【いちごの豆知識】ぜひ知っておきたいイチゴの知識22選!

子どもや女性をはじめ、多くの人に人気のある果物のひとつと言えば、いちごではないでしょうか?

いちごがスーパーの店頭に並んでいたり、コンビニでいちごの商品が並んでいると、色も鮮やかで目が引かれますよね。

私の家族はみんないちごが大好きで、情報を色々集めていたら、みなさんにぜひお伝えしたいと思ういちごの豆知識がたくさんあったのでまとめてみました(^^)

気になる情報があったら、目次から飛んでみてください♪

目次

いちごの豆知識 <初級編>

初級編では、家でいちごを食べるにあたって、知って得する豆知識を7つご紹介します。

 

いちごの美味しい見分け方

いちごは、3つの条件が満たされているほど、甘くて美味しいいちごです。

  1. ヘタ → 反り返っていて、濃い緑色をしている
  2. 種  → 種を覆うように実が盛り上がっているもの
  3. 色  → 光沢があり、ヘタまでしっかり赤いもの

いちごは赤ければ赤いほど、糖度が増して美味しいそうですよ!また、赤色が黒くなってきているものは、熟しすぎていて、食感もよくない状態なのでおすすめしません。

いちごを買う場合は、参考にしてみてくださいね!

 

いちごは洗う必要がある?

いちごは、しっかりと洗いましょう。

いちごは育てるのが大変な作物で、病気や害虫から守るために、たくさんの農薬や肥料を使って育てなければなりません。

農薬や肥料が必要不可欠だと言っても、たくさん使っていると聞くと心配になりますよね?
いちごは特に食べる実の部分がむき出しなので、しっかりと洗ってから食べた方が良いです。

流水で洗い流すだけで付着している農薬は減り、味も落ちないので、いちごは洗ってから食べることをおすすめします。

いちご農家の方の意見を聞いていますので、いちごは洗う洗わないの記事をご覧ください。

 

いちごの正しい洗い方

いちごはヘタを取らず、食べる直前に洗いましょう!

いちごを洗う時、ヘタを取ってから洗ってしまうとビタミンCなどの栄養が流れ出てしまうので、洗った後にヘタを取る方がいいです!

いちごについた農薬は、つぶつぶのところなどに溜まりやすいそうなので、表面の凹凸のある部分は念入りに洗ってくださいね。

また、いちごはとてもデリケートで、水に触れた瞬間から傷み始めてしまいます。いちごが水分を含んでしまわないよう、食べる直前に洗ってください。

農家の方から聞いたいちごを美味しく食べる洗い方には、他にやり方があるようです。

 

いちごの簡単なヘタの取り方

家にある、ストローやフォークを使ってみましょう。

<ストローを使ったヘタの取り方>

ストローをいちごのヘタと反対側(実の先端部分)から、ヘタに向かってストローを押し出す

<フォークを使ったヘタの取り方>

フォークをヘタと実の間に、フォークの先が出るまで刺し、グルっと1回転させる

どちらの方法も簡単にお子さんでも出来るので、ぜひ一緒にやってみてください!

他にもいちごのヘタ取り専用のヘタ取り器があったり、100円均一にもヘタ取りが売っているので気になった方は探してみてくださいね。

いちごのヘタの取り方でより詳しく書いている記事がありますので、気になる方は「いちごのヘタの取り方!簡単に誰でもできる裏技と便利道具を紹介!」をご覧ください☆

 

いちごの美味しい食べ方

いちごは、ヘタの方から食べると美味しく食べられます

いちごを食べる時、つい先端からパクッと食べてしまいたくなりますが、先端部分は最後に食べた方が美味しく食べられるのです。

いちごは成長するにしたがって、糖度を先端部分に集中させるので、ヘタの方から食べ、最後に甘い先端部分を食べるとより美味しく感じられますよ!

