玉ねぎが変色しているけど食べても大丈夫?その答えと理由を調べてみた!

ママ

日の料理でよく使う野菜の1つといえば、玉ねぎですよね。

玉ねぎは色んな料理に使えるので重宝しますよね~!

日持ちする野菜ですから、まとめ買いをしている方も多いのではないでしょうか。

私もよく玉ねぎをまとめ買いするのですが、ある日突然玉ねぎを包丁で切ってみると、真ん中が茶色く変色していることがありました。

腐ってしまったのだと思い、その時はそのまま捨ててしまいましたが、ふとその部分だけ取り除いたら食べれたのかな?と疑問に思ったのです。

白いはずの玉ねぎが変色していたら驚きますよね。

調べてみると玉ねぎの変色は、茶色だけでなく様々な色に変ってしまうことがあるようです。

色によっては食べてはいけないものもあったので、玉ねぎが変色していても食べても大丈夫か調べてみました!

目次

玉ねぎが変色してるけど食べても大丈夫?

玉ねぎは何色の変色だったら食べても大丈夫なのでしょうか?まとめてみました。

黒色 → 食べてもOK!○ (変色している部分以外)

紫色 → 食べてもOK!○

緑色 → 食べてもOK! (栄養素ケルセチンが含まれている)

茶色 → 食べてはダメ ✖

茶色の変色以外、基本食べても大丈夫のようです。

それぞれ、理由も含めて詳しくみてみましょう。

黒色に変色している場合

黒色に変色した玉ねぎは食べられます

玉ねぎの皮をむいたときに、黒い炭の粉が付いたような、黒い斑点模様になっていることがあります。

その部分を水で綺麗に洗い流して使えば問題ありません。

ただ洗っても気になる場合や範囲が広い場合は、1枚皮をむいて使うと良いですよ!

1枚剥いてもまだ黒いという場合もありますが、多くても2~3枚剥けば綺麗になります。

黒色に変色してしまう理由

玉ねぎが黒くなってしまう理由は『黒カビ病』という病気になってしまったからです。

このカビは、人体に影響のないものと言われていますし、表面に付着しているだけなので黒くなっている部分を剥いてしまえば、問題なく食べることが出来ますよ。

黒カビができる原因としては、保管場所の3つが挙げられます。

  • 風通しが悪い
  • 湿気が多い
  • 30度を超えている

玉ねぎは傷みにくい野菜なので、外で保存している人も多いと思いますが、その場合は袋や段ボールよりもネットに入れてつるすなど風通しがよく、日の当たらないところに置いておくとカビが発生しにくいですよ!

夏などの暑い時期には、冷蔵庫の野菜室で保存をしましょう。

特に梅雨の時期は、保存方法に注意してくださいね。

紫色に変色している場合

紫色に変色した玉ねぎは食べられます

紫玉ねぎを買ったわけでもないのに、切ってみると紫色の層になっていることがありますが、食べても問題ありません。

味は少し落ちるかもしれませんが、まずくて食べられないということはないようです。

紫色に変色してしまう理由

玉ねぎが紫色になってしまう理由は、玉ねぎに含まれている天然色素『ロイコアントシアニン』によるものです。

ロイコアントシアニンはポリフェノールの一種で、玉ねぎが日差しなどのストレスから自分の身を守ろうとして作り出されます。

紫色に変色してしまう主な原因としては、生産中の環境によるものです。

  • 過剰な紫外線を浴びた
  • 水が足りなく乾燥しすぎた
  • 土壌のpH値が理想とずれた
  • 肥料成分が適当でなかった

農家さんが一生懸命作っていても、天候によって変色してしまうことがあるようです。

緑色に変色している場合

緑色に変色した玉ねぎは食べられます

玉ねぎの皮をむくと緑色になっていることがあります。

じゃがいもの緑色の部分を除去するのと同じように、玉ねぎも緑色の部分は剥いてしまっている人も多いかもしれませんが、実は食べても大丈夫なのです。

味は白い部分とほぼ変わりませんが、食感は白い部分よりも固めです。

ですから生で食べるよりも煮込み料理などに使うのがオススメです。

また玉ねぎの茶色の皮に含まれる「ケルセチン」という栄養素が、緑色に変色した部分にも含まれています。

ケルチセンには強い抗酸化力やアンチエイジングに効果があります。

ぜひ捨てずに食べてくださいね!

緑色に変色してしまう理由

玉ねぎが緑色になってしまう理由は、日光に当たって「葉緑素」を作るからです。

ちょっとイメージしにくいですが、わたしたちが普段食べている玉ねぎは、実は葉っぱの一部なんです。
葉っぱですから、本来は葉緑素を作る能力があり、日光に当たると光合成する性質があります。

でも、ちょっと玉ねぎ畑を思い出しみてください。

地上部分には緑色の葉っぱが茂っていて、その先の土の中に埋もれた部分に、玉ねぎのいわゆる「玉」の部分がつながっていますよね。

玉の部分も地上部分から続く葉っぱではあるのですが、土の中で地上部分から得られた栄養素を蓄える役目を果たしています。
そのため、日の光にあたることもなく、よって光合成もしないので白いままなのです。

地上に出た玉ねぎに、日光があたり光合成を始めたら、緑色になるのは当たり前
食べても全く問題ありませんよ!

