[st-kaiwa1] トマト缶って幅広くいろいろな料理に使えるので重宝しますよね。[/st-kaiwa1]
しかし、一缶分の量が少々多くて、一度の料理では使い切れないことがあるのがちょっと困ったところですね。
生トマトを使うのに比べると、格段に便利な食材であるトマト缶。
余ったものはなんとか上手に保存して、後日他の料理に使いたい。
そんな希望を持つ人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、トマト缶の保存方法について調べてみました!
冷蔵庫で保存する方法と保存期間
一度開封して残ったトマト缶を保存する方法その1として、冷蔵保存する場合について考えてみましょう。
【準備するもの】
フタつきの瓶やタッパーなど、中身を密閉保存できるガラス製・陶器製などの容器
(フタつきの容器がない場合は、ラップで代用可)
【手順】
- 余ったトマトを缶から取り出し、保存容器に移してきちんとフタをする
- その状態で、冷蔵庫で保存する
【保存可能な期間】
2~3日以内に使い切ること。
開封後に冷蔵庫で保存したトマトは、フレッシュなトマト缶とは言いかねるため、十分に火を通すタイプの料理に使うのが良いでしょう。
トマトリゾットや、トマトクリームパスタなどに向いています。
冷凍庫で保存する方法と保存期間
余ったトマト缶を保存する方法その2は、冷凍保存です。
【準備するもの】
- 冷凍保存に使えるジップロック
- ジップロックがない場合は、タッパーにラップをかけて代用可
- ミキサー
【手順】
- 余ったトマトをミキサーにかけて、より液体に近い状態にする
- ①をジップロックの中に注ぎ入れ、平らにする
- しっかり封をして冷凍庫で保存
※ タッパーを使う場合も、②同様にトマトをタッパーに流し入れてラップで密閉し、冷凍庫に入れて保存します。
【解凍方法】
- 冷蔵庫に移して自然解凍
- 煮込みや炒め物などの場合は、解凍せずにそのまま使うこともできる
【保存可能な期間】
- 約1か月間
凍らせる際に平らにするのは、その方が解凍しやすいためでしょうね。また、必要分をカットするにも、平らな状態の方が切りやすいです。
ミキサーにかけて液体に近い状態に変わっているため、舌触りが滑らかな料理に向いています。
ミネストローネのようなスープ類や、トマト煮込み料理が最適でしょう。
開封した缶詰の注意点
トマト缶に限らず、缶詰製品というものに、基本的な考えがあります。
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- 一度開封したら、中身は他の容器に移し替えて保存すること
- 可能な限り早く使い切ること
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缶詰と言えば、長期保存が可能な食品の代表格ですよね。
缶詰の中の食品が腐らずに長持ちするのは、腐敗の原因になる菌類が中にいない、あるいはいたとしても、生き延びたり増殖することが出来ない状態にされているからです。
缶詰の封をする前に加熱殺菌し、さらに真空状態にすることで、こうした状態を作っているわけです。
ところが、一度缶詰を開けてしまうと、この状態は崩れてしまいます。
一度開けた缶を再び密閉することはできず、食品は空気にも菌類にも触れることになり、保存状態が悪ければあっという間に腐ってしまいます。
そこで、密閉に可能な限り近い状態にするため、他の保存容器に移す方が安全というわけです。
また、果物類の缶詰の場合は、使用されている缶の内側がコーティングされていません。
そのため、空気に触れることで缶の原料であるスズが溶けだし、中身に缶のニオイがついてしまいます。
この2つの理由から、一度開封した缶詰は、他の容器に移しかえて保存することが大切です。
昔、缶に入れたまま冷蔵庫で保存したことがあります。
それほど長期間ではなかったのですが、食品にそこはかとなく金属臭がついて、とても美味しいと言える状態ではありませんでした。
最近では、こういうへまはしなくなりましたが…
トマト缶も一度開けたら、残ったものは必ず他の容器に移しかえるようにしましょう。
まとめ
今回は、トマト缶の保存方法について調べてみました。
まとめると…
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- 一度開けたトマト缶の残りは、必ず他の密閉容器に移しかえて保存する。
- 冷蔵保存の場合は、フタつきで密閉可能なガラスや陶器製の容器を使用する。フタがない場合はラップでも可。2~3日以内に使い切る。
- 冷凍保存の場合はジップロックが最適。ミキサーで液状にし、平らな状態で冷凍する。1か月以内をめどに使い切る。
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でした!
合わせて、両者の方法で保存したトマト缶は、どんな料理に使うのが向いているのかも見てみました。
今回見たように、トマト缶は余ってしまった場合、それ自体を冷蔵・冷凍で保存するのも一案です。
が、調べている中では、調理してソースやスープにしてから凍結保存するという方法もありました。
ソースやスープの状態でもいろいろな料理に応用できるので、この方法もありですね。
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