食べ物の雑学

こんにゃくを生で食べるの大丈夫?火を通さないと害があるのか?

昔、大人のためのクラシックバレエを習っていた時、壁一面に張られた鏡にうつる自分の姿を見て、一瞬で減量を決意したことがあります。

当時は受験生だったので、さすがに完全絶食はしませんでしたが、代わりによく食べていたのがこんにゃくと白滝でした。

この時は、両方とも常に火を通して食べていたのですが、そもそもこんにゃくは生で食べられるものなのでしょうか?食べられるとしても、果たしておいしいものなのかどうか?

そこで今回は、「こんにゃくは生で食べても大丈夫か」について調べてみました!

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こんにゃくは生でそのまま食べても大丈夫なのか?

こんにゃくは、生で食べても大丈夫です。

刺身こんにゃくはもちろん生で食べられますし、一般のこんにゃくも生で食べて問題ありません

ただ、食べ方としては火を通す方が一般的です。
その理由は、加熱調理しないと安全性に問題があるからではなく、単に生だとおいしくないからです。

具体的には、こんにゃく特有の臭いが関係しています。

こんにゃくが生臭い?

こんにゃくを加熱調理する代表的な理由は、こんにゃく特有の臭みを消すためです。

このニオイの原因は何かというと…

「こんにゃくの主成分であるコンニャクマンナン自体には臭いがありません。

製造過程での煮沸時にでるアクや凝固剤として加えられる水酸化カルシウム水溶液が主な原因です。」

参考:群馬のこんにゃく:こんにゃくの臭いの原因

というわけで、こんにゃくの加熱調理には、アク抜きをして臭みを消すという意味があるのですね。

なお、製品によってはこのニオイが控えめなものもあるようです。
その場合は、加熱調理せずとも生で美味しく食べられそうですが、どうなのでしょうか。

ここで考えてみたいのが「刺身こんにゃく」と普通のこんにゃくの違いです。

両者の違いとは…

・刺身こんにゃくは、一般のこんにゃくと比べて、含まれる水分の量が多い

・一般のこんにゃくは煮込みなどで味をしみこませる前提で製造されているが、刺身こんにゃくはそれをしないで食べることが前提。

そのため、こんにゃく自体にゆず・のりなどの風味づけをしている。

参考URL:COOP

ということは、やはり一般のこんにゃくは、たとえ臭みがなくても、食感など他の点であまり美味しい食べ物ではないのかもしれません。

しらたきはどうなの?

見た目といい食感といい、こんにゃくと切っても切れない関係にありそうな「しらたき」ですが、こちらは生で食べても大丈夫なのでしょうか。

しらたきも生食は可です。

そもそもこんにゃくと白滝は材料も製法も同じです。

であれば、こんにゃくだけ生食可で白滝は不可とする理由がないですよね。

こんにゃくと生芋こんにゃくとの違い

刺身こんにゃくの他にも、特殊なこんにゃくとして「生芋こんにゃく」というものがあります。

一般のこんにゃくとの違いは、ずばり「原料」です。

一般のこんにゃくの原料: こんにゃく芋の乾燥粉末

生芋こんにゃくの原料 : こんにゃく芋そのもの

生芋こんにゃくはこんにゃく芋をすりおろして使いますが、一般のこんにゃくに比べると、噛んだときの弾力と風味が強く、とても美味しいそうです。

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こんにゃくのアク抜きの仕方

こんにゃくの加熱調理にはアク抜きの目的があるというお話をしましたが、アク抜きの方法は一つではありません。

実は、こんにゃくをどんな料理に使うかによって、適切なアク抜きの方法が変わります。
具体的には…

1.茹でる
・もっともポピュラーな方法。やり方は簡単で、熱湯でさっと茹でるだけ。
・すき焼きやおでんに使う場合に適しています。

2.叩く
・きっちり水切りをしたまな板にこんにゃくを載せ、全体に塩をふります。上から綿棒などで軽く叩き、水分を出します。そのままでは塩辛いので、料理に使う前に水洗いを忘れずに。
・煮物や汁物に使う場合に向いた方法です。

3.炒める
・油を使わないから炒り。お鍋にこんにゃくを入れて中火で軽く火を通します。焦げないように適当に混ぜて下さい。
・和え物、煮物などに向いた下ごしらえ方法です。

4.電子レンジを使う
・万能クッキング器具の電子レンジで、こんにゃくのアク抜きまでやってしまうという手もあります。
・耐熱容器に水洗いしたこんにゃくを入れて、こんにゃくの量により2~3分ほどレンジで加熱するだけです。
・煮物に適したアク抜き方法です。

私はいつも「茹でる」で対応していました…。

他のアク抜き方法も試してみて、料理の出来栄えに差が出るものかどうかチェックしてみたいと思います。

こんにゃくのおすすめレシピ

電子レンジでのこんにゃくのアク抜きと、その後の調理のプロセスを一体化したお手軽レシピをご紹介します。

手軽な割にとても美味しそうというお得なレシピと思います!
是非試してみて下さい。

<材料>(4人分)
こんにゃく1枚(普通サイズ)
鶏もも肉半分
生しいたけ(お好きなきのこで)3枚
唐辛子(小口切り) 少々
酒大1
味りん 大1
麺つゆ(薄めず) 大2
砂糖大2分の1
白ゴマ、黒コショー少々
いんげん2本
唐辛子(小口切り) 少々
ほんだし 小1

<手順>

  1. 薄切りこんにゃくを耐熱皿に並べ、ラップをかけない状態で3分間加熱する(600W)。
  2. もも肉、しいたけを薄切りにし、インゲンは塩ゆで。フライパンにごま油を入れてもも肉とこんにゃくを炒める。
  3. しいたけ、唐辛子、酒、味りん、砂糖、ほんだしを加える。
  4. 水分を飛ばして麺つゆで味つけする。炒り煮を続け、水分を完全に飛ばす。
  5. 盛り付けて、飾りのインゲン、白ゴマと黒コショーを振って完成。

 

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まとめ

今回は、「こんにゃくは生で食べても大丈夫か」について調べてみました。

まとめると…

  1. こんにゃくは生で食べても問題ない。
  2. こんにゃくの製造過程で生じるアク、水酸化カルシウム溶液によるニオイを消した方が美味しく食べられるため、主としてアク抜きの目的で加熱調理をする。
  3. アク抜きには、煮る他に、叩く・から炒りする・電子レンジを使う等の方法があり、各々のやり方が相応しい料理がある。

他に、こんにゃくそっくりの白滝の生食が大丈夫なのかどうか、刺身こんにゃく・生芋こんにゃくの特徴についても見てみました。

刺身こんにゃく、昔のダイエット中に存在を知っていればなぁと思いました。

過激なこんにゃくダイエットは確かに効果抜群でしたが、食べ方のバリエーションにも限界があって、かなりつらかった覚えがあります。

今同じ方法で減量するなら、刺身こんにゃくももちろんメニューに入れます!

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