ただ先ほども言ったように、緑色の部分は固くなってしまうので、保管するときに日光に当たらないところで保管するようにしてくださいね。

茶色に変色している場合

茶色に変色した玉ねぎは、基本的には食べるのをやめましょう

茶色くなった部分が一部の場合は取り除いて食べられますが、あくまで一部(少量)だけ変色してしまった場合のみです。

一層だけ、一部だけ茶色く、他の部分がいつもと変わらない場合は、除去してから食べても問題ありませんが、味は落ちてしまっています。

食べる場合も、生で食べるのは控え、炒め物やスープなど、必ず火を通すようにしましょう。

ただ、玉ねぎの茶色くなってしまった部分を取り除いても100%大丈夫とは言えないので、もったいないという気持ちもわかりますが、心配な方は食べないで破棄するのをオススメします。

傷みが進むと中まで茶色や黒に変色して実もドロドロになり、腐敗臭や汁なども出てきます。

こうなるともう、絶対食べられません。

茶色に変色してしまう理由

玉ねぎが茶色に変色してしまうのは、3つの原因があります。

  • 腐敗病
  • 芯腐り病
  • 通常の傷みが進行

敗病、芯腐り病

生育中や乾燥中に雨風により、玉ねぎの芯の部分の傷や切り口から原因菌が入ることで起こります。

そのためスーパーなどで買った時点で、既に茶色になってしまっている場合もまれにあります。

その場合はお店にもよりますが、新しい玉ねぎと交換してもらえますよ!

通常の傷みが進行

保管中に傷んでしまう原因は、保管方法です。

玉ねぎは湿気に弱いので、湿度の高いところに置いておくと早くに傷んでしまいます

保管場所は冷蔵庫よりも、常温で風通しの良い場所に保管すると長持ちします。

ただ真夏の暑い時期は、冷蔵庫の野菜室の保管の方がいいようです。

茶色い玉ねぎが1つでもあった時は、近くに置いてある玉ねぎにも感染してしまうので注意してくださいね。

新鮮な玉ねぎの選び方

玉ねぎの変色についてお話ししましたが、食べるなら変色していない新鮮な玉ねぎを食べるのが1番です!

玉ねぎを買う時点で新鮮なものを選べば、変色する確率も下げられそうですよね。

そこで次は、簡単に見分けられる新鮮な玉ねぎの選び方をご紹介します。

新鮮な玉ねぎの選び方

出来るだけ形が丸く、重みがある
・皮に傷がなく、乾いていてツヤがある
・芽が出ていなく、根も伸びていない
・首がしっかり乾燥し、締りがある
・頭を押してもへこまず、全体的にしっかりと固い

この5つの条件の玉ねぎは新鮮です。

玉ねぎの形が平らなものは、収穫のタイミングがズレて熟しすぎているので、痛みも早くなります。

頭の部分や全体的に押してみてやわらかいものは傷んできている証拠で、外皮に締りのないものは、皮の下にカビが生えている可能性があるので注意しましょう。

すべての条件を覚えるのが難しいときは、しっかりと固く、乾燥している玉ねぎを選ぶということを覚えておくと、傷んだ玉ねぎを買う心配がなくなりますよ。

玉ねぎを1つ1つ選んで買う場合は、しっかりと見極められますが、ネットでまとめて売られているものを買うこともありますよね。

その時も、出来るだけしっかりと全部の玉ねぎを確認してから、新鮮な玉ねぎを買うようにしましょうね。

まとめ

今回は、玉ねぎが変色しているけど食べても大丈夫なのかどうかを調べてみました。

まとめてみると、

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黒色 → 食べてもOK!○ (変色している部分以外)

紫色 → 食べてもOK!○

緑色 → 食べてもOK!◎ (栄養素ケルセチンが含まれている)

茶色 → 食べてはダメ ✖

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玉ねぎが変色する原因としては、以下の要因がありました。

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  • 保管中の環境が良くなかった
  • 生育中に病気にかかっていた
  • 日光に当たったり、ストレスを感じてしまった

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また、変色を防ぐためには

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  • 高温多湿ではない、風通しの良いところで保管する
  • 新鮮な玉ねぎを選んで買う

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ということでした。

玉ねぎが変色しても、ほとんどの場合が食べられるとわかりましたね。

ただ、見た目からも茶色くなってしまった玉ねぎは食べずに捨てる方が良さそうですね。

私の勘も何となく当たっていたようです笑

傷ませず、変色していない玉ねぎを食べるのが一番ですので、玉ねぎを買う時と保管するときにはちょっとしたポイントに気を付けて、美味しい玉ねぎを食べましょうね♪

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