煮物にするとホクホク感がたまらず、豚汁にして少しぬめりを感じながら食べるのも美味の里芋。美味しさはピカイチなんですが、皮をむく時にいつもかゆくなってしまうんですよね、、、
このツイートのように、里芋のかゆみに悩んでいる人は多いんですよ!!
里芋洗いをうっかり素手でしたら、かゆい…
かゆい。。。— 20170128(nodoka) (@RjMfKFwDVVV5tSS) 2017年11月29日
この手がかゆくなるのが、里芋を料理するときにホントにやっかいです(>_<)
時には、かゆみを通り越して痛みを感じることもあります。でも、食いしん坊の私はどうしても里芋が食べたい・・・。
ということで、里芋で手がかゆいのを治す方法を試してみて、オススメできる方法をご紹介します。かゆみを抑える方法には色々ありますが、実践しやすい方法を選んでくださいね。
併せて、手がかゆくなる原因や、手がかゆくならない皮をむく方法についてもご紹介します。次からは、里芋の皮むきも怖くありませんよ(^ー^)
手がかゆいのを治す方法は?
「手がかゆくなる原因」については後ほどお伝えしますが、原因となる物質を効率良く取り除くことで、手がかゆいのを治すことができます。
まず一般的に水で手を洗う方が多いと思いますが、これではなかなか痒みはとれません。自宅にあるものを使って、すごく簡単で効果が高いので、この2つのやり方をまずは試してみてください(^ー^)
私はこれで、かなりのかゆみが抑えられましたよ!!
- 塩で手を洗う
- 酢を手につけて洗う
塩で使う方法
料理をする家庭なら、間違いなくある塩を使います!
手にたっぷりの塩をつけて、ゴシゴシこするようにします。驚くことにこれだけで少しずつですが、かゆみがおさまっていきます。
非常に簡単ですが、私は結構効きました!!
酢を使う方法
手に直接、酢をかけて手をこすります。その後、水で洗い流します。バシャバシャやってるとかなりの酢を使ってしまいましたw
レモンを手につけてやるのも効果があるようですが、常に自宅にレモン置いてる家庭もないと思うので、ぜひ酢で試してみてください^^
色々調べる中で、かゆみ止め薬をつけるという方法もあるようですが、気休め程度にしか効かないと言ってる方がいました。
使用する場合は、抗ヒスタミンやステロイド入りの軟膏やローションを選ぶといいそうです。
それでも、どうしても治らない場合は、次のところでご紹介する方法を試してみてください!
塩や酢を使う以外の方法
塩や酢で試してみても、なかなか痒みが治まらないこともあるようで、これは体質などにもよるみたいです。人によっては、30分以上かゆみが続いたり、かゆみがきつくなることもあるそうです。
そうなると、苦痛以外の何物でもありませんから、以下の方法も試してみてください。
- 冷水や氷水に手を浸す
- 洗剤で手を洗う
- ハーブの一種であるレモンバームの葉っぱをもんで、汁を手につける
そもそも、どうして里芋の皮を剥いていると手が痒くなるのでしょうか?次のところで、解説していきますね(^^)
手がかゆくなる理由は?
里芋で手がかゆくなる原因は、里芋に含まれるシュウ酸カルシウムという成分にあります。アレルギー反応と思われるかもしれませんが、アレルギー反応であることはほとんどありません。
シュウ酸カルシウムは、細かい針のような結晶の集まりです。里芋の調理をする時にトゲのような結晶が破壊されてバラバラになると、皮膚に刺さり、かゆくなるのです。
この針のような結晶を取り除くことが、かゆみを抑えるポイントです!
このシュウ酸カルシウムは酸・熱に弱いという特徴があります。
<シュウ酸カルシウムの性質>
- 酸のものに触れると溶けてしまう性質
- 熱が加わると分解される性質
こうした性質を見ると、かゆみを抑える為に、酸である酢(酢酸)やレモンを利用するというのは理にかなった方法だと言えますよね。
ちなみに、塩の場合はそのスクラブ効果で直接的に結晶を除去してくれるのでしょう。
なお、こうした特徴を押さえておくと、かゆくなった後だけでなく、皮をむく際のかゆくなる前の予防もできます!
事前にちょっとした工夫をするだけで、里芋のかゆみとおさらばできる!そんな方法をここからは見ていきましょう♪
手がかゆくならずに皮をむく方法とは?
手がかゆくならずに皮をむく方法は、手がかゆくなる理由でもお伝えしたように里芋に含まれる「シュウ酸カルシウム」の性質を利用します。
ポイントは酸・熱ですよ!
- 酸 → 酢・レモン
- 熱 → お湯
と考えてみると、分かりやすいでしょう。
ここから、詳しく説明していきますね(^^)
酸を利用する方法
先程お伝えしたように痒みの原因であるシュウ酸カルシウムは酸に触れると溶けてしまう性質がありますので、これをうまく利用します^^
手を酢水やレモン汁につけてから、或いは随時つけながら皮をむきます。そうすることで、うまくシュウ酸カルシウムが溶けてくれるので、痒くならずに済みます!
画像のようなボウルに、水と酢を混ぜてから、里芋を、直接酢水につけてから調理するのも効果的です。
熱を利用する方法
こちらもイメージしやすいと思いますが、シュウ酸カルシウムを熱で分解する方法です!
この方法は、以下の手順でおこないます。
【鍋で茹でる場合】
①鍋に皮つきの里芋と、里芋が浸かるくらいの水を入れます。
↓
②5分くらい茹でたら、すぐ水で冷やします。
↓
③あとは、皮をむくだけです♪
【電子レンジを使う場合】
①耐熱ボウルに皮つきの里芋と、それが浸かるくらいのお湯を入れます。
↓
②軽くラップをかけ、7分電子レンジで加熱します。
↓
③上下を切ってから、つまようじで皮と実の間を刺してぐるっと切り離すようにします。つるりと皮がむけますが、熱いのでやけどには充分注意してくださいね!
その他にも、かゆくならない方法がありますので、ご紹介します。
冷凍してから皮をむく
里芋を冷凍庫で凍らせた後、水をかけます。里芋が少し溶けてきたくらいで、皮をグッと押すようにすると、皮がつるりとむけます。
この方法だと、小さいサイズの里芋では難しいのが難点ですが、大きめや中くらいのサイズの里芋ならやりやすいです。
手袋を使う
ゴボウとかの皮がむけるという、表面に突起がついた手袋を使っても、里芋の皮がむけます。ただし、カビが発生しやすいので、使ったら洗ってよく乾かしてくださいね。
里芋を直接手でさわると手がかゆくなるのですから、里芋に触らないという方法もあります。
まとめ
里芋で手がかゆいのを治す方法は、下記の2つがすごく有効です!
- 塩で手を洗う
- 酢やレモンを手につけて洗う
効果が高い方法なので、ぜひぜひ試してみてください(^ー^)
周りの友達の中には、このかゆみが原因で里芋料理作るのがあんまり好きじゃないと言ってる人もいたけど、私はこれでかゆみとおさらばしましたよ〜♪
夏の終わりから秋になると、里芋はスーパーで見る機会が多くなりますので、かゆみなんて気にせずホクホクした里芋料理を楽しんでくださいね(^^)
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