自宅でも外食でもおなじみの身近な野菜、「きゅうり」
漬物、野菜スティック、冷やし中華など、用途もとても広いですが、きゅうりの皮がむいてある場合とむいていない場合があります。
そもそも、きゅうりの使い方の基本として、「皮をむくべきなのか?」それとも必要ないのでしょうか?
気になったので、今回は、きゅうりの皮について色々と調べてみました!
きゅうりの皮はむくべきなの?
結論から言うと、「むく派」「むかない派」両方の意見があり、どちらが正解というわけでもないようです。
ちなみに、我が家は「むかない派」なのですが…
それぞれの言い分を見てみましょう!
皮をむかない派の意見
まず、皮をむかない派の意見です。むかない理由をまとめると…
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- あの濃い緑色が大事!
- あの食感こそが大事!
- 皮の栄養こそが大事!
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<濃い緑色が大事!>
料理においてとても大事な「見た目」。
きゅうりの場合、皮は濃い緑色で中身は白に近い淡い緑色。料理の見栄えをよくするためには、濃い緑色の方を使いたいですよね。
私自身は、あの緑の濃淡のセットがポイントと思っています。
濃い緑色だけならピーマンでもいいですが、ピーマンだと淡い緑色の部分がありません。緑の濃淡があることで、料理の見栄えがよくなるように思います。
<食感が大事!>
きゅうりの中身に比べると、硬くてざらつきのある皮。人によっては、この皮の食感が好きという場合もあります。
<皮の栄養が大事!>
きゅうりは一般にあまり栄養がない野菜と言われていますが、皮の部分は栄養が豊富なため、そのまま食べるべきと考える人もいます。
皮をむく派の意見
一方、皮をむく派の意見はどのようなものなのでしょうか。まとめると…
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- 苦い、青臭い
- 硬い
- イボが苦手
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<苦い、青臭い!>
きゅうり特有の苦味や青臭さが苦手な人もいます。
苦味は、ククルビタシンというウリ科植物特有の成分によるもの。この成分のため、きゅうりは先端が特に苦いです。
<硬い!>
きゅうりの中身は水分が多く柔らかいですが、皮は硬く歯ごたえがあります。あの硬い食感が苦手な人もいます。
<イボが苦手!>
皮をむかない状態だと、きゅうりの表面のゴツゴツしたイボがそのまま残っています。手で触ってみても、硬くてとても食べられるようには思えませんよね。
きゅうりの鮮度を確認する際にチェックする重要なパートですが、食べるのには抵抗があるという方もいます。
確かに、皮をむいて食べたくなる気持ちもわかるような気がしてきました(^_^)
やはり、好みの問題と言うことで、「むかない派」「むく派」どちらが正解と言うわけではないようですね。
皮に栄養はあるの?
では本当に、きゅうりの皮には栄養があるのでしょうか?答えは「ある」です。
具体的には…
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- βカロテン
- カリウム
- ビタミンK
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<βカロテン>
緑黄色野菜の栄養成分としてポピュラーな成分。これは、体内でビタミンAに変わり、抗酸化作用により美容の維持に威力を発揮します。
<カリウム>
余分な塩分を体内から排出し、むくみを解消します。
<ビタミンK>
骨や血管を丈夫に保つ働きをします。
献立を考える時、なんとなく「きゅうりが欲しいな」と思うことがあります。
これはもしかすると、きゅうりのこうした効用を体が覚えていて、今きゅうりの栄養が必要な状態ですよというサインが出ているのかもしれません。
皮の食感や臭いは苦手でも、栄養があるなら食べようかと考える人も多いでしょう。
きゅうりの皮のむき方
きゅうりの皮に栄養があることは分かったけど、でもやっぱりむいて食べたい!という方のために、きゅうりの皮のむき方をいくつかご紹介します。
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- トゲの取り方
- 基本のむき方
- 縦じまバージョン
- 横じまバージョン
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それぞれ、詳しく見てみましょう。
トゲの取り方
まず、皮をむく前に、きゅうりに「トゲ」がある場合はこれを取ってから処理を進めましょう。
- きゅうりのとげをなでるようにしながら洗う
- 包丁の背でこそげとる
- 板ずりをする
- ピーラーで皮をむいてしまう
きゅうりのとげについては、「きゅうりのとげの取り方!簡単にできる4つの方法があるの知ってる?」に、さらに詳しく説明されています。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
基本の皮のむき方
それでは、きゅうりの皮の基本のむき方です。
まずは、わかりやすい動画があったのでご紹介します。
なかなかここまで手際良くはできませんが、基本の3ステップは以下の通りです。
- 両端1cmは切り捨てる
- 色が濃い方の先端部分の皮をぐるりとむく
- 必要に応じて他の部分の皮をむく
両端1cmの部分は、苦味成分が多く含まれる部分ですので、切り捨ててしまいましょう。この後きゅうりの皮をどのようにむくとしても、このステップは最初にクリアしましょう。
②「色が濃い方の先端部分の皮をぐるりとむく」のは、この部分の皮が特に硬いためです。
その後は、前項のトゲを取るため、料理の見栄えを良くするため、味をしみこみやすくするため等の理由で、いろいろなデザインに皮をむいていきます。
縦じまバージョン
今日もしましまきゅうり食べたー🙈 pic.twitter.com/P4WTnyCTOw
— あやのん❤︎にこちゅう (@ayanoLOVEnicole) 2015年9月3日
皮のむき方で、一番シンプルなのは「シマ目」。
これは、ピーラーや包丁を使ってきゅうりの皮を縦にすーっとむく方法です。
むく場所に少し間隔を開けるので、出来上がりがちょうどシマ模様のように見えます。
ピーラーで皮をむくと、非常に簡単です!他の野菜にももちろん使えます!
3枚目の商品写真が、ズッキーニの皮を縦じまにむいているところです。同じ要領できゅうりもむいてみましょう!
横じまバージョン
シマを横に入れると、オシャレな「横じまきゅうり」の出来上がりです。ただし、それなりに手間がかかります。
手順を簡単に説明すると…
- きゅうりを縦に四等分に切る
- 5mm~1cmずつ切り込みを入れる
- 切り込みの間の皮を斜めに削いでいく
写真と手順の詳細はこちらで紹介されていますので、参考にして下さいね!
まとめ
今回は、きゅうりの皮をむくかどうかについて調べてみました!
まとめると…
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「むく派」「むかない派」に分かれる。
むく派の意見は:
- あの濃い緑色が大事!
- あの食感こそが大事!
- 皮の栄養こそが大事!
むかない派の意見は:
- 苦い、青臭い!
- 硬い!
- デコボコした部分が気持ち悪い!
どちらが正解と言うわけでもない。
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また、きゅうりの皮が持つ栄養や、きゅうりの皮のむき方についても見てみました。
普段きゅうりの皮を「むかない派」のわたし。
でも、むいた方が味がしみ込みやすくなるというのは納得しました!
きゅうりがメインのおかずの場合は、皮を少しむいた方が見栄えもよくて素敵なので、試してみたいと思います。
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