私たちが毎日口にする食事で、身近な野菜はたくさんあります。
先日、関東地方に住んでいるおばが、「この間買った唐茄子(とうなす)ものすごくお美味しかったのよ~!」とうれしそうに話していました。
頭の中が「唐茄子(とうなす)ってなんだ?」とハテナマークに……。
おばに「唐茄子(とうなす)って何?」と聞くと、「あ~、かぼちゃのことだよ!」と教えてくれました!
身近な野菜のかぼちゃには、そんな別名があったんですね。
他にもあるんじゃないかと気になったのでいろいろ調べてみると、かぼちゃには実は別名が4つありました!
今回は、かぼちゃの別名や由来について調べたことをまとめてみました(^^)
別の角度からもかぼちゃにググっと迫ってみましたので、あわせてお伝えしますね!
かぼちゃの別名と由来
かぼちゃの別名は、少なくとも4つあります。
- 南京(なんきん)
- 唐茄子(とうなす)
- 唐瓜(からうり)
- ぼうぶら
それでは、一つずつ由来を見ていきましょう!
南京(なんきん)
カンボジアから中国の南京を通って入ってきた野菜ということで、南京(なんきん)という説が由来となっています。
唐茄子(とうなす)
中国(当時は「唐」)からやってきた茄子が由来となっています。ちなみに、西洋かぼちゃの渡来以前に栽培されていたひょうたん型のかぼちゃを指します。
唐瓜(からうり)
現在は中国ですが、当時は「唐」だったため「唐」から渡来した瓜ということが由来となります。
ぼうぶら
ポルトガル語で、かぼちゃを意味する abóbora (アボボラ)に由来しています。
名前ひとつにしても、きちんと由来があってその由来も「なるほど~。」と思えるようなものばかりです。
由来には、どのようにして伝わってきたかやかぼちゃ自体の意味が大きく関係しているんですね~。
かぼちゃの語源
かぼちゃという名前は、カンボジアという国の名前に由来します。
かぼちゃは、ポルトガル人によりカンボジアの産物として日本に伝えられました。
伝わった当初は、「かぼちゃ瓜」と呼ばれていましたが、時間と共に「瓜」が取れて「かぼちゃ」とよばれるようになりました。
詳しくはかぼちゃの語源をご覧ください。
違う呼び方をする地域
かぼちゃには、地方によって多くの呼称があります。
少しご紹介しますね(^^)
・関東 → 唐茄子(とうなす)
・関西 → ナンキン
・山形県 → ロスン
・宮崎県 → ナンバン、チョウセン
・高知県の一部→ トウガン
かぼちゃは、別名がたくさんあるだけではなく、地方によっても呼び方にも違いがあるなんて本当に面白い野菜ですよね。
日本のかぼちゃは「パンプキン」ではない!
日本で多く食べられているかぼちゃは、実はパンプキンではありません。
すべてのかぼちゃ=パンプキンといったイメージをお持ちの方が多いと思います。私も、実はそう思っていました…。
ですが、パンプキンと呼ばれるかぼちゃは、オレンジの果皮のかぼちゃだけなんです。
米国では、熟したオレンジ色の果皮のペポかぼちゃのことを「パンプキン」と呼んでいます。
英語で、かぼちゃを総称して「スクワッシュ(Squash)」といい、西洋カボチャは「ウインター・スクワッシュ」、日本カボチャは「トロピカル・スクワッシュ」と呼ぶことが多くあります。
日本のスーパーなどに並んでいるかぼちゃは、大半が西洋かぼちゃなので、日本で一般的に食べられているかぼちゃはパンプキンではなく、「ウインター・スクワッシュ」ということになります。
つまり、パンプキンとはかぼちゃの中のごく一部のものを指しているんですね~。
かぼちゃの種類
かぼちゃのことについて調べていると、かぼちゃにはたくさんの種類があったので、まとめてみました。
こんな形のかぼちゃがあるんだと思いながら、見てみてください!
それでは、どうぞ〜♪
まずかぼちゃは、主に3種類に大きく分けられます。
・日本かぼちゃ
・西洋かぼちゃ
・ベポかぼちゃ
それぞれの、主な品種や特徴などをまとめてみましたので一緒に見てみましょう!
