[st-kaiwa1] 家庭でストックしておくと便利で、お店で見かけるとついつい買ってしまうトマト缶。[/st-kaiwa1]
色々な料理に使えて、長期保存も可能なのにお手頃価格!主婦の強い味方ですよね♪
そんなトマト缶ですが、生のトマトと比べるとどのくらい栄養の差があるのかをご存知でしょうか?
私自身、トマト缶は生のトマトと比べて保存用となっているものだから、栄養も結構落ちてしまっているのでは?と疑問に思っていました。
ところが!調べてみると予想以上の結果に驚きました(^_^)!
今回はトマト缶の栄養や効能のすごさを、生のトマトやトマトジュースと比べてみました!
トマト缶をよく使う人も、あまり使ったことない人もこれを読んだらトマト缶が手放せなくなるかも!?笑
トマト缶にはどんな栄養素があるの?
まずはトマト缶の主な栄養素を見ていきましょう!
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- ビタミンA
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- リコピン
- 葉酸
- ビタミンC
- ナトリウム
- カリウム
- カルシウム
- 鉄
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ここで挙げた他にも、たくさんの栄養素が含まれています!
トマト缶の栄養素は、トマトの栄養素とほとんど同じですが、生のトマトよりも含有量が多くなっているものもあるのです。
さすが健康、美容、ダイエットに良いとされているトマトだけあって栄養は豊富ですね。
どうして生トマトよりトマト缶の方が栄養があるの?
[st-kaiwa1] 生トマトよりトマト缶の方が栄養がある理由は、トマトの種類が違うから![/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2] え、そうなの?[/st-kaiwa2]
スーパーで売られている普段生で食べているトマトは「ピンク系」と呼ばれ、食べやすいように皮が薄く、果肉も柔らかく、水分や甘みも多くなっています。
一方、トマト缶に使われているトマトは「赤系」と呼ばれるトマトで、加工用に栽培された缶詰め専用のトマトなんです。
トマト缶でも、ホールトマト缶には、サンマルツァーノ種という加工用トマトが使われてることが多く、このトマトは旨味が強く加熱すると甘みが出ます。
カットトマト缶にはラウンド型のトマトが使われており、トマト特有の酸味があるのが特徴です。
ホールトマト・カットトマトのどちらを使うかは、料理によって使い分けると良さそうですね♪
トマト缶のトマトは、たくさんの日光を浴び、たっぷりの栄養を含み、完熟した状態で収穫されて缶詰めになるので栄養価も高くなるというわけです。
トマト缶の塩分は?
トマト缶はメーカーによって100gあたり約0.1~1gの塩分が含まれているものが多いようです。
基本的に、添加物の入ったトマト缶には塩分が入っているので、塩分が気になる方は無添加のトマト缶を選ぶと良いですよ!
トマトジュースと表記されているものも、塩分が含まれているので注意してくださいね。
高血圧で塩分が気になる方、離乳食で使いたい方などは表記をよく確認してみてください(^^)
トマト缶の効能について
先ほど挙げたように、トマト缶にはたくさんの栄養素が含まれていました。
その中でも今回は、トマト缶に含まれている栄養素の中でも、注目したい5つの栄養素をピックアップしてご紹介します。
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- リコピン
- グルタミン酸
- カリウム
- 13オキソODA
- ビタミンC
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この5つの栄養素には、どのような効能があるのかを見ていきましょう☆
リコピン
トマト缶にはリコピンが豊富に含まれています。
<リコピンに期待できる効果>
- 美肌・美白に効果あり
- 生活習慣病の予防・改善
- 肥満を予防する
- 抗酸化作用がある
リコピンはビタミンEの約100倍、βカロテンの約2倍の抗酸化作用があるとも言われているのです。
抗酸化作用によって中性脂肪の抑制や血流を改善し、生活習慣病の予防にもつながります。
また肌の透明感を引き出す効果もあり、美肌にも効果ありです!特に女性はしっかりとリコピンを摂取したいですね♪
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*こんな人におすすめ*
- 美肌を目指している方
- ダイエットをしている方
- 不規則な生活になりがちな方
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グルタミン酸
グルタミン酸とはうまみ成分の1つで有名ですね。特に昆布が有名ですが、実はトマト缶にも含まれているのです!
<グルタミン酸に期待できる効果>
- 免疫力アップ
- 血圧を下げ、脂肪の蓄積を抑制する
- 美容効果あり
グルタミン酸には免疫力をあげたり、血圧を下げるなど健康に良いとされる効果が期待されます。
ですが過剰に摂取すると不眠などの症状が現れることもあるので注意が必要です。
ただ通常の食事で過剰摂取になることはほぼないので、サプリメントなどで補っている人は注意してくださいね!
