私は麺類が好きで、週に半分以上は食べているかもしれません。。。
ホントに好きだよね
つゆも自分でだしをとって作れると良いんですが、いつも味が決まらず市販のものに頼ってしまうんですよね〜。
でも、スーパーでつゆを見ていると、その種類の多さにどれがいいのかな〜って思ってしまうことないですか?
名前も「めんつゆ」に「そばつゆ」と色々あって、使い分けに迷ってしまいます。
で、私が結局買うのは、やっぱりめんつゆ!!
だって、めんつゆは色んな料理に使えるし、そばつゆとか買ったらそばにしか使えないだろうし、よく分からないしって、、、でも、そば食べたい時はどうしよう・・・?
っということで、家にあるめんつゆをそばつゆにする簡単な方法をお伝えしたいと思います。
あと、私自身、めんつゆとそばつゆの違いが気になったので、そこもハッキリさせていきたいと思います。
めんつゆでそばつゆを代用するやり方
家にあるめんつゆを使って、そばつゆにする簡単な方法をお伝えしたいと思います。
まずは、材料から紹介していきますね。
・めんつゆ(2〜4倍濃縮のもの):100ml
・水 :300ml
・みりん :50ml
・粉末状のだし :小さじ 1/2
次に作り方をご紹介していきます。
【作り方】
水とみりんを中火で沸騰させます。
みりんのアルコール分をしっかりととばすのが、美味しくなるポイントです!
※そばつゆはめんつゆよりも濃いめの味なので、みりんで甘みを足します。
②①が沸騰したら弱火にして、めんつゆ(100ml)と粉末状のだし(小さじ1/2)を入れます。
少し混ぜて、だしを溶かすようにします。
※めんつゆは「○倍濃縮や◯倍希釈」とよく表示されています。何倍のものでも良いので、水と合わせて400cc分を用意します。
きっちりと計算されたい方は、「めんつゆの計算方法!簡単な早見表があればもう間違わない!」が参考になります。
※粉末状のだしでしっかりとだしの味を出してあげます。
火を止めて冷まして、完成です!
あとは、麺をつけて美味しく召し上がってください。
実は、めんつゆでそばつゆにするには、ちょっとした手間で簡単にできてしまうんですね。
めんつゆの濃縮の計算方法は、早見表があると非常に簡単です。
どうしてそんなに簡単にできるかは、めんつゆとそばつゆの違いがわかると理解やすいと思います。
次のところでしっかりと違いについてお伝えしていきますね。
めんつゆとそばつゆの違い
めんつゆとそばつゆのそれぞれの特徴を、ご紹介していきます。
もちろん、メーカー、地方による差、好みはありますので、ご了承ください!
それでは、さっそく見ていきましょう。
目的と意味の違い
- めんつゆは、麺類全般に合うように作られている
- そばつゆは、そばに合うように作られている
読んで字のごとくなんですが、めんつゆはどんな麺でも合いやすい味に作られています。
そうめん、うどん、ひやむぎなどの麺類などがイメージしやすいと思います。
そばつゆは、やっぱりそばの風味を上手に活かして、美味しく食べれるように、甘さも塩辛さもやや高めになっています。
そばの風味を殺さないっていうのが大事なポイントなんです
めんつゆには、醤油・みりん・砂糖などといった調味料が含まれているので、煮物といった麺類以外の多くのメニューにも合う万能調味料としてもすごく重宝します。
困ったらめんつゆを買うという私の選択は間違ってなかったですね!
味の違い
- めんつゆは、甘みも塩辛みも抑えめ
- そばつゆは、味濃いめ
そうめん・うどん・ひやむぎなど麺自体の味を楽しむというよりは、喉ごしを重視する麺類になります。
つゆも一緒にすすれるようにめんつゆは「飲めるつゆ」を目指しています。
そのため、甘みも塩辛味も抑えて食べる人が負担に感じないようにしてあります!
