりますね!

玉ねぎの最適な保存場所

玉ねぎを保存するのに最も重要なポイントは『風通しのいいところ、湿気がないところ』に保存すること。

お伝えしているように、軒下やベランダなどがベストです。

ただアパートやマンションだと、ベランダに吊るしておくのはちょっと…そもそもベランダがない!という方もいらっしゃいますよね。

そんな時は室内で保存することになりますが、その場合の最適な保存場所はどこなのでしょう?

  1. 新聞紙に包んでダンボール
  2. 冷蔵庫の野菜室

この2つの保存場所が最適といえます。

新聞紙にくるんで段ボールに入れる場合

ポイントは、新聞紙にくるんだ玉ねぎをぎちぎちに入れすぎないことです。

玉ねぎ同士がくっつきすぎてしまうと、風通しも悪くなり、早くに傷んでしまいます。

また、1個でも傷んだ玉ねぎがあったら、他の玉ねぎに移ってしまうので、すぐに取り除きましょう。

ただ、夏場は湿気と気温が高くなるので、腐りやすくなってしまいますので、この時期に限っては冷蔵庫の野菜室がベストです。

冷蔵庫の野菜室で保存する場合

注意点としては、リンゴと一緒に保存しないことです。

リンゴの出すエチレンガスが玉ねぎの発芽を進めてしまうので注意しましょう。

また、野菜室で保存するときも新聞紙で1つずつ包んで保存した方が傷みにくくなりますよ。

マンションに住んでいる方は、ベランダに玉ねぎを干すのをためらってしまう方もいらっしゃると思いますので、その場合は新聞紙にくるむ保存方法を実践してみてください。

面倒だからといって買ってきた袋のままでの保管は一番NGです!

袋に入れたままにすると湿気がこもり、すぐに傷み始めてしまいます。

ちょっと手間ではありますが、玉ねぎをより新鮮なまま長期保存する方法をぜひ試してみてくださいね♪

まとめ

ママ

今回は玉ねぎの保存方法で、「玉ねぎを吊るす」方法についてご紹介しました。

たまねぎの吊るし方は、5つのステップだけです。

  1. ネットを用意します
  2. 玉ねぎを1つ入れます
  3. 入れた玉ねぎの上でネットをひと結びします
  4. 次の玉ねぎを入れて結び…を繰り返します。(3~5個くらいが目安)
  5. 風通しがよく、日の当たらないところに吊るして完了

玉ねぎを吊るすときには、風通しがよく、日の当たらないところに吊るしましょう。

湿気は玉ねぎにとって大敵なので、しっかりと乾燥させるということが重要になります。

玉ねぎを吊るすことは難しい場合は、新聞紙に包んでダンボールに入れるか、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

どちらの場合も新聞紙を活用して新鮮な玉ねぎを長期保存できるように心がけましょう!

これで大量に玉ねぎを買ったり、もらった時は腐らせずに使い切ることが出来ますね。

玉ねぎを吊るして保存すると、長期保存が可能になり、虫が寄ってこないなどのメリットがたくさんなので、ぜひやってみてくださいね♪

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