夏になると、無性にそうめん食べたくなるよね。
パパは、そうめん独特のぬめりが気になるな〜。
夏になると無性に食べたくなるそうめんですが、気になるのがあの独特なぬめりですよね。
この記事では、そうめんのぬめりの原因から、カンタンなぬめりの取り方をご紹介していきます。
また、そうめんを茹でる際の水の温度や茹で時間の最適値、冷やし方まで、下処理のコツを伝授。
ぜひ最後までチェックしてください。
そうめんのぬめりの取り方について
そうめんのぬめりは、美味しさを損なう原因になりがちです。
では、このぬめりは一体どこから来るのでしょうか?そして、どのようにして取り除くことができるのでしょうか?
自然な材料を使った方法も含め、詳しく見ていきましょう。
そうめんにぬめりが生じる原因
そうめんにぬめりが生じる主な原因は、小麦粉に含まれるタンパク質とデンプンが水と反応して形成されることです。
この化学反応は特に茹でた際に起こりやすく、麺の表面に粘り気がでます。
さらに、茹でる過程でそうめん同士が擦れ合うことにより、表面がさらに傷つき、ぬめりが強くなることも。
このぬめりは、そうめんの風味を損なうだけでなく、食感にも影響します。
だからこそ、美味しくそうめんを楽しむためには、ぬめりを上手に取り除くことが重要!
そうめんのぬめりの取り方
そうめんのぬめりの取り方は、茹でた後に冷水ですすぐこと!
冷水でしっかりとすすぐことにより、表面のぬめりを取り除くことができます。
また、この時にそうめん同士がくっつかないよう、手でそっとかき混ぜながらすすぐことがポイントになります。
この工程を丁寧に行うことで、ぬめりを取り除き、そうめん本来の風味と食感を楽しむことができます。
自然な材料を使用したぬめりの取り方
自然な材料を使ったぬめりの取り方としては、酢を少量加える方法があります。
茹でた後の冷水に酢を少量加え、そうめんをすすぐことで、酢の酸性がそうめんの表面のタンパク質と反応し、ぬめりを中和させる効果が期待できます。
この方法は、ぬめりを取り除きつつ、そうめんにさっぱりとした味わいを加えることもできるため、暑い夏場には特にオススメ。
ただし、酢の量は少量に留めることが重要です。
そうめんを美味しく食べるために気をつけるポイント
そうめんを美味しく食べるためには、気をつけるポイントがあります。
ここでは、美味しさを引き出すコツを紹介します。
- 水の量
- 水の温度
- 茹でる時間
- 茹でた後に氷水で洗う
水の量
100gに1リットルのお湯が目安です。
たくさんの水で茹でることが、とにかく大事です。!
そうめんをたくさんの水で茹でた方良い理由(気になる人向け)
- 均一な加熱:たくさんの水を使うことで、そうめんが均一に加熱されます。そうめんがくっついたり、不均一な茹で加減になったりすることがなくなります。
- 過度な粘りを防ぐ:たくさんの水を使うと、そうめんが茹で汁中で自由に移動し、余分なでんぷんや粘りを水に溶かして排出します。これにより、そうめんが過度に粘り付かず、ふっくらとした食感を保ちます。
- 水温の急激な低下を防ぐ:たくさんの水を使用することで、そうめんを入れても水温が急激に下がりにくくなります。これにより、茹で時間が安定し、一貫した食感を得ることができます。
水の温度
そうめんを茹でる際は、十分に沸騰したお湯を使用することが重要です。
沸騰したお湯にそうめんを入れることで、急速に加熱し、そうめんが均一に茹で上がります。
茹で時間
そうめんの袋に記載されてい時間を守ること!