めんつゆは、だしの味がしっかりしていながらもあっさり目で、ゴクゴク飲んでも美味しいつゆになっているんですね(^^)
そばは、そば自体にしっかりした味がありますので、そばの味に負けないつゆになっています。
それだけつゆの味が濃い目なので、そばの端だけを、ちょんちょんとつゆにつけて、食べるという方もいると思います。
原材料の違い
めんつゆの原材料
しょうゆ(本醸造)(小麦・大豆を含む)、ぶどう糖果糖液糖、米発酵調味料、砂糖、食塩、かつおぶしエキス、ふし(かつお、そうだかつお)、たん白加水分解物、こんぶエキス、醸造酢、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール
そばつゆの原材料
しょうゆ(本醸造)(小麦・大豆を含む)、砂糖、米発酵調味料、かつおぶしエキス、醸造酢、かつおぶし、そうだかつおぶし、食塩、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)
※引用:ヤマキ株式会社
大手販売会社のHPのを見ても、めんつゆとそばつゆで含まれているものが違うのが一目瞭然ですね!
めんつゆは、やっぱり色々なものに合うように調合されているんでしょうね。
栄養成分の違い
めんつゆ(100ml) | そばつゆ(100ml) | |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 79 | 45 |
炭水化物(g) | 16.6 | 8.8 |
食塩相当量(g) | 7.0 | 3.7 |
たんぱく質(g) | 3.1 | 2.4 |
脂質(g) | 0 | 0 |
ナトリウム(mg) | 2760 | 1460 |
※引用:ヤマキ株式会社
そばつゆの方が味が濃い目という話はしてきましたが、栄養成分を見てみると、めんつゆの塩分がそばつゆの塩分量の倍ぐらいあるのが以外でした!
「めんつゆ」から「そばつゆ」への変化の注意点
「めんつゆ」から「そばつゆ」に変えるとき、注意が必要なのは三つです。
原材料の選び方、調味料の配合のバランス、そしてつゆの風味を高めるテクニックでございます。「めんつゆ」に比べて、「そばつゆ」はやや辛口で、香りも重視されるため、それぞれの要素に配慮が必要です。
食材選びの重要性
「そばつゆ」の基本的な材料は、醤油、みりん、砂糖、だしとなります。
ここで、選んだ食材自体がつゆの味を大きく左右します。醤油は濃口を中心に、できれば本醸造のものを選ぶと良いでしょう。安価な化学醤油ではなく、伝統的な製法で作られた本醸造の醤油は、複雑な風味があり、そばの味を引き立てます。
みりんは、本みりんを使用することで、香り高さと米由来のまろやかな甘さが出ますし、砂糖も白砂糖ではなく、黒糖やきび糖など風味のあるものをチョイスすれば、奥深い味わいに仕上がります。
しかし、最も重要なのは「だし」でしょう。
たとえば、削り節は香ばしさや旨味がある一方、枯節は深みやコクが感じられます。また、鰹節以外にも昆布や干しシイタケなど、他の食材からも取れるだしはそれぞれ特長が異なるため、自分が求める風味によって選んでみるのも一つです。
各種調味料とのバランス
そばつゆにおいて大切なのは調味料のバランスです。だ
しが主役となる一方、その風味を引き立てる醤油やみりん、砂糖の配合は見落とせません。醤油は全体の4割、みりんは3割、砂糖は1割程度が目安。
だしが2割とバランス良く配合することで、本来のそばつゆの美味しさが楽しめます。
すなわち、だしのうま味と醤油のコク、みりんの甘さ、砂糖の甘みがほどよく混ざり合い、絶妙のバランスを生み出します。これらが一体となって、そば本来の風味をきちんと引き立てる役割を果たします。
繊細な味わいを出すコツ
そして、そばつゆにとって特別な存在が「温度」です。「そばつゆ」は冷やして提供することが主流。
つまり、冷やしたときに最も美味しく感じられる味わいへとつゆを調香する必要があります。
調理時には、まずだしを取ります。できたてのだしをそのまま利用せずに、一晩冷蔵庫で寝かせることで、深みが増し、旨みも増します。続けて醤油やみりんを加えて火にかけ、砂糖は最後に入れて溶かすとよいでしょう。
こうすることで、各材料の味がまろやかに結びつきます。
また、使う食材の品質に忠実であることも重要です。新鮮な材料が、それぞれの料理の基本となります。鮮度が良い材料を使えば、それだけで美味しい「そばつゆ」が作れると考えてよいでしょう。
保存方法と劣化防止
スーパーに売っている市販のつゆと違い、自家製の「そばつゆ」は長期保存できません。そのため、作った分は数日で使い切ることをおすすめします。一度に大量に作ってしまうと、保存状態が悪くなり、風味や鮮度が落ちる可能性があるからです。
「そばつゆ」は、ボトルなどに入れて冷蔵庫で保管します。また、つゆが直接触れる器具は清潔に保ち、使うたびに瓶の口をきちんと拭くと良いでしょう。これにより、つゆが酸敗するのを防げます。そして、毎回綺麗なお椀やカップに移し替えて提供することで、鮮度を保ちつつ、美味しさを楽しむことができます。
以上、素材選びから保存法まで、「そばつゆ」を手作りする際のポイントをご紹介いたしました。「そばつゆ」づくりは奥が深く、自分の好みに合わせてアレンジを加える楽しさもあります。
めんつゆの賞味期限ってどれぐらい?
