
我が家の食卓では、週末になると旦那さんがパスタを作ってくれます!



数少ないレパートリーだからね。
パスタって手軽に調理出来て、ソースを変えることで様々なバリエーションを楽しむこともできる飽きの来ないメニューですよね。
しかし、パスタをきちんと調理するというのは、実のところ、なかなか難しかったりします。
ちょっとの手加減で、味がいまいちだったり、食感がよくなかったり…。
特に、パスタのつるつるしこしこの歯触りを期待していたのに、食べてみたら、パサパサぼそぼそだったら、ガッカリしてしまいますよね。
そこで今回は、パスタがパサパサしない方法について調べてみました!
パスタがパサパサしない方法


パスタがパサパサしない方法は、5つポイントが挙げられます。
- 茹で方の問題
- 茹でる時の塩
- ザルで湯切りをしてはいけない
- オリーブオイルをかける
- ソースを絡ませるときは、火にかけない&茹で汁を加えて乳化させる
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
1.茹で方の問題


一言で言うと、「茹ですぎない」ということに尽きます。
茹ですぎたパスタは、しこしこ感がなく粉っぽい食感になります。
パスタの茹で方に関してよく使われる言葉に、「アルデンテ」というものがあります。
これは、パスタの歯ごたえが失われない程度の硬さに茹でるという意味です。
目安としては、茹でたパスタを噛み切った時に、切り口をチェックすると、真ん中に白い部分が残っている程度です。
茹ですぎを避け、この程度の硬さになるよう、注意しましょう。
また、茹でる時に、お湯にオイルを少量加えて、お湯の中で麺をコーティングするという方法もあります。
この場合は、茹で上がったパスタを水洗いしないように注意しましょう。
水洗いしてしまうと、折角のオイルコーティングが失われてしまうためです。
2.茹でる時の塩
茹でる時に、お湯に入れる塩の量が少ないと、これも、パスタがパサパサになる原因になります。
使用する塩の量の目安としては、パスタ100gに水1L、塩10g程度です。
3.ザルで湯切りをしてはいけない
茹で上がったパスタの湯切りをする際は、トングを使いましょう。
ザルの中に、お湯と一緒にパスタをどっさり入れてしまうと、ザルの中の余熱で、茹ですぎたパスタと同じ状態になってしまいます。
4.オリーブオイルをかける


茹で上がったパスタを十分に湯切りした後、少量のオイルを絡めておくことで、パスタのパサつきを防ぐことが出来ます。
5.ソースを絡ませるときは、火にかけない&茹で汁を加えて乳化させる


「火にかけない」の方は、今まで見てきた通り、パスタを加熱しすぎてパサパサになるのを防ぐためですよね。
もう一つ、「乳化」についてですが、乳化とは、界面活性剤の機能により、本来混ざらない水と油を混ぜることを言います。身近な食品で、乳化されたものの代表格と言えば、マヨネーズやドレッシングがそうです。
パスタに絡めるソースがオイル系の場合、茹で汁を少々加えることにより乳化が起こります。
これにより、パスタとソースが絡みやすくなるだけではなく、パスタそのものも、つるつるして、互いにまとわりつかなくなります。
パスタがパサパサしないようにする方法は、こんなにあるのか…と思うかもしれませんが、これは逆に、こんなに多くの点に気を付けないと、パスタがパサパサになりますよという意味でもあります。
やはり、パスタを美味しく調理するのは、簡単そうで難しい模様ですね。
パサパサする原因


パスタがパサパサするのは、パスタの成分の一つ、グルテンの持つ性質に由来します。
パスタを茹でた後、温度が下がるにつれて、グルテンがだんだん固まってきます。
これにより、茹でおきのパスタが互いにくっついて食べにくくなったり、パサパサした食感に変わったりします。
そんなわけで、パサパサが嫌であれば、茹で方や調理の仕方、食べるタイミングに気を付けるしかないということですね。
要は、なるべく作り置きをせずに、出来立てを美味しいうちにサッといただくということでしょう。
まとめ



今回は、パスタがパサパサしない方法について調べてみました。
まとめると…5つのポイントがありました。
- 茹で方の問題
- 茹でる時の塩
- ザルで湯切りをしてはいけない
- オリーブオイルをかける
- ソースを絡ませるときは、火にかけない&茹で汁を加えて乳化させる
やはりパスタは、一筋縄ではいきませんね。
パスタだけでも、美味しく茹で上げるために、これだけ気をつけることがあるわけですが、これに加えて、ソースについて検討し始めると、一体どうなってしまうのでしょうか。
しかし、麺類は、やはり麺そのものの美味しさが大切ですよね。
今回分かったことを生かして、今後はパサパサしない美味しいパスタをいただきましょう。
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