いちごの美味しい食べ方は、ちょっとした工夫で味も変わって感じるので、ぜひお家で食べる時だけでなく、いちご狩りに行った時も実践してみてくださいね。

 

いちごの正しい保存方法

いちごは、冷蔵保存が基本です。

買ってきたいちごは、すぐに冷蔵庫に入れましょう。

そのときは、下の3つは守って保存するのが理想です。

  1. 乾燥を防ぐため、ラップをするかタッパーに入れると良い
  2. 絶対に洗わない、ヘタも取らない
  3. いちご同士が重ならないようにする

賞味期限は常温保存だと1日程度、冷蔵保存だと1週間程度です。その期間で食べきれないという人は、冷凍保存をおすすめします。

冷凍保存の仕方は、よく洗ってからヘタを取り、水気をしっかり拭き取ってから密封ビニールなどで保存しましょう。その時、なるべくくっつかないようにした方が良いです!

冷凍保存で賞味期限は1ヶ月です。ただ、どの保存方法でもいちごは、なるべく早く食べた方が新鮮で美味しく食べられますよ♪

それぞれの保存方法と賞味期限についての詳細は、「いちごの保存方法と賞味期限」をご覧ください!

 

 

いちごを1日で食べても良い目安量

いちごの1日の目安量は、約8粒です。

大きいいちごなら6粒、小粒なら10粒など加減しながら食べてくださいね。美味しいからといって食べすぎてしまってはいけません!

いちご狩りに行ったときは特に、元を取ろうと必死になって食べすぎてしまいがちですが、その後のことを考えて、無理しない程度に楽しく食べてくださいね♪

食べ過ぎると良くない理由は、「いちごの食べすぎはよくない?」をご覧ください!

 

いちごの豆知識 <中級編>

中級編では、いちご1粒に含まれている栄養素や、身体にメリットとなる豆知識を6つご紹介します。

 

いちごのカロリー

いちごのカロリーは、100gあたり34kcalです。

他の果物と比べると、いちごのカロリーは低くなっているので、ダイエットなどにも適しています。

<大体の基準>

  • 小粒いちご(Sサイズ)が約10g  ⇒ 約3kcal
  • 中粒いちご(Mサイズ)が約20g ⇒ 約6kcal
  • 大粒いちご(Lサイズ)が約30g  ⇒ 約10kcal
  • 特大いちご(L以上) が約40g  ⇒ 約13kcal

いちごは栄養価も高いのですが、糖度もあるので食べすぎには注意しましょう。

 

いちごは美肌に良いって本当?

いちごは、美肌に良いとされる栄養素がたっぷり入っています。

いちごには、お肌をつくるコラーゲンの生成を促す効果や、シミの元のメラニンを防ぐ効果のある「ビタミンC」がたくさん入っているので、美肌・美白に効果があります。

他にも腸内環境を整え、デトックス効果のある「ペクチン」や、化粧品にも使われているポリフェノールの1種「エラグ酸」が入っています。

美肌に良いとされる栄養素がたくさん入っているので、いちごを食べると内面から綺麗に、美肌になる効果があると期待されていますよ!

 

いちごにビタミンCはどのくらい入っている?

いちご100gの中にビタミンCは、約80mg含まれています。

ビタミンCの1日の栄養所要量は50mgなので、中粒サイズのいちごであれば、5〜6粒食べれば1日の摂取量を摂ることが出来ますよ!

ビタミンCは体内で作られず、食べ物から摂る必要があります。

風邪予防や免疫力を高めたり、抗酸化作用でストレスを和らげたり、鉄の吸収を助け、コレステロール値を下げる効果もあるので、ビタミンCはしっかりと摂るようにしましょう。

 

いちごはがん予防になる?

いちごの栄養素の1つには、がん予防に効果のあるエラグ酸があります。

エラグ酸とは、ポリフェノールの1種です。

エラグ酸には、抗がん作用があると言われています。それは、がん細胞に過酸化脂質が多く見られることから、抗酸化作用のあるエラグ酸に、がん細胞の増殖を抑える効果あると期待されているからです。

いちごには、大腸がんの予防に効果があると、アメリカの大学を始めとする研究グループが結果を報告しました。この時の研究ではマウスを使っての報告でしたが、今後は人でも研究が進められると期待されているそうです。

エラグ酸は他にも、がん予防だけではなく、糖尿病や生活習慣病の予防にも期待できますよ!

