年が明けてしばらくすると、多くのお店やコンビニでいちごの新商品や期間限定のスィーツが出回り始めます。期間限定!新商品!という言葉に弱い女性は私だけではないはず笑
いちごの商品は色合いや見た目も可愛くて、女性の方は特に手に取ってしまいがちではないでしょうか?
最近はコンビニスィーツが本格的で、とても美味しいですよね♪私は毎年、いちごの商品が出回る時期が待ち遠しくて仕方ないです♪
そのまま食べるだけでなく、デザートにしても美味しいいちごですが、どんな栄養や効能があるのかをご存知でしょうか?
なんとなく「ビタミンCがあってお肌にいい!」ということを知っている人は多いと思いますが、詳しく調べてみると他にもたくさん良いことがありました。
いちごは美容や健康ダイエットに効果的な果物だったのです!さらに妊婦さんにもオススメの理由も併せてご紹介します。
今回は、いちごの栄養と効能を詳しくご紹介しますので、女性必見です(^^)
いちごにどんな栄養と効能があるのか?
いちごにはあの小さな1粒に、美容や健康に良いとされる栄養素がたくさん入っています。
主ないちごの栄養素を、文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考にまとめてみました。
いちごは他の果物と比べても100gあたりのカロリーが34kcalと低くなっています。カロリーが低いのに栄養価が高いなんて、いちごは優秀ですね。
栄養素 | いちご(100gあたり) |
---|---|
カロリー(kcal) | 34 |
カリウム(mg) | 170 |
たんぱく質(g) | 0.9 |
マグネシウム(mg) | 13 |
ビタミンB1(mg) | 0.03 |
ビタミンB2(mg) | 0.02 |
ビタミンB6(mg) | 0.04 |
ビタミンC(mg) | 62 |
ビタミンE(mg) | 0.4 |
マグネシウム(mg) | 13 |
食物繊維(g) | 1.4 |
葉酸(μg) | 90 |
カリウム(mg) | 170 |
今回はいちごに多く含まれている、5つの栄養素をピックアップしてご紹介します。
- ビタミンC
- ペクチン
- カリウム
- ポリフェノール
- 葉酸
聞いたことのあるものも多いと思いますが、それぞれどんな効能・効果があるのかを次のところで見ていきましょう。
どんな効能や効果があるのか?を詳しくて見ていきます!
<ビタミンC>
- シミやシワ予防!美肌・美白に効果あり
- 風邪予防や免疫力を高める
- 抗酸化作用でストレスを和らげ、生活習慣病も予防できる
- 鉄の吸収を助け、コレステロール値も下げる
内面から綺麗に、健康にしてくれる効果があるのがビタミンCです。
美白や美肌に良いというのは、お肌をつくるコラーゲンの生成を促す効果があったり、シミの元であるメラニンを防ぐ効果もあるからなのです。女性にとても魅力的な効能ですよね!
ただ、ビタミンCと聞くと「レモン」を想像しませんか?でも実は、ビタミンCはレモンよりもいちごの方が多く含まれているのです!見た目やイメージからではわかりませんね(^_^;)
★こんな人におすすめ★
- いつまでも綺麗なお肌でいたい方
- 免疫力を高めたい方
- 日頃、ストレスを感じている方
- 貧血気味の方
<ペクチン>
- 腸内トラブルの改善
- 体の溜まった毒素や老廃物を出す効果あり
- ダイエットや美肌にも◎
- コレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑える効果あり
腸内環境を整え、デトックス効果があるのがペクチンです。
ペクチンは食物繊維で、便秘の改善に効果があり、腸内環境が整うとダイエットや美肌にも繋がるという良いこと尽くしです。
また腸は、「体の根っこ」とも言われ栄養を吸収する場所です。腸内環境を整えることで、栄養を無駄なく吸収できるので、疲労回復にもつながりますよ。
★こんな人におすすめ★
- 便秘・下痢などが気になる方
- 腸内環境を整え、ダイエットや美肌を目指す方
- コレステロール値・血糖値が気になる方
- 疲れを感じている方
<カリウム>
- むくみ解消に効果あり
- 高血圧や動脈硬化を予防する
- 利尿作用がある
- 筋肉の収縮を促す
カリウムはミネラルの1つで、摂りすぎた塩分を体外へ排出する作用があります。加工食品やインスタント食品などが好きな人は、積極的にカリウムを摂るようにしましょう。
またむくみは、体内の水分が汗や尿として上手く体外に出ず、細胞に溜まることでむくんでしまうのです。カリウムはむくみの解消にも効果があります。
ただ妊娠中、腎臓が弱い方や糖尿病の方は、カリウムの摂りすぎには注意が必要です。
★こんな人におすすめ★
- むくみがちな方
- 血圧が高めな方
- よく汗をかく方
- 加工食品やインスタント食品、ジャンクフードが好きな方
<ポリフェノール>
- 疲れ目解消や視力回復に効果的
- 体内の活性酸素を除去し、がん予防にもなる
- 生活習慣病や老化防止にも期待できる
- 美白効果あり
いちごには、アントシアニンやエラグ酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。
いちごの赤色は全てアントシアニンで、ブルーベリーなどのベリーに多く含まれているものです。いちごもベリーの1つですものね!
