食べ物の雑学

ベーキングパウダーの役割は3つ!別のもので代用することもできる!

ベーキングパウダーって本当に必要なのかな?

ひそかにそんな風に思っている方、いませんか。

なぜこんなことを考えるのかというと、同じお菓子のレシピなのに、ベーキングパウダーを入れるものと入れないものがあったりするんですよね。

基本、面倒くさがりの私としては、使う必要のない材料は使いたくないのだけど、本当のところはどうなのか…

そこで今回は、ベーキングパウダーの役割は?他に代用できないのか?について調べてみました!

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ベーキングパウダーの役割とは

では、まず手始めに、そもそもベーキングパウダーの役割とは何かについておさらいしておきましょう。

ベーキングパウダーの主な役割には、以下の3つがあります。

  1. 膨らませる
  2. サクサクの食感にする
  3. きれいな焼き色をつける

一つずつ詳細を見てみましょう!

膨らませる

実際にお菓子などの生地を膨らませているのは「炭酸ガス」です。

ベーキングパウダーに含まれる重曹(炭酸水素ナトリウム)と酸性剤に水分が加わることによって化学反応を起こし、炭酸ガスが発生します。

オーブンなどで熱を加えると、この化学反応が加速されます。

ベーキングパウダーって良くできている!と思うのは、お菓子作りの過程で2回、ガスを発生して生地を膨らませるようになっている所です。

ベーキングパウダーには、2種類の酸性剤が入ってます。

  1. お菓子の生地を作っている段階で常温で作用する酸性剤
  2. お菓子の生地を加熱調理する時に作用する酸性剤

このため、生地の段階で少し膨張して、焼いたり蒸したりするとさらにふっくらと仕上がるようにできているのですね。

サクサクの食感にする

生地が膨らんでいるということは、生地の中に気泡を沢山含んでいるということです。

その状態の生地を焼いたり揚げたりすると、空洞ができてサクサクの食感にすることが出来るわけです。

この役割を期待して、お菓子だけではなく、てんぷら粉にもベーキングパウダーが使われたりするわけですね。

きれいな焼き色をつける

ベーキングパウダーに含まれる重曹のお陰で、ベーキングパウダーを使った生地は加熱するときれいな焼き色がつきます。

重曹そのものを使った場合の方が、焼き色は濃く出ます。

しかし、ベーキングパウダーの中には、この焼き色効果にフォーカスした製品もあります。

青缶は焼き色がきれいにつくように原材料を調整しています。

そのため、揚げ物や焼き物に使用するとこんがりとしたきれいな焼き色に。

ーベーキングパウダーのおすすめ人気ランキング7選

参考サイト:アイコク ベーキングパウダー

ベーキングパウダーは色々な働きをしてくれていたんですね。本当に必要なの?などと言ってしまって、申し訳ない気分です…(^^;)

ところで、べーキングパウダーを入れることによって、お菓子が苦くなるのが気になる方もいるでしょう。

そんな方は、苦い理由と対処方法を別記事で詳しく紹介していますので、「ベーキングパウダーが苦い」をご覧ください。

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ベーキングパウダーの代用になるもの

「膨らませる」「サクサクにする」「焼き色をつける」という働きから、ベーキングパウダーの代わりになりそうなものを考えてみました。

以下の5つがベーキングパウダーの代用品になります。

  1. 重曹
  2. ドライイースト
  3. 炭酸水
  4. ホットケーキミックス
  5. 卵白

それでは、こちらも一つずつ詳しく見てみましょう!

重曹

ベーキングパウダーの主成分である重曹は、もちろんベーキングパウダーの代用として使うことが出来ます。

ただ、ベーキングパウダー中に含まれる重曹の量は1/5ほどですので、代用する場合には使用量に特に注意が必要です。

重曹を入れすぎると、炭酸ナトリウムの苦味が強く出たり、焼き色が濃すぎてお菓子の見栄えが悪くなるというデメリットがあります。

レシピで指定されたベーキングパウダー使用量の半分以下を目安にしてみると良いでしょう。

あとは、好みもありますので、実際に作って微調整してみて下さい。

ドライイースト

膨らませて食べるものの代表と言えば、パンがありますよね。パンが膨らむのは、ドライイーストを使っているためです。

ならば、ドライイーストもベーキングパウダーの代用として使えるのでは?

