[st-kaiwa1] 玉ねぎは、血液をサラサラにしたり、ダイエットに効果があるなど、その健康効果がテレビでもよく紹介される野菜ですよね。[/st-kaiwa1]
そんな玉ねぎは、注目されるだけあって、他にも多くの効果・効能があるのです。
毎日の食卓にもよく登場する玉ねぎ。
身近な野菜で、あって当たり前になっている野菜だからこそ、詳しい成分を知りたいと思ったことはありませんか?(^^)
今回は、玉ねぎにはどんな成分が含まれているのかを詳しくご紹介します!
成分を知った上で、あらためて玉ねぎの凄さを一緒に実感していきましょう。
玉ねぎの栄養成分について
玉ねぎにはたくさんの栄養成分が含まれていますが、今回は、他の野菜と比べても特出しているものを3つピックアップして紹介していきますね。
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- ケルセチン
- テストステロン
- 硫化アリル(=アリシン)
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聞いたことがあるというものはありましたか?
私は聞いたことあるような、ないような…どんなものなのかはハッキリわかりませんでした。
それぞれどんな効果があるのかを見ていきましょう!
ケルセチン
ケルセチンは、ポリフェノールの一種。
ポリフェノールと言えばブルーベリーやブドウ、赤ワインなどを想像しますが、健康に良い成分として有名ですよね!
いろいろな野菜や果物に含まれているケルセチンですが、代表的なものが玉ねぎになります。強い抗酸化作用があるとされています。
【ケルセチンの特徴】
- 玉ねぎの外皮(茶色い部分)に多く含まれている
- 油と一緒に摂るとより吸収力が高まる
【ケルセチンの主な効果】
- がん予防
- 血流の改善
- 悪玉コレステロールを減らす
- 便秘解消
- 関節痛の緩和
- 動脈硬化の予防
- むくみや冷え性の改善
- 体脂肪の減少(ダイエット)に役立つ
- アレルギー体質の緩和
【こんな人におすすめ】
- 健康に気を付けている方
- 年配の方
最近注目されてきている成分で、サプリメントなどでも売られていますよ(^^)
玉ねぎの皮はいつも捨てている人が多いと思いますが、そんな皮に実はすごい成分が含まれていましたね!
テストステロン
テストステロンは、男性に多く分泌されるホルモン(男性ホルモン)のことです。
生きる活力を与える「元気ホルモン」と呼ばれることもあり、健康や若さ、活力を維持するために、特に男性にとっては重要な成分です。
もちろん男性だけではなく、女性も持ち合わせているホルモンで身体の発達に影響しています。
【テストステロンの特徴】
- 玉ねぎのアリイン類というアミノ酸が、テストステロンの生成を促す
- 男性は20歳をピークに年齢と共に減少していき、女性は閉経後に増えていく
【テストステロンの主な効果】
- 骨や筋肉の維持・増強させる
- 血流の改善
- 動脈硬化を予防
- 認知症の予防
- 心筋梗塞、脳梗塞の予防
- 内臓脂肪を減らす
- チャレンジ精神や闘争心が強くなる
【こんな人におすすめ】
- 特に男性
先ほども述べたように、男性のテストステロンは加齢により減少してしまいます。またストレスや不規則な生活も影響すると言われています。
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【テストステロンの減少による弊害】
- 男性更年期障害の原因
- 意欲や集中力の低下
- 身体の不調
- 骨密度が低下し、骨折しやすくなる
- メタボになりやすくなる
- 心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まる
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テストステロンの減少を防ぐためにも、「食事」の役割は大事になってきます。
テストステロン値を上げるには、玉ねぎ以外にも、ポリフェノールやビタミンEや乳酸菌など、バランスの良い栄養摂取を心がけましょう。
そして何より「誰かと食べる楽しい食事」がテストステロンの増加につながると言われているので、独りで食べずに家族や友達などと「おいしい玉ねぎ料理」を食べる機会を増やしましょうね♪
硫化アリル