茹で時間はそうめんの太さや好みの硬さによって調整することができますが、一般的には、約2分から3分が目安です。
茹で上がりの食感を確認しながら、自分好みに調節してください。
茹でた後に氷水で洗う
そうめんを茹でた後、氷水に入れて瞬間的に冷却する方法が効果的です。
氷水で急激に冷やすことで、そうめんの表面に残るデンプンのぬめりを落としやすくします。
茹でた後のそうめんを氷水で洗った方が良い理由(気になる人向け)
- 過熱を防ぐ:氷水にそうめんを入れることで急激に冷やし、過熱を防ぎます。そうめんは熱を帯びたままだと柔らかくなりすぎたり、粘りが増したりすることがありますが、氷水で急激に冷やすことで、これを防ぎます。
- 食感を保つ:急速な冷却により、そうめんの食感がふっくらとしたものになります。適切な食感を得るために、茹でたそうめんを氷水で洗い流します。
- 表面の洗浄:氷水にそうめんを入れて洗うことで、表面の余分なでんぷんや汚れが洗い流されます。これにより、そうめんがよりさっぱりとした食感になります。
そうめんの保存方法について
夏以外でもそうめんって食べられるのかな?
そうめんは適切に保存しておくことで、一年中美味しく楽しむことができるよ。
そうめんの保存方法にはいくつかポイントがあり、それを守ることで、いつでも美味しいそうめんを食べられます。
保存期間や方法によって、そうめんの風味や食感が大きく変わることがあるため、正しい知識を持つことが重要です。
保存期間
そうめんの保存期間(賞味期限)は、下記の通りです。
未開封 | 約2年 ※揖保乃糸は3年6ヶ月 |
開封済み | 約1ヶ月 |
しかし、これはあくまで目安です。
開封後は、湿気や虫が入らないようにしっかりと封をして、できるだけ早く食べきりましょう。
そうめんを開封した後は、密閉容器や密封できる袋に入れて冷暗所での保存が大事。
保存方法の注意点
そうめんの保存に大事なこと。
- 直射日光があたらないこと
- 通気性のよいところ
- 香りの強いものと一緒に保存しないこと
床下収納や押入はNGです。
湿気がこもりやすいところや室温が高いところは、カビや虫がつきやすくなるからです。
そうめんを保存するのに最適な場所は、冷蔵庫です!
そうめんは吸湿性が高いため、空気と触れないように保管しましょう。
そうめんに関するよくある質問
そうめんに関するよくある質問をご紹介します。
そうめんのぬめりは健康に害はあるのか?
そうめんのぬめり自体は、健康に害を与えるものではありません。
実際、ぬめり成分の多くは食物繊維やミネラルを含んでおり、体に良い影響を与えることもあります。
しかし、見た目や食感に好ましくないと感じる人も多いため、取り除きたいと考えることが一般的です。
そうめんの香りは何ですか?
そうめん特有の香りは、食用植物油の香りです。
揖保乃糸のような手延べの製法で作られていると、食用植物油の香りを感じることがあります。
気になるからは、茹でた後によくもみ洗いすると無くなります。
昔ながらの手延べの製法というのは、何度も何度もヨリをかけて引きのばし、 熟成させては引きのばすという工程を繰り返して細い細い1本の白い麺にしていくんだよ。
引用元:揖保乃糸
そのときに、麺と麺がくっつかないようにしたり、麺生地の乾燥を防ぐために、少量の食用植物油を塗布するんじゃ、そうめんをゆでたあと、よくもみ洗いすればほとんどの場合、香りはなくなるよ。
そうめんのカロリーはどれぐらい?
そうめんのカロリーは、主にそうめんの量や使用された原料によって異なります。
一般的に、茹でたそうめん100gあたりのカロリーは約150〜200kcal程度。
そうめんのぬめりを取りつつ、美味しく楽しむためのすべて
そうめんの美味しさを最大限に引き出すには、ぬめりの管理が欠かせません。
この記事ではぬめりの原因から、自宅で簡単に実践できるぬめり取りの方法、さらにぬめりを防ぐための茹で方や保存方法までを詳しく解説しました。
ぬめりはそうめん本来の味を損ねるだけでなく、食感にも影響を及ぼしますが、適切な下処理と保存を心がけることで、ぬめりをカンタンに抑えることが可能です。
この情報を参考に、家族や友人と美味しいそうめんを堪能してください。
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