 

いちごはむくみ解消に効果があるって本当?

いちごには、むくみを解消する「カリウム」が含まれています。

カリウムはミネラルの1つで、摂りすぎた塩分を体外へ排出する効果があります。

むくみとは、浮腫(ふしゅ)といい、顔や手足などが体内の水分により痛みを伴わず腫れてしまうことを言います。

原因としては次の2つがあります。

  1. 不要になった血液中の水分が、細胞の間に溜まるため(血行不良)
  2. 体内の老廃物などを回収するリンパ液の循環が滞るため

むくみは放っておくと、脂肪に代わってしまったり、病気が潜んでいたりするのでしっかり解消しておきたいものです

いちごに含まれるカリウムはミネラルの1つで、摂りすぎた塩分を体外へ排出する効果があります。むくみ解消には、体内の循環と適度な水分補給も必要なので、いちごはオススメの食べ物ですよ~!

 

いちごは妊婦さんにおすすめの食べ物?

いちごには、妊婦さんに必要な葉酸がたくさん入っています

葉酸は日常生活で不足することはありませんが、妊婦さんは赤ちゃんのため多くの葉酸を摂る必要があります。

葉酸には、胎児の神経管閉鎖障害などの先天性リスクを低減する効果があり、赤ちゃんにとって大事な栄養素です。

妊婦さんの1日の葉酸摂取量は、440μgです。

いちごは100gあたり、90μgです。

中粒いちごを5粒で100gなので、いちごだけで葉酸を全て摂るのは難しいですが、悪阻時期でも食べやすく、他にも栄養が多く含まれているので、いちごは妊婦さんにおすすめです!

ただ、妊婦さんが食べ過ぎるのは注意が必要です!理由が気になる方は「いちごは妊婦さんにどうなの?」を併せてご覧ください。

 

いちごの豆知識 <上級編>

上級編では、実はあまり知られていない、また多くの人が勘違いをしている、いちごの豆知識を9つご紹介します。

いちごは何科?

いちごは、バラ科です。

いちごは植物学上の分類では、バラ科の多年生植物です。

いちごとバラは全然違うものですが、祖先は一緒でそれぞれ長い時間をかけて進化していった結果、姿かたちは全く違うものになっていったのです。

現在、日本で栽培されているいちごは、「オランダいちご」というものがルーツになっています。

他の果物にはバラ科の植物がたくさんあります。

 

いちごは野菜か果物か?

いちごは、「野菜」です。

農林水産省によると、野菜と果物にははっきりとした定義はない、とされています。

ただ、農林水産省のHPでは、以下の4つの特徴がある植物を野菜と読んでいます。

  1. 田畑に栽培されること
  2. 副食物であること
  3. 加工を前提としないこと
  4. 草本性であること

いちごは基本野菜という分類されているのですが、果物として認知され食べられるものということで果実的野菜となっているようです。

ですからいちごは「野菜」ですが、野菜でありながら果物と同じ感覚で食べるもので、感覚としては果物と言っても問題はないです!

ただ、消費者・生産者・学者の立場によって分類の仕方が異なりますので、詳しく知りたい方は「いちごは野菜か果物か?気になる答えを徹底的に調べてみた!」を併せて御覧ください。

 

いちごの旬はいつ?

いちごの旬は、3~5月です。

いちごは品種改良されて、今ではほぼ1年中食べることが出来るようになりました。

ただ店頭で多く出回るようになるのは、12月からになります。クリスマスにケーキで使われることが多く、需要が増えるからです。ただ12月前後に出回っているいちごは旬ではないのです。

品種によって旬の時期は様々ですが、ハウス栽培だと2~4月頃、露地栽培だと4~5月頃が旬になっています。

いちご狩りが出来る時期はだいたい1~5月に行っているところがほとんどです。「いちご」だけに1~5月でした笑

 

いちごの種類は何種類?