おまけの話です!
めんつゆの賞味期限って、どれぐらいかご存知ですか?実は結構短いんですよ!
あんまりラベルのところ読んだりしないので、気づいてない人も多いと思います。
実際のところ、賞味期限がどれぐらいか販売会社に聞いてみみました!
ふたを開けてから、使用目安期限は下記の通りです。
・ストレートタイプ ⇒ 3日間
・2倍濃縮タイプ ⇒ 2週間
・3倍4倍濃縮タイプ ⇒ 1~2ヶ月
めんつゆの最適な保存方法やしてはいけないことも伺えたので、知りたい方は【めんつゆが腐る時の見分け方】賞味期限を販売会社に問い合わせてみた!をご覧ください。
まとめ
めんつゆをそばつゆにする方法をご紹介しました。
めんつゆをそばつゆにするには、めんつゆにみりん、粉末状のだしを加えます。
レシピを参考に、お気に入りのそばつゆを作ってくださいね。
めんつゆとそばつゆの違いを調べてみると色々あって、すごく面白かったです♪
めんつゆ | そばつゆ | |
---|---|---|
意味 | 麺類全般に合うつゆ | そば専用のつゆ |
味 | だしの味が強いけれどあっさり | 濃いめ |
甘み | 控えめ | 強め |
塩辛み | 控えめ | 強め |
原材料の違い | しょうゆ(本醸造)(小麦・大豆を含む)、ぶどう糖果糖液糖、米発酵調味料、砂糖、食塩、かつおぶしエキス、ふし(かつお、そうだかつお)、たん白加水分解物、こんぶエキス、醸造酢、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール | しょうゆ(本醸造)(小麦・大豆を含む)、砂糖、米発酵調味料、かつおぶしエキス、醸造酢、かつおぶし、そうだかつおぶし、食塩、酵母エキス、調味料(アミノ酸等) |
栄養成分の違い | 炭水化物:16,6g 食塩相当量:7,0g | 炭水化物:8,8g 食塩相当量:3,7g |
コメント
コメント一覧 (4件)
めんつゆを利用してそばつゆが出来ないか調べ、興味深く記事を拝見させていただきました。さっそく、試したいと思います。
記事の、塩分比較ですが、めんつゆは2倍濃縮、そばつゆはストレート なので、比較の数値が違ってきますね。
記事を読んで頂いてありがとうございます(^ー^)
三倍濃縮のめんつゆを400ccつくるのに,
めんつゆ100ccに水が300ccというのは間違いですね。
リンク先の「めんつゆの濃縮の計算方法」で計算しても、これでは四倍濃縮のめんつゆになりますが。
誤解を招く説明なので訂正したほうがよろしいかと。
コメントありがとうございます。
誤解を招く表現になっておりまして、すいませんでした。
めんつゆをそばつゆをできるだけ忠実に代用しようと思うと、計算方法でも解説しているものになるのですが、
加熱をしたり調味料を入れるため、今回の計算の方が美味しいと単純に思ったため、このような記載にしております。
最終的には、記事に書いてあるのは目安としていただき、お好みに合わせて調整するのがベストだと思っていますm(_ _)m