日本かぼちゃ
1960年代まで日本に数多くある品種の総称です。
日本かぼちゃは、西洋かぼちゃに比べて水分は多いのですが煮崩れしにくいのが特徴です。
また、食感はねっとりとしていてでんぷん質も少なく、甘さも控えめでさっぱりとしています。
さらに、日本かぼちゃの中でもいろいろな品種があるのでご紹介しますね。
黒皮かぼちゃ
希少価値の高い日本かぼちゃの一種で、日本料理の最高級食材として大変人気の高い品種です。
見た目は綺麗な黒皮で果肉が粘質で煮崩れに強く、味はまろやかな甘味ときめ細やかな舌触りが特徴的です。
【伝統野菜「黒皮かぼちゃ」は他と何が違うのか】 このかぼちゃは普通のかぼちゃではない : https://t.co/5d5i69XfIP #東洋経済オンライン pic.twitter.com/DQo8QG9jKZ
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) May 31, 2017
菊座かぼちゃ(菊南瓜)
菊座かぼちゃは日本かぼちゃの一種で、菊座かぼちゃ(菊南瓜)の最大の特徴は、横に切って上から見ると菊のように見える見た目からその名前がついています。
菊座かぼちゃ、鶴首かぼちゃ(多分)
どうするかな〜 pic.twitter.com/TEoO8bG2QZ— みつき-平常運転- (@mitsuki_ma) August 22, 2017
小菊かぼちゃ
小菊かぼちゃは、直径15cm前後、重さ500~800g程の小ぶりの菊カボチャで、真上から見ると菊花に似ていることから名前が付いたとされています。
肉質は粘質で甘味は少なく淡白ですが、煮崩れしにくく、味がしみこみやすいので古くから日本料理には欠かせないカボチャとして扱われています。
会津小菊かぼちゃ磨きを行いました✨
会津の伝統野菜の1つで、350年前から栽培されていたことが記録に残っています!皮が固いので長期保存に適しています。
食感は甘くてねっとり♪
天ぷらやみそ汁にむいていますよ😋 #農作業 #会津 #伝統野菜 #会津大学AAA pic.twitter.com/7EGkQDftVR— Aizu Active Association [会津大学公認団体] (@AAA_aizu) 2017年11月10日
鹿ヶ谷かぼちゃ
鹿ケ谷かぼちゃは、京の伝統野菜で知られ「京のブランド産品」の一つにも認定されています。
鹿ケ谷かぼちゃは、ひょうたんのように真ん中にくびれがある縦長の南瓜で、縦に幾条もの筋があり表面にはコブがびっしりとあります。
果肉は日本かぼちゃらしい粘質で、栗南瓜のような甘さはあまり無く淡白ですが、煮崩れしにくく出汁をしっかりと吸い易いので古くから煮物に用いられてきました。
鹿ヶ谷かぼちゃは、つるが完全に枯れてしまったのでここで収穫となりました。やはり、家の狭い庭で鹿ヶ谷かぼちゃを栽培するのは無理があったようです。 pic.twitter.com/9l5412U4Bq
— 野菜づくり宮丸菜園 (@yasai_miya) July 17, 2017
鶴首(つるくび)かぼちゃ
鶴首かぼちゃは細長く、首の部分が鶴の首に似ていることからそう呼ばれるようになったようです。
鶴首かぼちゃは、下の膨らんだ部分が美味しく、ねっとりとしていてコクがあります。
鶴首かぼちゃ、来歴不明ですが糖度の高い味の良いカボチャです。とても栽培容易です。少しずつ切って使え、冷蔵庫に入れ易く、若穫りすればズッキーニとしても楽しめます。日本南瓜の仲間ではトップクラスの味の良さです。
タネのお求めはコチラ↓https://t.co/Qd4ocKize9 pic.twitter.com/1cEYny45Ch— ツイッ種 (@TaneTweets) November 2, 2017
バターナッツ
バターナッツは南アメリカ大陸が原産とされ、アメリカではポピュラーなカボチャのひとつです。
最近では、日本でも人気が高まってきました。バターナッツも下の膨らんだ部分が美味しく、ねっとりとしていてコクがあります。
コンニチハー((((o´ω`o)ノ
バターナッツ🥜1個だけすくすく育っている😋 でもまた1個だけ🙄
一度でいいから他の野菜など毎日採るのがイヤなくらい収穫したいな~😌 pic.twitter.com/Sye9HYP6Rv— 家庭菜園は下手なヨコズキです🍅 (@oobkrotmato) 2018年7月11日
島かぼちゃ
島かぼちゃは沖縄で古くから作られてきた在来種のかぼちゃで、沖縄では「ナンクワー」または「チンクァー」と呼ばれています。
果肉は濃いオレンジ色で、比較的水分が多く、甘味は少なくて鶴首(つるくび)かぼちゃとほぼ同じ肉質です。
もう2回目の収穫なんですが20個超えました😊👍
沢山とれるのがいいって方は作ってみると面白いかもしれません😎
島かぼちゃの作り方(かずや流)
播種→放置→収穫🙌
放置の時にかなり伸びるので他の方の迷惑にならないように‼️
とっても簡単にできます😎✌️#家庭菜園 pic.twitter.com/0k2TdI7LRQ
— かずや(田舎で農業生活) (@kazuya_f831) 2017年8月12日
春日ぼうぶら
春日ぼうぶらは、熊本県春日地区で古くから作られてきた在来種です。
外皮は白く粉をふいたようなくすんだ橙色で、縦に条溝があります。
中の果肉は鮮やかなオレンジ色で特に種がある部分は空洞になっていて、赤みが強めのオレンジ色をしています。
なんと有益な情報を!ありがとうございます!
