我が家の食卓では、週末になると旦那さんがパスタを作ってくれます!
数少ないレパートリーだからね。
パスタって手軽に調理出来て、ソースを変えることで様々なバリエーションを楽しむこともできる飽きの来ないメニューですよね。
しかし、パスタをきちんと調理するというのは、実のところ、なかなか難しかったりします。
ちょっとの手加減で、味がいまいちだったり、食感がよくなかったり…。
特に、パスタのつるつるしこしこの歯触りを期待していたのに、食べてみたら、パサパサぼそぼそだったら、ガッカリしてしまいますよね。
そこで今回は、パスタがパサパサしない方法について調べてみました!
パスタがパサパサしない方法
パスタがパサパサしない方法は、5つポイントが挙げられます。
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
茹で時間の問題
一言で言うと、「茹ですぎない」ということに尽きます。
茹ですぎたパスタは、しこしこ感がなく粉っぽい食感になります。
対処方法としては、パスタの袋に記載されている湯で時間をしっかりと守ることです。
パスタの茹で方に関してよく使われる言葉に、「アルデンテ」というものがあります。これは、パスタの歯ごたえが失われない程度の硬さに茹でるという意味です。
目安としては、茹でたパスタを噛み切った時に、切り口をチェックすると、真ん中に白い部分が残っている程度です。
茹ですぎを避け、この程度の硬さになるよう、注意しましょう。
また、茹でる時に、お湯にオイルを少量加えて、お湯の中で麺をコーティングするという方法もあります。
この場合は、茹で上がったパスタを水洗いしないように注意しましょう。
水洗いしてしまうと、折角のオイルコーティングが失われてしまうためです。
茹でる時の塩
茹でる時に、お湯に入れる塩の量が少ないと、これも、パスタがパサパサになる原因になります。
使用する塩の量の目安としては、パスタ100gに水1L、塩10g程度です。
ザルで湯切りはしない
茹で上がったパスタはトングを使って、ソースの入ったフライパンへ移し入れましょう。
ザルにパスタを上げてしまうと、水分が落ちてしまいます。茹で汁がソースと絡み、より美味しくなります。
油分が足りていない
茹で上がったパスタをソースの入ったフライパンに移し入れた後、少量のオリーブオイルを加えます。※大さじ半分程度
オリーブオイルが少ないとパスタが水分を吸ってしまって、乳化がうまく進まずパサパサになってしまいます。
ソースを絡ませるときは、火にかけない&茹で汁を加えて乳化させる
「火にかけない」の方は、今まで見てきた通り、パスタを加熱しすぎてパサパサになるのを防ぐためですよね。
もう一つ、「乳化」についてですが、乳化とは、界面活性剤の機能により、本来混ざらない水と油を混ぜることを言います。身近な食品で、乳化されたものの代表格と言えば、マヨネーズやドレッシングがそうです。
パスタに絡めるソースがオイル系の場合、茹で汁を少々加えることにより乳化が起こります。
これにより、パスタとソースが絡みやすくなるだけではなく、パスタそのものも、つるつるして、互いにまとわりつかなくなります。
パスタがパサパサしないようにする方法は、こんなにあるのか…と思うかもしれませんが、これは逆に、こんなに多くの点に気を付けないと、パスタがパサパサになりますよという意味でもあります。
やはり、パスタを美味しく調理するのは、簡単そうで難しい模様ですね。
パスタがパサパサする原因とは
パスタがパサパサするのは、パスタの成分の一つ、グルテンの持つ性質に由来します。
パスタを茹でた後、温度が下がるにつれて、グルテンがだんだん固まってきます。
これにより、茹でおきのパスタが互いにくっついて食べにくくなったり、パサパサした食感に変わったりします。
そんなわけで、パサパサが嫌であれば、茹で方や調理の仕方、食べるタイミングに気を付けるしかないということですね。
要は、なるべく作り置きをせずに、出来立てを美味しいうちにサッといただくということでしょう。
パサパサになったパスタを戻す方法
パサパサになったパスタを戻す方法はあるのかな?
一応あるから、紹介するね。
パサパサになったパスタを復活させる方法を3つ紹介します。
再加熱する方法
パスタを再加熱するときに、少し水を加えて、フライパンまたは電子レンジで加熱します。この方法はパスタに水分を戻すのに役立ちます。
パスタを茹でたお湯の中で再度入れ、水分を戻すやり方もあります。
ソースを追加する方法
パスタが乾燥している場合は、追加のソースを加えると良いでしょう。
ソースはパスタに水分と風味を提供し、乾燥を防ぎます。
オリーブオイルまたはバターを使用する方法
少量のオリーブオイルまたはバターをパスタに加え、よく混ぜることで、パスタを柔らかくし、乾燥を防ぐことができます。
それぞれの方法は、パスタの種類やどれだけ乾燥しているかによって異なる効果があります。
私は、茹でたお湯の中に戻し入れるか、オリーブオイルを加えます。
パスタに関するよくある質問まとめ
パスタに関するよくある質問をまとめてみました。
たらこパスタ・明太子パスタがパサパサしない方法
ポイントは3つあります。
- パスタの湯で時間をパッケージの記載より、1分程度短くする
- たらこパスタのソースには、茹で汁を少量加える
- たらこパスタを茹でた後は、すぐにソースとあえて、予熱で温める。
また、たらこパスタのソースに、バターや生クリームを加えるのもおすすめです。バターや生クリームには、パスタの乾燥を防ぐ効果があります。
これらの対策を参考に、パサパサしないたらこパスタを作ってみてください。
パスタがのびるのを防ぐ方法とは
パスタが伸びるのを防ぐポイントは、3つあります。
- パッケージにある湯で時間より短めに茹でる
- 茹で上がり直前に、お湯の温度を下げる
- ソースは食べる直前にパスタをあわせる
詳しくは、パスタがのびるのを防ぐ方法!作り置きに効果的な2つのポイント紹介を併せてご覧ください。
パスタに虫がわく原因はなに
パスタに虫がわいてしまう原因は、主に3つあります。
- 人の衣類に付着して侵入
- 製品の袋に付着して侵入
- 室内に侵入して卵から生まれた虫が増殖
気をつけていても防ぐことが難しいですが、対策もあります。詳しくは、パスタに虫がわく原因はなに?仰天の事実がそこにはあったで紹介していますので、併せてご覧ください。
まとめ
今回は、パスタがパサパサしない方法について調べてみました。
まとめると…5つのポイントがありました。
- 茹で時間の問題
- 茹でる時の塩
- ザルで湯切りはしない
- 油分が足りない
- ソースを絡ませるときは、火にかけない&茹で汁を加えて乳化させる
やはりパスタは、一筋縄ではいきませんね。
パスタだけでも、美味しく茹で上げるために、これだけ気をつけることがあるわけですが、これに加えて、ソースについて検討し始めると、一体どうなってしまうのでしょうか。
しかし、麺類は、やはり麺そのものの美味しさが大切ですよね。
今回分かったことを生かして、今後はパサパサしない美味しいパスタをいただきましょう。
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