答えは、「使えます」

ただ、当然のことながら、ベーキングパウダーと全く同じように使えるわけでありません。

ベーキングパウダーとの違いは、膨らむまでにかかる時間です。
イースト菌が発酵して初めて生地を膨らませることが出来るので、やや時間がかかります。

生地を膨らませる力はベーキングパウダーより強力なため、使用量は控えめにするのがコツです。

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炭酸水

炭酸水とはちょっと意外なものが出てきました。

お菓子の生地を作るとき、何かしらの水分を加えることが多いですが、その水分の代わりに炭酸水を使います。

もともと、ベーキングパウダーによる生地の膨らみが炭酸ガスによるものあることを考えれば、意外でもなんでもなく、これこそ究極の代用品と言ってもいいのかもしれません。

ホットケーキミックス

ホットケーキミックスには、ベーキングパウダーも配合されているので、ベーキングパウダーの代用品として使うことが出来ます。

ベーキングパウダーの含有量はかなり少な目で、2~3%程度のものが多いようです。

ということは、レシピに記載のあるベーキングパウダー量よりも相当多く使わないと、期待した膨らみ方とは程遠い仕上がりになってしまうでしょう。

そうすると、ホットケーキミックス特有のあの甘さや香りもそれだけ強烈にお菓子の味に影響することに…。

この辺は、どうバランスを取るかが腕の見せ所でしょう。

卵白

卵白をそのまま使うわけではなく、しっかり泡立ててメレンゲにします

上手に作ればかなりしっかりとホールドするキメ細かい泡ができますが、これをベーキングパウダーの炭酸ガスで出来る気泡の代わりに使うという方法ですね。

ケーキ類を作るときの代用にピッタリですね。

ちなみに、片栗粉やコーンスターチの成分はデンプンで、炭酸ガスを出すような化学的性質を持った物質は含まれていません。

生地を膨らませる力の元となるガスを作れないので、ベーキングパウダーの代用品としては使えません。

 

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代用品を使ったお菓子作りの例

今度は、5つの代用品の特徴を踏まえ、どんなお菓子に使えるのかを考えてみました。

ベーキングパウダーの代用品の中で、恐らく一番融通が利く万能選手が「ホットケーキミックス」、反対に、一番注意して使う必要があるのが重曹だということがわかりました。

それでは、それぞれの代用品で作れるお菓子を見てみましょう。

クッキー

クッキーに最適なベーキングパウダーの代用品は、ホットケーキミックスか重曹です。

<ホットケーキミックス>
ホットケーキミックスにバターを加え、お好みでココアパウダーなどで香りづけをすると、ホットケーキミックスの甘ったるいフレーバーを少し抑えることが出来るのでお勧めです。

<重曹>
注意点は使用量です。適量を見極めるのは難しいでしょうし、もしかすると入れすぎて「苦い」と感じてしまうかもしれません。

クッキーに重曹を使う場合は、他に強めのフレーバーを追加して苦みを消すという方法もありでしょう。おすすめなのは、ジンジャーやナツメグといったスパイスのパウダーを使った大人の味のクッキーです。

スコーン

スコーンにも、ベーキングパウダーの代用品にはホットケーキミックス、重曹が適しています。

<ホットケーキミックス>
スコーンを作るのは比較的簡単です。ホットケーキミックス以外に、最低限、バターとミルクがあれば作れます

味に変化をつけたい場合は、シナモンやクルミを使ってみるとおいしく出来上がるでしょう。

<重曹>
クッキー同様、特に柔らかさや白い色味が必要なお菓子ではないので、重曹でも作れるお菓子の一つです。

パウンドケーキ

パウンドケーキに最適なベーキングパウダーの代用品は、卵白、ホットケーキミックスです。

<卵白>
ふんわり感が大切なパウンドケーキの場合、ベーキングパウダーの代用品として最適なものは卵白です。

小型~中型のパウンドケーキ一つ作るのに、卵一個分の卵白を目安に、頑張ってメレンゲを作りましょう。
この泡立ち次第でパウンドケーキの仕上がりが左右されます。

<ホットケーキミックス>
万能選手のホットケーキミックスはここでも使えます。

パウンドケーキの場合は、ホットケーキミックスに卵・砂糖・バターを加えてオーブンで焼きます。

あまりにホットケーキミックス味が強くて、パウンドケーキらしさが感じられないのが不満な場合は、洋酒やナッツ、ドライフルーツでアクセントをつけてみてはいかがでしょう。

蒸しパン

蒸しパンに最適なベーキングパウダーの代用品は、炭酸水、ドライイーストです。

<炭酸水>
蒸しパンはソフトさが命なお菓子です。そして、これまでのレシピの中でもっとも生地に水分が多いお菓子と言えますね。

その水分を炭酸水に替えて、卵、砂糖、小麦粉と混ぜ合わせます。油を塗った型に入れて蒸し器で蒸すと、しっとりふんわりの蒸しパンの出来上がりです。

<ドライイースト>
「パン」という名の付くお菓子ですので、ここでドライイーストの出番です。

炭酸水の場合と違って、イーストの発酵のために生地を寝かせる時間を取ることをお忘れなく!

 

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まとめ

今回は「ベーキングパウダーの役割は?他に代用できないのか?」について調べてみました!

ベーキングパウダーの役割は…

  1. 膨らませる
  2. サクサクの食感にする
  3. きれいな焼き色をつける

ベーキングパウダーの代わりになる食材と、それぞれに適したレシピをまとめると…

  1. 重曹 ー クッキー・スコーン
  2. ドライイースト ー 蒸しパン
  3. 炭酸水 ー 蒸しパン
  4. ホットケーキミックス ー クッキー・スコーン・パウンドケーキ
  5. 卵白 ー パウンドケーキ

という結果になりました。

他に、ベーキングパウダーがお菓子を膨らませる原理についても見てみました!

ベーキングパウダーの代用品、沢山ありますね。

めんどくさがりの私としては、時間がかかるイーストなどはちょっと脇に置いておいて、炭酸水をぜひとも試してみたいです。

皆さんが一番興味をひかれた代用品は何ですか?

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