逆に欠乏してしまうと、疲れがたまりやすくなってしまいますよ。
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*こんな人におすすめ*
- 疲れやすい方
- ダイエットをしている方
- 肌の調子が気になる方
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カリウム
カリウムはミネラルの1つで、摂りすぎた塩分を体外へ排出してくれる栄養素です。
<カリウムに期待できる効果>
- むくみ解消に効果あり
- 高血圧や動脈硬化を予防する
- 筋肉の収縮を促す
カリウムにはむくみ解消の効果があり、不足してしまうと体内の水分が汗や尿として上手く体外に出ず、細胞に溜まることで起こってしまうので、むくみやすい人はカリウムを積極的に摂りたいですね。
ただ、妊娠中の方・腎臓が弱い方・糖尿病の方は、カリウムの摂りすぎには注意が必要です。
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*こんな人におすすめ*
- むくみがちな方
- 血圧が高めな方
- よく汗をかく方
- 加工食品やインスタント食品、ジャンクフードが好きな方
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13オキソODA
今トマトの栄養素で注目されているのが、この13オキソODAです。
<13オキソODAに期待できる効果>
- 脂肪燃焼を促す
- 中性脂肪を減少させる効果あり
トマトに含まれる13オキソODAが、血中の余分な脂肪を燃焼しやすくし、内臓脂肪をつきにくくしてくれる、と言われています。
この13オキソODAが脂肪代謝異常を改善するということは、2012年に京都大学で発表されたもので比較的新しい研究データになります!
また、摂取するときはトマトジュースにするなど、トマトの細胞を粉砕すると吸収力が高まり、より効果が期待できるそうです!
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*こんな人におすすめ*
- ダイエットをしている方
- メタボが気になる方
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ビタミンC
最後に、おなじみのビタミンCです。
<ビタミンCに期待できる効果>
- 風邪予防や免疫力を高める
- 老化を防ぐ、アンチエイジング効果がある
- 美肌や美白、肌荒れ予防に効果あり
- ストレス対策にも効果あり
ビタミンCには、強い抗酸化作用があり、老化の原因である活性酸素を除去してくれます。
他にもタンパク質からコラーゲンを合成する働きがあるので、内面から綺麗になったり、ウィルスを除去する白血球の働きを強化する効果もありますよ。
ビタミンCは、日々の身体作りに欠かせない栄養素の1つです。
加熱処理されているトマト缶だと、ビタミンCが消えてしまっているのでは?と思いがちです。
実は、生で食べるトマトよりも加工用のトマトの方がビタミンCの含有量が多く、加熱処理しても減ってしまう量はほんのわずかなので心配しなくて大丈夫です☆
生のトマトを食べるよりもトマト缶の方が約2倍ビタミンCが含まれていますよ!
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*こんな人におすすめ*
- 美肌、美白を目指している方
- 免疫力を高めたい方
- 日頃、ストレスを感じている方
- たばこを吸う方
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トマトには健康に良いとされるものやダイエット、女性に嬉しい効果がたくさんありましたね!
こんなにもたくさん良いところがあるのに、“トマト缶は危険”という話を聞いたことはありませんか?
実際のところはどうなのか、販売会社に問い合わせてみましたので、併せてご覧ください。
https://goodlife-info.net/influence-of-tomato-can/
トマト缶・生トマト・トマトジュースの栄養を比較!
実際、トマト缶・生のトマト・トマトジュースではどのくらい栄養に差があるのでしょうか?
代表的ないくつかの栄養素で比べていきましょう!
(100gあたり) | トマト缶 | 生トマト | トマトジュース |
---|---|---|---|
ビタミンC | 10 | 15 | 6 |
カリウム | 240 | 210 | 260 |
鉄分 | 0.4 | 0.2 | 0.3 |
βカロテン | 570 | 540 | 310 |
カルシウム | 9 | 7 | 6 |
葉酸 | 21 | 22 | 17 |
ビタミンK | 7 | 4 | 2 |
※日本食品標準成分表2015年版(七訂) 参照
トマト缶はホールトマトの食塩無添加のもの、トマトジュースは食塩無添加のもので比べています。
トマト缶のメーカーなどにもよって前後しますが、生のトマトより勝っているものが多くありました。
100gでの含有量なので生のトマトをそのまま食べるよりも、トマト缶を使った料理で摂取した方がたくさんの量を食べられるかもしれませんね!
まとめ
[st-kaiwa1] 今回はトマト缶の栄養や効能のすごさについて調べてみました。[/st-kaiwa1]
[st-midasibox-intitle title=”まとめ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- トマト缶にはリコピン、グルタミン酸、13オキソODA、カリウム、ビタミンCなどの栄養素が含まれている。
- 美肌効果、ダイエット効果、生活習慣病の予防・改善を期待できる。
- 生のトマトよりもトマト缶の方に多く含まれている栄養素も多い。
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生のトマトよりもトマト缶の方が、栄養が多く含まれているのには驚きました!
使われているトマト自体が別の種類だったというのを知って納得です(^^)
日々何気なく使っていたトマト缶ですが、こんなにも栄養価が高いとわかったのでさらに使う頻度が上がりそうです笑
みなさんもトマト缶と生のトマト、さらにはトマト缶の種類を上手く使い分けて美味しい料理を作って下さいね♪
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