いちごの種類は、全部で約250種類あります。

こんなに多くの種類があるのをご存知でしたか?最近では赤いいちごだけでなく、白いいちごもテレビやネット通販などで見かけるようになりました。私はまだ食べたことがありません…。

「とちおとめ」や「あまおう」は、有名でよく見る名前ですよね。この2つが日本の生産量1位と2位になります。

250種類のうち、日本で栽培されて出来たいちごは、約9割にあたる225種類と言われています。

ほとんどのいちごの種類は、日本で作られていたのです!日本人は、いちごが大好きなんですね~笑

また、栃木県では2018年1月29日に、白いちごの新品種「栃木ⅰW1号」の名前で品種登録を出願したようです。今後も新しいいちごの種類が、どんどん増えていくことでしょうね♪

 

いちごのつぶつぶって何?

いちごのつぶつぶの正体は、「果実」です。

一見種だと思われていたつぶつぶは、いちごの実の部分だったのです。

正しくは痩果(そうか)と言い、「果肉がない1個の種を持つ果実」という意味です。

いちごの赤い部分、果実だと思っていた部分は、「花托(かたく)」と言って、茎が厚くなって変化したものです。この花托は、痩果(果実となるつぶつぶ)を守るクッションの役割になります。

詳しくは、「いちごのつぶつぶは何か知ってますか?驚きの事実が隠されていた!」をご覧ください!

 

いちごの種はどこ?

いちごの種は、つぶつぶの中にあります。

いちごの果実の中に、それぞれいちごの種が入っています。ですから、厳密に言えば、つぶつぶは種ではありませんが、つぶつぶを種だと思っていた人も間違いではないのです。

果物の多くは、果肉の中に種があるイメージでしたが、いちごは外側にあります。

いちごの種が外側にある理由は、いちごは茎の周りに実が付いたもので、食べる部分の茎が膨らみ、その上にあった種も表面に広がったからです。

図を混じえて紹介していますので、「いちごの種はどれ?」も併せてご確認ください。

 

いちごの日っていつ?

いちごの日は、1月15日です。

全国いちご消費拡大協議会が「いいいちご」の語呂合わせで「いちごの日」と制定しました。

なぜいちごの日を制定したのかですが、一説によると、いちごの売れ行きが良くない時期があり、まずはいちごの認知度をあげよう、ということが始まりのようです。

 

実は、この「いちごの日」には他の雑学もあり、知りたい方は「いちごの日はいつ?調べてみると面白い事実が隠されていた!」をご覧ください。

 

いちごの年間収穫量1位の都道府県は?

いちごの年間収穫量第1位の都道府県は、栃木県です。

2015年のいちご収穫量で最も多い栃木県で、約2万4800トンの収穫量があります。全体の割合でいうと約16%が栃木県のいちごになります。

栃木県の有名な品種でいうと「とちおとめ」ですよね。とちおとめは、全国のいちご作付面積の3割を占めています。

また栃木県は、いちごの生産量が50年連続日本一となり、平成30年1月15日に「いちご王国・栃木の日」と宣言しました。

これを機に、そのいちごの日から1ヶ月「いちご王国」というプロモーションを行われていましたよ!

 

 

いちごの漢字の由来は?

いちごには、2つの漢字があります。

」と「覆盆子」です。

<苺の由来>

母の漢字が乳房を表すことから「乳首のような実のなる草」という解釈があります。
これはいちごの母がどんどん子株を生み出すことを表現したものともいわれています。

<覆盆子(ふくぼんし)の由来>

覆盆子は、中国語由来の言葉で「きいちご」を指すようです。

覆盆とは、「ひっくり返した盆」のことで、実の形が「覆盆」に似ているから、あるいは食べると精力が増しておしっこの勢いで便器の盆がひっくり返るほどだったから、とも言われています

 

まとめ

いちごの豆知識を、あなたいくつご存知でしたでしょうか?

知っていた話、知らなかった話、勘違いしていた話など、少しでもみなさんの知識の足しになったでしょうか。

いつも食べているいちごの、ちょっとした豆知識を知っておくだけで、いちごを食べるが楽しくなりますよね♪

今日知った知識を、お子さんや家族、お友だちにぜひ教えてあげてくださいね(^^)

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