どうも、いちごが大好きなみさきです!
あの真っ赤で可愛らしく、甘酸っぱい感じがなんとも言えないんですよね〜♪
私のようにいちごが大好きで、いちごをよく買って食べたり、毎年のようにいちご狩りに行ったりするという方も多いと思います。
先日もいつものようにいちごを買い、ウキウキと家に帰りました。家に着いてすぐに冷蔵庫にいちごを入れ、夕食のデザートとしてとっておきました。
夕食を済ませ、楽しみにしていたいちごを冷蔵庫から取り出してみると、その中のひとつにカビを発見!
このようなことが度々あるのですが、その度に「カビの所だけ取って食べても平気かな?」と思う自分と「全部食べられないのかな?」と疑問に思う自分が戦っています。
食べて体調が悪くなっても嫌ですし…。
いちごあるあるで、私と同じ経験された方意外と多いと思います。
そこで、いちごのカビについてググっと迫ってみました。
いちごにカビが生えてるけど食べられる?
残念ながら、食べない方がいいです。
「カビの部分だけ切って食べれば大丈夫でしょう!」とお思いの方も多いと思いすが、いちごについたカビはあくまでもカビです。
体に良くありません!
カビのついたいちごを食べることは、気持ちのいいことでもないですし、後悔ばかりして肉体的にも精神的にも具合が悪くなっては大変です。
オーストラリアの連邦科学産業研究機関CSIROが、「カビさえ取り除けば食べても安全な食べ物とそうではない食べ物」の識別を発表しています。
そこでも、いちごはたとえ表面上の一部にカビが生えていても、すべて捨てるようにと説明されています。
参考URL:news.com.au
<補足情報>
オーストラリア連邦科学産業研究機構CSIROとは?
オーストラリア最大の総合研究機関で、産業への応用や公共の利益につながる国家的課題の解決に向けた研究開発を行うことを目的とする。研究分野は、農業、環境、情報通信、保険、材料、製造、鉱物、エネルギー等広範にわたり、スタッフは6500人。本部はキャンベラにあり、支所は国内、外国事務所大小合わせて57ヶ所。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カビは目に見えているところだけではなく、根をはります。また、目に見えなくても胞子状に飛んでいるんです。
いちご好きにはとても残念な話ですが、例え一つでもカビを発見したらすべて捨てるようにしましょう。
いちごの白いカビについて
いちごに付いているカビですが、実はしっかりとした名前があるんです。
その名前は、うどんこ病と言います。
子嚢菌(しのうきん)というカビが原因の、れっきとした病気です。
うどんこ病にかかると、いちごにまるでうどん粉をまぶしたようにして白いカビがついてしまいます。そのネーミングについ「なるほど!」と思っちゃいました。
どうやら、栽培の過程において管理方法が悪かったり、栽培環境が良くなかったり、太陽をあまり浴びられなかったりといった条件によって、いちごがうどんこ病にかかりやすくなってしまうようです。
確かにいちご狩りに行くと、上の方で実がなっているものもあれば下の方でなっているものもあります。
いちご同士が密集していて、「陰からこんにちは!」的ないちごなんかもありますよね。
いちごのカビを食べてしまった時の対処法
結論から言うと、多少なら食べてしまっても大丈夫です!
私も先日、大好きないちごをパクパクと勢い良く食べ進めていて、「カビの生えているところちょっと食べちゃったかも…。」なんてことがありました。
その時に、「私の体、大丈夫かな?もしかして食中毒になる?」ととても不安になりました。
よっぽど免疫力が低下していない限り、カビの生えたいちごをちょっと食べただけで食中毒を引き起こすことはほとんどありません。
カビの付いたいちごを何度も何度も食べ続けることで、食中毒を引き起こす可能性が高くなることはありますが、よっぽどな状況だと思います。
私のようにパクパクと勢いよく食べ進めていて、カビの付いたところをちょっとでも食べてしまった場合、とても不安になるとは思いますが、経験上あまり心配し過ぎるのも良くないなと思いました。
人間の体の胃酸の働きは、実はすごいんです。きちんと分解してくれるんです。もちろん、だからといって食べても良いということではないので、その点は注意してくださいね。
それでも気になるという方は、抗菌作用のある食べ物を口にするのも良いでしょう。もし万が一、ひどい下痢などの症状がみられる場合は、つらいですが出しきってから様子を見ましょう。
脱水にならないように、温かい飲み物を飲むのもおすすめです。様子を見て病院へ行った方が良さそうかの判断を行いましょう。
<抗菌作用のある食べ物>
・にんにく
・しょうが
・ねぎ
・梅干し(しょっぱいもの)
・レモン
・お酢
何度も言うようですが、食べる前にカビを発見した場合はすべて捨てるようにしましょう。
楽しみにしていたいちごですし、捨てるのはもったいない気がしますが、カビの生えたいちごは体に良くありません。
いちごにカビが生えないように防ぐ方法
いちご好きな私にとって、甘酸っぱくて美味しいいちごにカビが生えないように防ぐ方法があればぜひ知って実行したいものです。
- いちご全体のカビをチェック
- 中の方のいちごも大丈夫そうかチェック
- ジュクジュクしているいちごがないかチェック
まずは、いちご全体のカビの状況をくまなく確認し、見える範囲で良いので、中のいちごも大丈夫そうかをチェックしてから購入するようにしましょう。
また、ジュクジュクとしているいちごも、鮮度としてもあまり良くはありません。買ってからしっかり冷蔵庫で保存したとしても、すぐにカビが生えてしまう可能性が高いので、避けた方が良さそうです。
- しっかりと冷蔵庫で保存
- 水洗いしない
- ヘタも取らずにそのままで
- ジッパー付きの袋に入れて保存すると乾燥を防げる
いちご売り場では常温の場所に置いてあるので、常温で保存した方がいいのか、冷蔵庫で保存した方がいいのか迷ってしまいますよね。常温では痛みも早くなってしまうので、しっかりと冷蔵庫で保存するようにしましょう。
また、いちごはとてもデリケートなので、水洗いすることで痛みやすくなってしまいます。洗わずにヘタもそのままの状態で冷蔵庫に保存するようにしましょう。
パック詰めのいちごは、上下にかさなって入っています。下の方のいちごは、上のいちごの重さでどうしても痛みやすくなるので、乾燥を防ぐことのできるジッパー付きの袋に入れ替えることをおすすめします。
- 3日が目安
- 長持ちさせる方法を行えば5日が目安
そのままパックごと保存した場合は、保存期間はだいたい3日が目安です。
さらに、長持ちさせる方法を行った場合には5日くらいは大丈夫です。
先程も言いましたが、いちごはとてもデリケートで痛みやすく、生ものですので、早めに食べるようにしましょう。
ちなみに、購入してから家でカビを見つけた場合、食べる前であれば購入したスーパーで交換してくれるところも多いみたいですよ。
せっかく買ったのに、捨てるのはもったいないですもんね。
私もいちごをよく購入するので、食べる前に発見した場合にはそのまま捨てずに交換しに行っちゃいます。
まとめ
いちごにカビが生えていたら、食べない方がいいです。
「もったいないし、切って取り除けば食べても大丈夫だろう。」とつい思いがちですが、やはり食べない方がいいようですね。
購入する際にカビが生えていないかチェックしたり、鮮度の良いものを選ぶことでいちごをより美味しく食べることができます。
また、保存方法や保存期間を守って食べることも大事ですよね。
甘酸っぱくて可愛らしいいちごの美味しさを、お口いっぱい思う存分堪能してくださいね。
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