ひご野菜「春日ぼうぶら」をふんだんに使った【春日ぼうぶらロールケーキ】をぜひ食べてほしいです~!!
洋菓子のようなフォルムに和菓子のようなあっさりとしたカボチャの甘み♪https://t.co/jt4WNbHFA7#ロンプク pic.twitter.com/b4QqMrVkxf
— ANAクラウンプラザ熊本ニュースカイ (@kmmt_newsky) April 11, 2017
万次郎かぼちゃ
この万次郎かぼちゃは東洋系、西洋系、ぺポカボチャなどの種があるなかにおいて希少な東洋系と西洋系の種間交雑種とされ、非常に繁殖力が強いのが特徴的です。
果肉はオレンジ色で肉質は東洋系に近い粘質ですが、貯蔵性は高いです。
〈大阪店野菜市場です〉野菜をおいしく食べましょう!夏の緑黄色野菜「万次郎かぼちゃ」厚く切ってソテーにしてもおいしいですよ。また、ペーストにしてスープにお使いください。万次郎かぼちゃも大特価! pic.twitter.com/bqzVWEBcQv
— クレヨンハウス (@crayonhouse) August 27, 2016
西洋かぼちゃ
店頭などでよくみかけるかぼちゃが、この西洋かぼちゃです。甘みが強く、とてもホクホクとしているのが特徴です。
栄養価の高い野菜としても知られており、日本かぼちゃに比べてなんとB-カロテンが5.5倍多く含まれています。
こちらも、いろいろな品種があるのでご紹介しますね。
黒皮栗かぼちゃ
黒皮栗かぼちゃ(くろかわくりかぼちゃ)は、現在広く一般的に流通しているかぼちゃの代名詞的な品種で、「みやこかぼちゃ」や「えびすかぼちゃ」、「くりゆたか」「九重栗南瓜」などの品種群の総称です。
表皮の色が濃い緑で、薄い緑色のストライプが入るものが多いです。
果肉は粉質で、加熱調理することで甘みが引き出され食べた時に栗のようにホクホクするタイプのかぼちゃです。
黒皮栗かぼちゃ・ロロンかぼちゃ pic.twitter.com/WQOe19Xv27
— ゆらね (@yurane_kyoto) October 26, 2015
坊ちゃんかぼちゃ
坊ちゃんかぼちゃは果重500g前後の手のひらサイズのカボチャです。
未熟果というわけではなく、これで一人前に熟した状態です。
坊ちゃんかぼちゃは形や肉質が一般的な栗カボチャとよく似ていて、粉質でホクホクとした食感で甘味も有り美味しいです。
また、一般的な栗カボチャに比べ栄養価が高く、タンパク質やBカロテン、糖質などは3倍以上も含まれているとされています。
https://twitter.com/7e7K31oX7hMmGF6/status/1015408806270910464
鈴かぼちゃ
鈴かぼちゃは、北海道のきうなすファームが出荷している成熟する前に収穫したかぼちゃの商品名です。
未成熟の果実で、皮が柔らかく、女性でも半分に切るのにそれ程苦労せずに切ることができます。
あくまでも生食向けのかぼちゃなので、煮物や焼き物にすると水っぽく甘味もないので美味しくありません。
昨日のお供え物。#サラダ南瓜 だからそのまま食べられるよ~、と言われて調べてみたのですが、これ #鈴かぼちゃ なんですかね。ちょっと縦長に育っちゃってますが…。仲卸さんには早くもハロウィン🎃に向けてカラフルな南瓜が並び始めてますよ+゚*丶(*・ω・*)ノ*゚+." pic.twitter.com/UHY7l5Jb1g
