自分の着ている衣服から、ふと良い香りがすると心が和むよね。
香水の香りも良いですが、柔軟剤のふんわりと優しい香りも魅力的!
毎日の洗濯に欠かせない存在の柔軟剤ですが、正しい使い方をしないと逆効果になってしまいます。
みなさんは、柔軟剤を正しく使っていますか?
柔軟剤は、洗濯機の投入口に入れている!という方も多いと思いますが、洗濯機によっては、投入口がないものもありますよね。
私が高校の部活動でマネージャーをしていた時に使っていた洗濯機もそうでした。
二層式の洗濯機で、柔軟剤の投入口がなかったので、自分でタイミングを見て柔軟剤を入れなくてはなりませんでした。
先輩に教えてもらって洗濯していた日々が懐かしい…笑
そんな経験から、投入口がない洗濯機での柔軟剤の正しい使い方を調べてみようと思いました!
うちの洗濯機には投入口がない!という方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
香りを長持ちさせる方法も併せて紹介します!
投入口がない場合の柔軟剤の使い方
投入口がない場合、適切なタイミングに自分で洗濯槽に柔軟剤を入れることになります。
柔軟剤を入れる適切なタイミングはいつでしょう?
①洗い ← 洗濯洗剤の投入
②脱水
③すすぎ (1回目)
④脱水
⑤すすぎ (2回目) ← 柔軟剤の投入!
⑥脱水
柔軟剤は、最後のすすぎの段階で、洗濯槽に水が溜まっている時に投入します。
洗剤が残っていると柔軟剤の効果が薄れてしまうので、水が綺麗になったタイミングに入れましょう。
柔軟剤を投入したら、3分ほどつけ置くか、「洗い」モードで衣類全体に行きわたらせてから脱水をかけます。
<タイミングを逃さないために大事なこと>
洗濯機によっては、洗濯のどの段階で運転を止めるかを設定できる機能がついているものがあります。
洗濯機が自動運転で回っているときに、2回目のすすぎのタイミング に気づくのって結構難しいです。
そのため、洗い→2回目のすすぎ(注水)の段階で止まるように設定しておきましょう。
そうすれば、ちょうど柔軟剤を入れるタイミングで止まっておいてくれるので便利です。
「気づいたときには洗濯が終わってしまっていた」なんてことは無くなりますね。
全自動で自動投入口がある場合は、きちんとすすぎのタイミングで入れてくれるので、ぜひ使いましょう。
投入口に最初から柔軟剤を入れておけば良いだけなので、簡単です。
投入口がないからといって、最初から洗剤と柔軟剤を一緒に入れてしまうのだけは絶対にやめてくださいね。
なぜ一緒に入れてしまうといけないのでしょう? 次にその点も含めて詳しくお話ししますね。
柔軟剤の正しい使い方について
柔軟剤は入れるタイミングがとても大切ですが、その他にも注意すべきポイントがあります。
正しい使い方をチェックしておきましょう。
- 洗剤と柔軟剤を一緒に入れない
- 容量を守り、適量入れる
- 脱水をかけすぎない
- 洗濯物を詰め込みすぎない
- すすぎは2回がベスト
それでは、一つずつ見てみましょう。
洗剤と柔軟剤を一緒に入れない
洗剤と柔軟剤を一緒に入れない理由は、洗剤と柔軟剤に含まれている界面活性剤にあります。
界面活性剤とは、界面(表面)の状態を変化させる物質のことで、「陰イオン」と「陽イオン」の2種類があります。
洗剤には陰イオン、柔軟剤には陽イオンが含まれていて、一緒に使うと「中性」になってしまい、お互いの効果を打ち消しあってしまうのです。
少し難しい話になってしまいましたが、洗剤・柔軟剤の効果が失われてしまわないように一緒に入れることはしないでくださいね!
容量を守り適量入れる
柔軟剤の量は、必ず商品ラベルに書いてある量を守って使ってください。
毎日同じ香りで慣れてしまうと、香りが感じにくくなってしまい、量を増やしてしまいがちです。
多く入れたからといって、香りがただ強くなるだけで別に問題ないのでは?と思ってしまうかもしれません。
ところが、柔軟剤を入れすぎると黒ずみになったり、衣類が傷つき、吸収性や肌触りも悪くする原因になってしまうのです。
また毎日使い続けるのも衣類の持ちが悪くなってしまう可能性があるので、3~5日に1回は柔軟剤を使わないで洗濯するのもオススメですよ。
脱水をかけすぎない
脱水をかけすぎてしまうと、柔軟剤の成分もどんどん排出されてしまい、効果が薄れてしまいます。
標準的な脱水の時間は5~7分程度ですが、3分ほどに脱水時間を短くしてみると柔軟剤の香りも残りやすいですよ。
洗濯物を詰め込みすぎない
私もやってしまいがちなのですが、洗濯物を詰め込みすぎて洗濯してしまうと汚れが落ちにくくなります。
衣類に汚れが残っていると柔軟剤の効果が薄れてしまいます。
洗濯物の量が少なすぎてもよくありませんが、最大量の7~8割程度で洗濯機を回すと汚れもしっかり落ち、効率よく回っていいそうです。
すすぎは2回がベスト
最近ではすすぎ1回が流行っていますよね。
確かにすすぎ1回だと電気代・水道代もちょっぴり安くなってエコです。
ただ、すすぎ1回でOKの洗剤は泡切れが良く、洗濯成分が残りにくいというだけなのです。
最初の見出しでもお伝えしましたが、しっかりすすいで洗剤成分を落とした方が柔軟剤の効果は上がります。
すすぎ1回でOKの洗剤を使ったとしても、より柔軟剤の香りや効果を求める方はすすぎを2回にしてみてくださいね。
柔軟剤の効果について
私もそうなのですが、香りづけとフワフワ効果を期待して柔軟剤を使っているという方が多いかと思います。
柔軟剤の効果は、主に5つあります。
衣類をふっくら仕上げ、肌触りをよくする
柔軟剤は名前の通り、衣類を柔らかく仕上げる効果があります。赤ちゃんや小さいお子さんの肌着やタオル、身に着けるものは刺激にならないように柔らかくしてあげたいですよね!
