食事の主役は、やはり白いお米。
つやっつやの白いお米の粒々を思い出すと、あの独特の香りと甘味にヨダレが出そうです。
お盆を過ぎると、新米が続々と登場しますよね。せっかくの新米ですから、ふっくら美味しく食べたいものです。
でも、大ざっぱな私は、日によってべちゃべちゃのご飯にしてしまったり、固く仕上がってしまったり…。
今年こそ、新米の炊き方をマスターしたい!と調べてみました。
新米を美味しく炊きあげるポイントや土鍋での炊き方まで、詳しくご紹介します。
新米がうまく炊けると、テンションも上がりますよ!ポイントさえ押さえれば、失敗することもなくなりますよ。
新米の炊き方
新米の美味しく炊きあげるには、4つのポイントがあります。
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- きちんと計量する
- スピーディに、やさしく研ぐ
- やや少なめの水でしっかりと浸水させる
- 炊きあげる
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この4つのポイントを抑えると、ふっくらとした美味しいごはんが炊けますよ(^^)
それでは、1つずつ詳しく見てみましょう。
きちんと計量する
新米は、計量カップでしっかりと計りましょう。私のような大ざっぱは、いけません。
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1合は180cc、あるいは150gです。
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これさえ覚えて置けば、お米専用の計量カップがなくても大丈夫。
量に間違いがなければ、いいのです。
スピーディに、やさしく研ぐ
きちんと計量した新米を、研いでいきます。
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【新米の研ぎ方】
- 新米をザルに入れ、1秒だけ水にくぐらせる。その後、水はすぐに捨てる。
- 水を張ったボウルに新米を一気に入れ、手指を立てて、力を入れずに円を描くように研いでいく。
- 濁った水を捨てながら、②の手順を3~4回繰り返す。
- 最後にもう一度水を入れて軽く混ぜる。余分な濁りを流して、すすぎの完了。
- ザルに上げて10回ほどザルを上下させ、しっかり水切りする。
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①ですぐに水を捨てる理由は、新米の表面についたぬか、油などの臭いを米粒が吸ってしまわないようにするためです。
乾燥しているお米の吸水力はすごく、研ぎ始めの水を汚れや匂いもろともどんどん吸収してしまいます。最初に使用する水は、お米を湿らせるぐらいの気持ちで、さっとくぐらせる程度にします。
⑤で新米をざるに上げたら、しっかり水切りしてください。新米に余分な水分が残っていると、後の水加減に影響します。
しっかり水切りをしたら、次の浸水の過程にすぐ移ってください。そのまま水につけずに置いておくと、新米が乾燥して割れたり、変色するので要注意です。
やや少なめの水でしっかりと浸水させる
新米の芯まで水を吸わせることで、炊きあがりが美味しいご飯になります。
浸水に使用したお水で、そのまま新米を炊いていきますから、炊飯器で炊くなら炊飯器の内釜に、土鍋で炊くなら土鍋に新米を移します。
<水の量>
新米に対して水は、1:1より少し少なめにします。
炊飯器で炊くなら、内釜のメモリより少なめに水を入れてください。
新米3合に対して、2.8くらいまで水を入れて炊くと、ちょっと固めかなあという仕上がりになります。
もちろん、新米の種類、産地によっても変わりますね。
<浸水時間>
最低30分、できたら40分~1時間は浸水させた方が美味しく炊くことができます。
春から夏場なら、冷水につけて冷やしながら浸水すると、美味しく仕上がります。冷水につけるのが難しければ、水に氷を数個入れて浸水するのも手です。
時間がない場合にぬるま湯につけると時間短縮になるといわれていますが、新米では美味しくはできません。
炊き上げる
炊飯器で炊くのなら、スイッチを押すだけで炊けてしまいますよね(^_^)
ですから、新米を美味しく炊くポイントは、あくまでこれまでお伝えした準備段階が肝心。
「スピーディ、でも優しく」がポイントです。
例え高機能の炊飯器でも、準備をしっかりするなら差が出てきますよ。
土鍋での炊き方
最近は土鍋で炊くご飯も人気がありますよね。土鍋での炊き方をご紹介します。
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【手順】
*「浸水」までは、炊飯器の場合と手順は同じ
- 土鍋にふたをして、強めの中火に5~7分かける。
- 沸騰したら弱火にして、さらに10~12分炊く。
- 最後に、強火に10秒だけかける。
- 火を止めて、ふたをしたまま10~12分蒸らす。
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土鍋は、厚みがある上、熱が外に逃げにくいので新米が美味しく炊けます。
最近は、炊飯専用の土鍋も出ています!
【 ふっくら ごはん鍋 】 3合炊き 二重蓋 四日市ばんこ焼 (日本製) 【 本格派 3合炊 】
テーブルにどんと出しても、様になるのも魅力です。真っ白な新米がぴんと立ち上がり、おこげも楽しめます。
炊けた後のポイント
炊飯器でも土鍋でも、蒸らしが終わったら、しゃもじでほぐしておきます。
十字を描くようにしゃもじを入れて、上下がひっくり返るように混ぜます。
混ぜることで、底に残っている水分をお米の表面にまとわせ、ふっくら感を保ちます。
ほぐさずにそのままにしておくと、真っ白い新米が黄ばんだり固くなってしまいますよ。
炊飯器、土鍋ともふたを開けて、ぬれ布巾をかぶせておきます。
これで、ふっくら美味しいご飯が保温できます。
炊きたてはすぐ食べるのが、一番美味しいです。残るようなら、固くなってしまう前に粗熱を取り、冷凍しましょう。
まとめ
今回は、新米を美味しく炊きあげるポイントを調べてみました。
[st-midasibox-intitle title=”まとめ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- きちんと計量する
- スピーディに、やさしく研ぐ
- やや少な目の水でしっかり浸水させる
- 炊きあげる
[/st-midasibox-intitle]
さらに土鍋での炊き方もご紹介しました。炊飯器より短時間で炊きあがりますよ。
炊けた後は、十字を描くようにしゃもじを入れて、上下がひっくり返るように混ぜることも大事でした。
今年の新米は、これらのポイントをしっかり押さえてチャレンジしたいと思います!
期間限定の恵みである新米、みなさんも美味しく炊いて、その甘味と香りを楽しんでくださいね。
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