— 築地市場ドットコム (@tsukijiichiba) 2017年8月19日
ロロンかぼちゃ
ロロンかぼちゃは、タキイ種苗が開発し2009年に販売が開始されたラグビーボール形のユニークな果形をした南瓜の新品種です。
肉質は非常に粉質で、キメが細かく、滑らかな舌触りと上品な甘さが感じられます。加熱することでホクホクしていながら滑らかな食感が楽しめます。
https://twitter.com/7e7K31oX7hMmGF6/status/942566179498946560
宿儺(すくな)南瓜
宿儺(すくな)かぼちゃは、古くから岐阜県高山市丹生川町周辺で自家用野菜として栽培されてきた飛騨の伝統野菜です。
西洋南瓜の一種ですが、外見がヘチマのように長くすべすべした薄い緑色の珍しい形の南瓜です。
肉質は栗南瓜に似ていて、加熱するとホクホクした食感で甘みがあります。
南瓜のツイートを拝見して思い出したけど、
飛騨高山の『宿儺(すくな)南瓜』。これ、めっちゃくちゃ美味い!!!なかなか普通のスーパーで売ってないけど、また食べたいなあ! pic.twitter.com/jYjAFtJsLP— YOKO(I'm ANGRY@GOV) (@granamoryoko18) December 24, 2017
長南瓜/甘龍
長南瓜はヘチマのような長い形をしたやや大きな南瓜で、西洋南瓜の一種とされています。
品種もいくつかあり、代表的なものには近年飛騨高山の特産で知られる「宿儺かぼちゃ」をはじめ、ナント種苗の「甘龍(かんりゅう) 」や松永種苗の「ごっちゃん長南瓜」などの他、石川県の能登で作られている「弥栄(いやさか)かぼちゃ」などがあります。
肉質は栗かぼちゃに似ていて、加熱するとホクホクした食感で甘みがあります。
おはようございます。今日も早く目が覚めたので出勤前にツイートです。昨日の珍しいカボチャ🎃の続きです。写真は左の上からごっちゃん長南瓜にストライプペボ。右の上がロロンにベレーボです。今日お仕事の方もお休みの方も良い1日をお過ごしください。 pic.twitter.com/odRE7pAdIj
— ひろちゃん (@7Ww0hdhl00hiuxT) 2017年7月24日
雪化粧南瓜
雪化粧は、株式会社サカタのタネが販売している白皮栗南瓜の品種で、貯蔵性が高いことから、通常のかぼちゃが品薄になる頃に北海道産が出荷されます。
果肉は粉質で黄色みもやや薄いですが、加熱するとホクホクになります。
蒸したての
【雪化粧南瓜】
皮を剥いただけで
その美しさにうっとり。。。
地球を感じる色だね♡ pic.twitter.com/042FwcGM— よち (@jigokunosoubei) November 22, 2012
伯爵南瓜
伯爵南瓜(はくしゃくかぼちゃ)は、宮城県の渡辺採種場が「松島交配」ブランドで販売している白皮栗カボチャの品種です。
果肉は一般的な栗かぼちゃほど赤みはなく、黄色い感じです。肉質は強粉質で、加熱すると比較的収穫して間がないものはしっとりした感じで、甘さもそれ程強くはありませんが、長期熟成させたものはホクホクした食感でとても甘くなります。
珍しい野菜紹介!