香りをつける
好みの香りを選んで香りづけができるのは、女性には嬉しい効果ではないでしょうか。
静電気を防ぎ、衣類が長持ちする
柔軟剤に含まれている成分が表面を覆うことで、静電気が起こる原因の摩擦を減らし、衣類をダメージからも守ってくれます。
お気に入りの服が長く着られるように、毎日の洗濯でケアできるのはありがたい効果ですね!
消臭・防臭効果がある
消臭・防臭効果は、特に男性にとって嬉しい効果ですよね。
部屋干しのニオイを防ぎ、衣類が早く乾く
れは私も初めて知ったのですが、洗濯物が早く乾く効果もあるんですね。梅雨の時期や部屋干しが基本になっている人には、ニオイも防いでくれて一石二鳥ですよね!
我が家も子どもが2人で洗濯物が多いので、早く乾いてくれるのはすごく助かります。
柔軟剤には衣類を柔らかくする・香り付けの効果だけではなく、他にもたくさんの効果がありました!
柔軟剤のメリットを知っていると、より効果が発揮されるように気を付けて洗濯しようという気持ちになりますよね~。
柔軟剤の香りをより楽しみたい場合
せっかくお気に入りの香りの柔軟剤があっても、香りが上手くつかないと残念ですよね。
柔軟剤の香りをより残すポイントを5つご紹介します。
① 洗剤は無臭か、香りがきつくないものを選ぶ
② 洗う時の水温をあげ、しっかりすすぎ、汚れをしっかり落とす
③ 脱水の時間は短めにし、洗濯が終わったらすぐに取り出す
④ 乾燥機は使わず、天日干しよりも部屋干しにする
⑤ 乾いたら干しっぱなしにしないで、素早く取り込む
「柔軟剤の正しい使い方」のポイントと重なるものもありますが、香りをしっかりと残したい場合は、この5つを試してみてくださいね!
特にやってはいけないことは、洗濯が終わった衣類を洗濯槽に長時間放置すること、そして半乾きです。
雑菌が繁殖して、嫌なニオイの原因になってしまうので注意しましょう!
柔軟剤が固まる時の対処方法
私は好きな香りの柔軟剤が見つかると、ついついコストコとかで大量買いしてしまいますよね〜。
でも、柔軟剤はあまりに長期間置いておくと、環境により固まってしまたり、ドロドロになってしまうことがあります。
そのまま使ってしまうと、洗濯機で詰まってしまったり、衣類に柔軟剤のシミができることもあります。
固まってしまったら基本的には捨てた方がいいんですが、まだ使える場合もありますので、「柔軟剤が固まる時の対処方法!捨てるのは試してからでも遅くない!?」をご覧ください♪
まとめ
洗濯機に柔軟剤の投入口がない場合は、洗剤と一緒に入れず、すすぎの時に投入しましょう。
その際は、しっかりと汚れや洗剤成分がなくなった綺麗な水のタイミングで入れてくださいね!
今回は洗濯機に投入口がない人の柔軟剤の入れ方をメインにお話ししましたが、その延長で柔軟剤の正しい使い方もチェックしました。
- 洗剤と柔軟剤を一緒に入れない
- 容量を守り、適量入れる
- 脱水をかけすぎない
- 洗濯物を詰め込みすぎない
- すすぎは2回がベスト
柔軟剤の効果や香りの残し方についても、併せてご紹介しました。
お気に入りの香りをずっと使うのも良いですが、同じ香りを使い続けていると慣れてしまい、量を増やして使ってしまうこともあるので、違う柔軟剤にチャレンジしてみるのも良いですよね。
たまにじっくり見てみると、新しい柔軟剤がどんどん増えているので、いつもと違うお好みの香りが見つかるかもしれません。
この記事でお話したことが、少しでもみなさんのお役にたちますように♪
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