食べ物の雑学

ベーキングパウダーが苦いと感じる理由!対処する方法はカンタン!

お菓子つくりが趣味の方にとっては、お馴染みの「ベーキングパウダー」

ふんわり甘く仕上がっているはずのお菓子を、待ちきれずにつまみ食い…ではなく試食してみて、

「苦い!?」

という、文字通り「苦い」ご経験もあるのではないでしょうか。

ベーキングパウダーを使ったお菓子が苦いと感じられる理由は何なのか、そしてこれを防ぐ方法は?

今回は、ベーキングパウダーが苦いと感じる理由について調べてみました!

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ベーキングパウダーが苦いと感じる理由

ベーキングパウダーが苦いと感じる理由は、ベーキングパウダーの原料に重曹が含まれているからです。

重曹自体もお菓子を膨らませるのに使われることがありますが、その働きは、重曹に水を加えて加熱することによりガスが発生することによるものです。

この時、副産物として作られる「炭酸ナトリウム」が苦味の原因です。

ベーキングパウダーに含まれる重曹の量は、純粋な重曹に比べてかなり少なく調節してあります。
そのため、通常量の使用では苦味を感じるレベルの炭酸ナトリウムが発生するとは考えられません。

つまり、「ベーキングパウダーを使ったお菓子」が苦いとしたら、使用したベーキングパウダーの量がよほど多かったと考えていいでしょう。

ベーキングパウダーとは

さて、そもそもベーキングパウダーとはどのような物質かと言うと…

  1. 重曹
  2. 酸性剤:重曹が炭酸ガスを出すのをサポートする物質
  3. デンプン:ガスが発生する化学反応の進行を緩和するための物質

参考URL:日清製粉グループ

を混ぜ合わせたものです。

ベーキングパウダーの仕組み、初めて知りました。

重曹だけだと、ある意味、ガスの発生が「コントロール不能」になってしまうところ、「酸性剤」と「デンプン」によって、発生するガスの量とタイミングを調整しているのですね!

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苦味を出さないようにする方法

さて、ベーキングパウダーを使ったお菓子が苦くならないようにするには、2つの方法が考えられます。

  1. きちんと計量する
  2. 別の方法で膨らませる

それでは、1つずつ詳細を見てみましょう!

きちんと計量する

ベーキングパウダーに限らず、料理を作るときに材料の正確な計量が大切なことは言うまでもありません。

しかし、ベーキングパウダーは、もしかすると、お菓子の材料の中でも特に厳しく計量が必要な、ある意味融通の利かない材料と言ってもいいのかもしれません。

作りたいお菓子のレシピを見て、ベーキングパウダーの量は小さじでどのくらい等と書いてある場合は、これを厳密に守ることがまず基本です。

レシピ通りでも多い場合さえあるかもしれません。

まずは厳密に計って作ってみて、それでも苦い場合は、レシピより少し少なめに調節して作ってみましょう。

別の方法で膨らませる

ベーキングパウダーだけがお菓子を膨らませる方法ではありません。作りたいお菓子によって、代わりに使えるものがあります。

それはズバリ、「卵」!つまり、卵白を泡立てたメレンゲを使うという手があります。

こちらにそのレシピ例がありますので、参考にしてみて下さい。

<簡単☆BPなし!ふくらむシフォンケーキ>

【材料】
  • 卵黄 3個分
  • 卵白 4個分
  • 薄力粉 90g
  • グラニュー糖 65g〜80g
  • 水 50ml
  • バニラエッセンス 2〜3振り
  • サラダ油 40ml

【作り方】

  1. 卵黄に砂糖を加えハンドミキサーで3分攪拌する。
  2. 白っぽくなったらサラダ油を加える。
  3. さらに水とバニラエッセンスを加える。
  4. 小麦粉を加えたら、ハンドミキサーで1分攪拌する。
  5. 別のボウルに卵白に砂糖を加え、メレンゲをつくる。
  6. ④と⑤を混ぜ合わせ、型に流しいれる。
  7. 170℃のオーブンで35分焼く。

「シフォンケーキ」というところが、チャレンジャーだなぁと感動しました。

パンケーキ、パウンドケーキ、色々考えられる中で、シフォンケーキという最もふんわり感が大切なお菓子を、ベーキングパウダー抜きで作ってしまうレシピ考案者さんに脱帽です。

これなら、ベーキングパウダーの苦みとは無縁ですよね。

重曹で代用できるのか?

ベーキングパウダーも重曹も、ガスの力でお菓子を膨らませるという原理は同じなので、代用は可能です。

ベーキングパウダーの成分として重曹が含まれるのなら、重曹でベーキングパウダーの代用が可能では?と思いますよね。正解です(^_^)

ただ、どんなお菓子でも代用可能とは考えない方が良いでしょう。

シフォンケーキなど、軽い焼き上がりが大切なお菓子には不向きと言えます。

反対に、焼き色を濃い目につけたい場合や、サクッとした歯触りが欲しい場合は、重曹での代用に向いていると言えます。

例えば、クッキーやどら焼きなどですね。

重曹どら焼き、どんな食感なのか、食べてみたいです!

ベーキングパウダーを重曹で代用する場合、使用量に注意が必要です。

ベーキングパウダーに含まれる重曹の量は、純粋な重曹の1/5程度。

そのため、重曹を代わりに使う場合は、レシピに記載のあるベーキングパウダーの量よりも相当少ない量を使う必要があるでしょう。

どの程度減らすべきかはレシピによって違うため、実際にやってみて調節するしかありません。

 

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まとめ

今回は、ベーキングパウダーが苦いと感じる理由について調べてみました。

ベーキングパウダーが苦い!のまとめ

  • ベーキングパウダーの成分の一つ、重曹から出る炭酸ナトリウムが苦味の原因。
  • 通常の使用量では苦味は出ないはずなので、ベーキングパウダーの入れすぎが原因。
  • ベーキングパウダーの苦味は、きちんと計量すること、卵など他のもので代用することにより防ぐことができる。

加えて、重曹をベーキングパウダーの代わりに使う場合についても考えてみました!

ベーキングパウダーも重曹も使わずに作るお菓子のレシピ例、調べてみると驚くほど沢山ありました。

今回、「苦味」という観点から考察しましたが、人によっては「薬臭い」のが苦手という場合もあるようです。

それでこんなに沢山ベーキングパウダーなしのレシピが出回っているのかもしれません。

興味のある方は、是非試してみて下さい!

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