食べ物の雑学

あさりが腐るとどうなる?見分け方には3つのポイントがある!

夏休み間近、家族で潮干狩りに行くという方も多いのではないでしょうか。

貝類、おいしいですよね。あっさりとしていて、海産物特有の風味があって。

しかし、貝類を食べる時に忘れてはならないのが、「食中毒の危険性」!暑い時期は特に、鮮度に十分注意する必要があります。

貝類の中でもポピュラーな「あさり」

あさりは、腐るとどんな状態になるのでしょうか?フレッシュなうちに食べたければ、どのくらいの期間、どんな風に保存するべきなのか?

今回は、「あさりが腐るとどうなるか」について調べてみました!

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あさりが腐るとどうなるの?

あさりが腐っているかどうかは、調理中の色々な段階でチェックできます。

  1. 砂抜き中にチェック!
  2. 臭いチェック!
  3. 加熱後にチェック!

1つずつ詳細を見てみましょう!

砂抜き中にチェック!

加熱前の、砂抜き中のあさりを観察してみましょう。

  1. 殻を閉じたまま
  2. 管を出さない
  3. 殻は開いても、中身がとろりとして溶けたようになっている
  4. 砂抜きした水が白濁している

①②③のような状態のあさりがあれば、それは腐りかけと判断できます。

③の水が白く濁るのも、腐ったあさりが混じっているためにおこる現象です。

濁りの原因になっている腐ったあさりを見つけて取り除き、その後、水を入れ替えて砂抜きを続行してください。

臭いでチェック!

あさりが腐っているかどうか判断するのに、一番分かりやすいのが臭いかもしれません。

実際にどんな臭いがするのか、経験者の意見をまとめると…

  • ドブ川臭
  • 硫黄臭
  • 磯臭い

などで、いずれにしてもかなり強烈な臭いだそうです。

砂抜きの際にあさりの様子を確認するのを忘れた場合でも、臭いならすぐに気づくことができますね。

見た目は普通に見えるあさりでも、変な臭いがしたらり除いて捨てましょう

加熱後にチェック!

これは、傷んだあさりの見分け方として一番よく知られたものかもしれません。

  • 加熱しても口が開かない

私自身、「口を開かないあさり」には何度か遭遇しています。

砂抜きで水が濁るとか、もっと悪いことに強烈な腐敗臭などは未だに経験がありません。

あさりが腐る原因としては、保存の仕方に問題があると考えられます。

そもそもあさりはどのくらい日持ちするものなのでしょうか?

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あさりの日持ちはどれぐらい?

お店で購入したあさりの場合は、パッケージに記載されている消費期限に従うのが大原則です。

潮干狩りで採ってきた場合は、もってせいぜい1~2日が限度でしょう。

あさりの保存適温は10~15℃くらい。夏場の常温保存は危険なので、冷暗所にて塩抜き後、食べる直前まで冷蔵保存が基本です。

大量に収穫して1~2日では食べきれない場合は、砂抜き後に冷凍保存がおすすめです。

冷凍の場合は1か月程度をめどに使い切りましょう。

殻が割れているあさりは大丈夫?

結論からいいますと、殻が割れていても異臭がしなければ大丈夫です。

なぜ殻が割れたあさりが見られるのかというと、産卵が近いあさりは殻が普段よりも薄くなるそうなんです。タイミング悪くそんなときに何かにぶつかったりすると、殻が割れてしまうんですね。

殻が割れているだけで、他の「あさりが腐っているときの特徴」が何もなければ、中身は大丈夫です!

あさりの食中毒は危険!?

魚介類を食べる時、常に気をつけなければならないのが食中毒。こわいですよね。

あさりについては、2種類の危険があります。

  1. 貝毒の危険
  2. ノロウィルスの危険

それぞれ、きちんと理解して、対策を取りたいですね。

貝毒の危険

「貝毒」という貝類特有の毒素についてご存知でしたか?

貝毒とは、貝が海水中の有毒プランクトンを捕食し、体内に毒素を貯め込むことにより発生します。ー貝毒による食中毒の防止と発生時期

参考:RC食品環境衛生研究所のサイト

上記サイトでは「貝毒」についてさらに詳しく説明されています。

まとめると、

  1. 貝毒は症状により「下痢性」「麻痺性」「神経性」「記憶喪失性」などがあり、日本では「下痢性」「麻痺性」が確認されている。
  2. 「下痢性貝毒」の症状は、食べた後30分~4時間で下痢、吐気、嘔吐、腰痛などを発症し、3日以内に回復。後遺症や死亡例なし。
  3. 「麻痺性貝毒」の症状は、フグ毒に似ており、食べて30分程で口唇、舌のしびれ、顔面・手足・全身に麻痺が広がる。呼吸麻痺から死亡する場合もあり。軽度の場合は24~48時間で回復。
  4. 貝毒は加熱しても毒性が消えない
  5. 最も発生すると考えられているのが4月・5月

非常に重要なポイントは、④「貝毒は加熱しても毒性が消えない」ということ!

貝毒を有する貝は、調理時に十分に熱を通したとしても食中毒を引き起こしてしまうんですね。

どう対策したら良いのでしょう?

<貝毒への対策>

貝毒の危険性を考慮に入れ、行政機関が貝毒の原因のプランクトン発生量の監視・貝毒量の検査を行い、問題があれば公表する仕組みがあります。

潮干狩りに出かける予定がある方は、目的地周辺の漁協に問い合わせてみる、テレビ、新聞などの情報をチェックするようにして下さい。

この仕組みについては知りませんでした。危険な場所を選ばない・時期を見るなどの対策が取れますね。

ノロウイルスの危険

また、あさりに関してはもう一つ、ウイルスによる食中毒も気をつける必要があります。

そのウイルスとは、「ノロウイルス」です。

人から人への集団感染などが話題になるノロウィルスですが、農林水産省によれば

カキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べた場合や、ウイルスに汚染(おせん)された水道水や井戸水などを飲んで感染することもあります。―食中毒の原因と種類

食品から人への感染もあるのですね。

<ノロウィルスへの対策>

ノロウイルスは熱に弱いため、あさりは十分に加熱調理して食べることが食中毒予防に有効です。

こちらは貝毒と違って、加熱すれば大丈夫とのこと。

ちょっと、安心しました(^_^)

 

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まとめ

今回は、「あさりが腐るとどうなるのか」について調べてみました。

腐ったあさりは、

  1. 砂抜き中に、殻が閉じている・管を出さない・溶けている、水が濁る
  2. 強烈な臭いがする
  3. 加熱後も口が開かない

で判断でき、この中で、一番分かりやすいのは強烈な「臭い」ということでした。腐ったあさりを見つけたら、食べずに捨てましょう!

また、あさりによる食中毒として、貝毒とノロウィルスによるものがありました。

  1. 貝毒は加熱しても毒性が消えないため「口に入れない」が基本。行政による発表をチェックする。
  2. ノロウイルスは熱に弱いので、調理時にしっかり熱を通す。

という対策方法をおすすめします。

私は、実はシーフードパスタで食中毒の経験があります。ランチでいただいて、帰宅後の夕方に発症し、最終的には病院で点滴を受ける羽目になりました。

みなさんも貝毒と食中毒には十分気をつけて下さいね!

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