エラグ酸には強い抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的です。糖尿病やがん予防だけではなく、化粧品にも使われているので、美白効果にも期待できるのです。
★こんな人におすすめ★
- パソコンやスマートフォンをよく使い、目が疲れている方
- いつまでも若々しくいたい!と思っている方
- 美白になりたい方
<葉酸>
- 血液を促進し、貧血予防に効果あり
- 妊娠中、赤ちゃんの発育を助ける
- 授乳中、母乳が良質になり、出も良くなる
いちごの葉酸量は、果物の中でトップクラスになります。葉酸は普通の食事で不足することは少ないのですが、血液の成分である赤血球をつくる作用があるので、貧血予防効果があります。
また葉酸は、女性にとって大切な栄養で、妊娠前や妊娠中、更には出産して授乳中にも必要不可欠です。なぜ妊婦さんに必要な栄養素なのかは、次のところで詳しくお話ししますね。
★こんな人におすすめ★
- 貧血気味の方
- 妊娠中の方
- 授乳中の方
いちごの栄養は妊婦にどうなの?
待ちに待った妊娠!心から喜びを噛みしめたいのに、妊娠初期に多くの人を待ち受けている第一関門が「悪阻(つわり)」ですよね。
私自身、二人の子を出産しましたが、2回とも悪阻がひどく、食事はほとんど取れない毎日でした。
そんな辛い悪阻(つわり)の時や妊娠中におすすめの食材は、いちごです。
オススメの理由をまとめてみました!
<いちごが妊娠中におすすめの理由>
- 甘酸っぱい味が悪阻中にも食べやすい
- 妊婦さんが不足しがちなビタミンがたくさん入っている
- むくみ解消・便秘解消の効果がある
- 胎児にも必要な葉酸がたくさん入っている
いちごは妊婦さんにとって、とても嬉しい食べ物です♪私も妊娠初期はほぼいちご生活でした(^^)
妊娠前や妊娠初期は、至る所で「葉酸を取ることが大事」ということを目にしますよね?
それは、胎児の神経管閉鎖障害などの先天性リスクを低減する効果があり、赤ちゃんにとって葉酸は大事な栄養素なのです。
<妊婦さんは注意が必要>
- 糖度が高いので食べすぎると肥満の原因になり、妊娠血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まる
- 果物は身体が冷えやすい。妊婦さんに冷えは大敵!
- 農薬やトキマプラズマ菌などが付着している可能性があるので、しっかり洗ってから食べる!
産婦人科の先生にもよりますが、私の先生は「妊娠初期は栄養面より食べられるものを食べなさい」と仰っていました。
お母さんになる第一歩の試練である悪阻(つわり)はとても辛いですが、ぜひいちごを食べて乗り越えてくださいね♪
その時はしっかり洗って食べましょう(^^)
いちごの洗い方については「いちごは洗う必要があるのか?農家の人に聞いた答えが驚きだった!」をご覧ください。
いちごの食べすぎはよくない?
ここまでいちごの良いところを挙げてきましたが、どんなに身体によいものでも食べすぎはよくありません。
いちご狩りに行ったときは特に、元を取ろうと必死に食べすぎてはいませんか?私は、ついついお腹いっぱいになるまで食べてしまいます笑
ただ、いちごを食べすぎると、下痢や腹痛を引き起こす原因になります。また以前は大丈夫でも、アレルギー症状が急に発症することもあるそうです。
1日に食べる量は、8粒程度が目安です!
大きさにもよりますが、大粒なら6個、小粒なら10個、妊婦さんならプラス数個、と食べすぎない程度にしてくださいね!
まとめ
いちごの栄養素にはこのような効果・効能がありました!
- 美肌・美白に期待できる
- 風邪予防、免疫力を高める
- ストレス解消に効果あり
- むくみ解消、デトックス効果あり
- 視力の回復、貧血予防に効果あり
- 妊娠中・授乳中の栄養補給に最適
改めて詳しく知ると、いちごをより食べようという気持ちになりますよね!
女性には特に嬉しいメリットが盛りだくさんです。これで今まで以上に、いちごの虜になっちゃいます。
もちろん、いちごは身体にいい効果もたくさんあるので、男性にもおすすめですよ♪
食べすぎに注意は必要ですが、妊婦さんや女性だけではなく、多くの人がいちごを食べて、美味しく健康な生活を送っていただきたいです(*^_^*)
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