【トマトの追熟方法】家でカンタンにできる3つの方法を紹介します!

夏野菜の代表格、「トマト

お店で買う方、自家栽培したものを収穫する方、お隣で栽培しているものをお裾分けしていただく方、トマトの入手方法はいろいろあると思いますが…。

その中にまだ青いトマトが混ざっていたら、どうしましょう?

お店で買う場合、青いトマトは安売りしていたりするので、それを狙って買う方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時に必要になる知識が、「青いトマトを赤くするにはどうしたよいか

というわけで、トマトの追熟方法について調べてみました!

目次

トマトの追熟方法3つ

追熟とは、熟す前に収穫した果物などを、一定期間置くことで完熟させることをいいます。

本来は赤やピンクのはずのトマトで、まだ青かったり黄色かったりする場合、追熟させる必要があります。

トマトの追熟の方法として、以下の3つをご紹介します。

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  1. 常温保存で追熟させる
  2. 湿らせた新聞紙で包んで追熟させる
  3. 黒い布で遮光して追熟させる

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それでは、1つずつ詳しく見てみましょう。

常温保存で追熟させる方法

これといった手間がかからないシンプルな方法です。

ポイントをまとめると以下の通りです。

場所陽が当たる場所
手順ヘタを下に向けて並べる
期間ちょっと青みが残っている程度なら1~2日
半分くらい青味が占めている場合は4~5日程度
変化甘味アップ、酸味ダウン

ヘタを下に向けて置かないと、置き場所に接している部分からトマトが腐ってきてしまいます。

置いておく期間に関しても、追熟を始めた時のトマトの状態によって変わってきます。

こまめに様子をチェックして熟れ過ぎないように注意しましょう。

湿らせた新聞紙で包んで追熟させる方法

こちらは、以前はなまるマーケットで紹介されたこともあり、ご存じの方も多いかもしれません。

ポイントをまとめると以下の通りです。

場所陽が当たらない風通しがいい場所
手順新聞紙を霧吹きで少し湿らせ、トマトを包む
期間3~4日
変化色が濃くなる
甘味・香り・栄養アップ

この方法のメリットは、日なたスペースがなくても実施できることです。

トマトを数日並べて置いておけるような、日なたスペースがない!というお宅も多いのではないでしょうか?

ぜひこの方法を試してみてください!

黒い布で遮光して追熟させる方法

黒い布で遮光して追熟させると酸味が和らぐ、という説があります。

この方法に関しては、実際にやってみた方々の間でも「効果があった」「効果がなかった」と意見が分かれています。

「効果があった」という方が、写真入りで具体的な手順をブログに書いて下さっています。

試してみたい方は参考にされてはいかがでしょう。

参考URL:トマト追熟法 実験結果

追熟についての豆知識

つづいて、追熟の豆知識をお伝えします。

知っているとちょっと役に立つ情報です。

追熟を早める方法

追熟期間を短かくしたい場合、リンゴと一緒に置くという方法があります。

リンゴから発せられるエチレンガスによって追熟が促進され、より早く食べ頃の状態にすることができます。

方法はとっても簡単。

リンゴとトマトを一緒にビニール袋に入れて常温で置いておくだけです。

中が蒸れないように、時々空気を入れ替えましょう。

食べごろの見極め方

色が赤くなったとしても、食べ頃かどうかは「触って」判断します。

そろそろかなと思ったら、トマトに触ってみましょう。

  • 硬すぎ → 追熟不十分
  • 弾力のある柔らかさ → 食べ頃!
  • 弾力がなく、指がめり込む → 熟れ過ぎ

この辺りの判断は、お店で熟れたトマトを選ぶ時と同じだと思って良いでしょう。

トマトのヘタでも判断することができます。

ただ、ヘタの色が変わっているということは、あまり良い状態とは言えないので、 「トマトのヘタで鮮度が分かる?」併せて確認してください。

 

追熟の注意点

追熟させる際、冷蔵庫を使うのは避けてください。追熟は常温が基本です。

冷蔵庫に入れると長持ちするかもしれませんが、熟す過程は止まってしまいます

むしろ、追熟が始まる前に腐ってしまう場合があるので注意が必要です。

トマトの色と味には関係があるの?

お店で見かけるトマト、全部「赤」と認識されているかもしれません。

実はトマトは色によって4種類に分けられ、それぞれ味に特徴があります。

まとめると、このようになります(色の分け方にはいくつかバリエーションがあるようです。ここでご紹介するのは一例です)。

トマトの色味の特徴
酸味>甘味
ピンク甘味が強い
黄色甘味・酸味ともピンク系に近い
水分が多い

お店で見かけるものの主流派はピンクのトマトで国産品が多いです。

一方、赤系は海外品種が多く、トマトの有名な栄養素であるリコピンを多く含みます。主な用途はジュース。

黄色いトマトは、抗酸化作用を持つβ-カロテンを含みます。

いトマトにはアントシアニンが含まれ、こちらは眼精疲労の緩和に効果があるとされています。

色が違うと、栄養素や健康上の効果も変わってくるのですね。

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「黒系」のトマトってご存知でしたか?

熟すと、赤黒くなるミニトマトのことで、ブラックチェリーという名称で売られています。

お店ではあまり見かけることがない品種です。

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まとめ

今回は、「トマトの追熟方法」について調べてみました!

まとめると…

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  • トマトの追熟は常温で行う。
  • 日の当たる場所、湿らせた新聞紙、黒い布を利用した追熟方法がある。
  • 食べ頃は触って確かめる。目標は「弾力のある柔らかさ」。
  • 追熟を促進するにはりんごと一緒に置いておく。
  • 追熟に冷蔵庫はNG。

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他にも、トマトの色と味の関係についても見てみました。

トマトを買うとき、色の区別をあまり気にしたことはなかったのですが、こんなに味が違うのなら用途によって色の違うトマトを買う方がいいかもしれないですね。

特に「黒系トマト」、一度食べてみたいです。

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