硫化アリルとは、涙を誘発するニオイ成分で、独特なネギ臭さや辛みのもとです。
玉ねぎ・ニラ・ニンニクなどに多く含まれていて、野菜を切ったり潰したり、あるいは熱を加えたりすると目がしょぼしょぼしたり、涙が出てくるのはこの硫化アリルのせいだったのです。
【硫化アリルの特徴】
- 玉ねぎに多く含まれているニオイ成分
- 油と一緒に加熱する、切り刻んだり潰して調理をすると効果的に摂取できる
【主な効果】
- 疲労回復
- 抗菌・殺菌がある
- 血糖値の上昇を抑制する
- 血行の促進
- 胃腸の働きを活発化し、食欲を増進(夏バテ防止)
- 代謝の促進
- がん予防
【こんな人におすすめ】
- 男性にも女性にも
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【過剰摂取とアレルギーに注意!!】
健康に良いとされる硫化アリルですが、摂取する時に注意したいのが、過剰摂取とアレルギーです。
過剰摂取をしすぎてしまうと、胃腸障害や腹痛、めまい・貧血などの症状が起こってしまうこともあります。
また硫化アリルがアレルギーの原因物質となってしまう場合もあるのでご注意ください。
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硫化アリルは「アリイン」「硫化プロピル」という種類に分かれます。刺激成分として有名な「アリイン」は、名前を聞いたことがある人もいるかと思いますが、硫化アリルのことだったんですね!
硫化アリルは、健康効果は高く、優秀な成分ではありますが、特有の強いニオイが気になって摂取を控えている人も多いかもしれませんね。
食前に牛乳、食事中に緑茶やコーヒー、食後にリンゴや烏龍茶・マテ茶などをとるとニオイ予防として効果あるのでオススメですよ!
玉ねぎの成分は加熱するとどうなるの?
玉ねぎを十分に加熱すると、硫化アリルが熱で変化して「セパエン」という甘味成分になります。
刺激成分が甘味になるなら、どんどん加熱したいところですが、健康効果を考えると100%そうとも言い切れないようです。
そうなんです。アリインに関して言えば、長時間加熱してしまうと効果が無くなってしまうんです!
アリインの成分を生かすには「玉ねぎはなるべく大きめに切り、加熱時間は短めにしてすぐ食べる」というのが良いです。
ただ料理によっては玉ねぎを良く炒めた方がおいしいものや、辛みやニオイが気になる人は十分に加熱したいと思う人もいるはずです。
わたしも、カレーや煮込み料理では玉ねぎを、しっかりじっくり炒めています。飴色玉ねぎって美味しいですものね~♪
栄養を出来るだけ多く摂取したい人は短めの加熱を、食べすぎやニオイなどの心配な人はしっかりと加熱するなど、料理や好みによって変えてみるのも良いかもしれませんね!
まとめ
[st-kaiwa1] 今回は玉ねぎの栄養成分について調べてみました。[/st-kaiwa1]
[st-midasibox-intitle title=”まとめ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- ケルセチンー玉ねぎの外皮に多く含まれており、強い抗酸化作用。
- テストステロンー玉ねぎのアリイン類というアミノ酸が生成を促す。活力維持に効果。
- 硫化アリルー玉ねぎに多く含まれているニオイ成分。疲労回復などの効果。
硫化アリルについては過剰摂取とアレルギーに注意する。
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その他にも、生活習慣病の予防、血液サラサラ、動脈硬化、ダイエットに効果的など、たくさんの効果があります。
また、栄養面を考えた玉ねぎの加熱の際の注意点も併せて見てみました。
調べてみると、身近な野菜すぎて見落としてしまっていた情報もくさんありました!
多くのメディアで取り上げられることの多くなってきた玉ねぎですが、それほど今注目の野菜となってきているのですね~(^^)
玉ねぎの栄養成分、効能がわかったので、今まで玉ねぎの栄養を十分に摂れるように日頃から料理していきたいです。
ただ栄養を取るのは大事でも美味しく食べられなければ辛いので、ちょっとした工夫で美味しく食べられるように頑張っていきたいですね♪
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