かぼちゃ 『はくしゃく』
かぼちゃのくせに伯爵だってよ(¬_¬) pic.twitter.com/GnV5UbmWXW
— あけぼの”サン”の日常 (@akebonoooooo) July 11, 2015
赤皮栗かぼちゃ
赤皮栗かぼちゃは、皮が朱色をした西洋カボチャの一種で、金沢の伝統野菜「加賀野菜」の一つ、打木赤皮甘栗かぼちゃに代表されています。
金沢で作られている打木赤皮甘栗かぼちゃは、名前の通り甘みが強いのも特徴です。
皮が薄く、剥かずにそのまま調理して食べられるので、皮の綺麗な色をそのまま活かす事ができます。
道の駅で買った赤皮栗かぼちゃとロロンかぼちゃ。今から一緒くたに煮物にしてやるぜ。ロロンかぼちゃは初めて食べるから楽しみ。 pic.twitter.com/3gpNAVuYOH
— pikachika (@suertechika) October 1, 2017
コリンキー
コリンキーは、山形県の山形セルトップとサカタのタネによって2002年に品種登録された生食できるカボチャの品種です。
皮は柔らかく、包丁も一般的なカボチャと比べるととてもすんなりと切ることができ、皮ごと食べる事が出来ます。
果肉も適度な歯ざわりでカボチャの臭みも少なく、薄切りにすると生のまま味付けしてサラダとして食べることが出来ます。
コリンキー という 野菜いただきました!かぼちゃの仲間の 新種だそうで…
ピクルス 作ってみました‼️ pic.twitter.com/EOMclOMgRF— 千家の秘伝 (@1000keno) July 7, 2018
プッチィーニ
プッチィーニは、サカタのタネから種が販売されている品種です。
よくプッチーニとも表記されています。果皮は黄橙色に縦にオレンジ色の縞が入っています。
肉質は粉質となって独特の甘みがあり、電子レンジで加熱するだけでも食べられるとの事です。
昨日、ハロウィーン終わりってなことでスーパーで安売り税込¥100してたかぼちゃ。
来年種植えてランタン作ろ♪位にしか思ってなかったのに、値札にプッチィーニと記述があり気になって調べたら…何と食べられるのかこれっ
よし、食べたい。 pic.twitter.com/NCquXYN78i— あるむ頑張れ (@alm_tomato) November 5, 2017
ペポかぼちゃ
ペポかぼちゃは、元々が北米南部の地域で作られていた品種です。日本での栽培は少なかったのですが、最近では金糸瓜などが多く出回るようになりました。
味自体はとても淡泊なので、野菜やお肉と一緒に合わせて頂くことでさらに美味しさがグンと増します。
ペポかぼちゃの種類はこちらです!
金糸瓜(そうめんかぼちゃ)
ほぐれた糸状の果肉の様子から、そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)やそうめんうり(素麺瓜)、いとうり(糸瓜)などとも呼ばれています。
金糸瓜は茹でたり蒸すなど加熱することで果肉の繊維がほぐれ、糸状になることで知られています。
通常食べるときもこのようにほぐした麺状にして調理されることが多いのが特徴的です。
産直の店で「そうめんかぼちゃ」なるものを発見。見た目はほぼ「瓜」。輪切りにしてゆでると実がそうめんのようにほぐれてくる、らしい。
試食したら、しゃきしゃきした食感でおいしかった~今度買おう(*‘ω‘ *)
(画像は素材サイトから) pic.twitter.com/EtzKR27rPW— 金子賀世子 (@kakosaki) July 13, 2018
ズッキーニ
ズッキーニは、外見がきゅうりと似ているため、きゅうりの一種では?と思いがちですが実はかぼちゃの一種です。
ズッキーニは、イタリア料理やフランス料理に一般的に多く使われている野菜です。特に南仏料理のラタトゥイユ、イタリア料理のカポナータには欠かせない野菜です。
直売コーナーには夏野菜が!
ズッキーニ!トマト!ミニトマト!
ミニトマトは普通のトマトよりも栄養価が高いと昨日何かで読みましたー!もちろん桃太郎トマトも甘くて美味しいのでオススメですよ!
最近ハマっているズッキーニサラダがありまして、それがもう美味しくてズッキーニ祭りしてます! pic.twitter.com/oFvT5TTqcE— にかほ陣屋 NikahoJinya (@jinya_nikaho) July 14, 2018
韓国カボチャ
韓国ではかぼちゃを「ホバク」と呼び、未熟なうちに収穫したものも食べます。
表皮の色は黄緑色で、薄く縦縞が見られます。
食べ方や外見からズッキーニと比較されることが多く、大きさも似ています。
中の果肉はズッキーニが白っぽいのに対し、黄色で種も柔らかく食べた時の存在感はほとんどありません。
7月12日
今日のおすすめです^ ^マチャ農園より
《エホバ(韓国かぼちゃ)》
届きました!^ ^ pic.twitter.com/n5O3SVCQBv— コリアンマチャ (@leekwangho2) July 12, 2018
まとめ
かぼちゃの別名や由来について調べてみたところ、かぼちゃの別名は少なくとも4つあります。
- 南京(なんきん)
- 唐茄子(とうなす)
- 唐瓜(からうり)
- ぼうぶら
他には、かぼちゃの語源や違う呼び方をする理由、かぼちゃの種類などもたくさんご紹介させていただきました!
日本のかぼちゃは、実は「パンプキン」ではないという事実は、調べてみて一番びっくりした事でした。
何気なくスーパーや食卓に並んでいる身近な野菜で、こんなに面白い発見があるんですね~。
調べてみたついでに、今度日本かぼちゃや西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃなどいろいろなかぼちゃを食べ比べしてみたいと思います!