野菜の知識

メロンの網目模様はなぜあるのか?甘さの秘密がそこに隠されている!

私の娘は、おしゃれフルーツという歌が大好きです。
「果物が、小鳥やお猿さんに食べてもらうために、いろんな色のおしゃれをしているよ」という歌なのですが、そのなかに「みどりのメロンもおしゃれだね」というフレーズがあります。

娘の歌を聞いていつも思うのですが、メロンってとってもおしゃれですよね!あの鮮やかな緑色に、まんまるのフォルム、そしてまるで芸術作品のようにきれいな網目模様。

お絵描きをするときも、メロンを描くときに網目模様は欠かせないです。

そんなおしゃれなメロンのあの網目模様はなぜあるんでしょうか?高級なメロンほど細かくて均一な網目模様があるイメージなのですが、どうやってあんな規則正しい網目模様ができるのか、みなさんは知っていますか?

今回はメロンの網目模様のなぞについて調べてみました!

 

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メロンの網目模様はなぜあるの?

マスクメロンや夕張メロン、アンデスメロンなどの有名なメロンには、あのきめ細かくて整った網目模様があるのが特徴ですよね。
網のあるメロンは網あり、またはネット系メロンと呼ばれていますが、実はネット系メロンの網目は、はじめからあるわけではないんです。

では、どうやって網目ができるのでしょうか?

実は、メロンのあの綺麗な網目模様は、言うならばメロンのかさぶたなんです。

 

これは、成長段階にポイントがあります。

メロンの皮は、つるんとしていてやわらかく、最初は網目はありません
成長して大きくなるにつれ、皮はだんだんかたくなり途中で成長が止まります。

      

しかし、果肉はどんどん大きくなっていくので、次第に皮が果肉の大きくなろうとする力に耐えきれなくなって、カッターで切れ目をいれたようにひび割れていきます。

      

最初は縦に、そしていろいろな方向にひび割れていくのですが、だんだんそのひび割れた部分は、内側の果汁によってかさぶたのように自然にふさがれていきます

そのかさぶたのような部分がだんだん盛り上がっていき、メロンの網目となるんです。

 

メロンの成長をさかのぼっていくと、網目ができるメカニズムがよくわかりますね!

メロン自身が網目模様をつくっているのはなんとなく想像できましたが、あの網目はもともとは傷で、それを守るためにできたものだったというのは意外でした。

 

実は、そんなメロンパンの網目模様ですが、一手間を加えると意図した形の網目を作ることができるのをご存知ですか?
次のところでお伝えしていきたいと思います(^o^)

メロンの網目模様は作ることができる?

あなたは、文字やキャラクターが描かれたメロンを見たことがありますか?
メロンの皮を彫ったりペイントしたりするのではなく、メロンの網目自体が模様になっているフォトジェニックな商品です。

実は、メロンの網目ができる仕組みを使って意図的に作ることができるんです!

<網目を作る方法>

メロンの収穫予定の1ヶ月前に、皮に文字やキャラクターのかたちに沿って傷をつけると、その彫った部分にもメロンのかさぶたのようなものがくっきりと出てきます。

メロンに模様を彫るだけというと簡単そうに聞こえますが、メロンの網目をつくる力は自然なものなので綺麗な模様がくっきり出るのはとても難しく、生産者の方の手間暇がかかっている匠の技だと言えますね。

 

写真のようなかわいいキティちゃんの絵が書いてあると、食べるのがもったいなくと感じてしまいますね(^o^;)

写真にあるキティちゃんのメロンは「ふらのキティメロン」という名称で売り出されています。
販売戸数は300個限定なっていて、販売開始直後から注文が殺到するそうで、昨年は1週間155個の注文があったそうです。

この「ふらのキティメロン」を購入できるのは、ベルーナグルメショッピングだけです。7月初旬までは早期割引をしているので、お得に購入することができます♪
※購入可能な時期以外は、商品ページはございません

 

メロンの網目と甘さや値段が関係する?

高級なメロンほど網目が細かく整っているイメージがあるのですが、メロンの網目は甘さや値段が関係しているのでしょうか?

結論から言うと、メロンの網目と甘さや値段は非常に関係しています!では、どんな網目のメロンが品質が高いのか詳しく見ていきましょう!

<品質の高いメロンとは?>

  1. 形が左右対称のもの
  2. 網目ひとつひとつの盛り上がりがくっきりしているもの

 

①ネット系メロン(網目があるメロン)、形が左右対称のもの上質と言われています。

形が均一ということは、成長過程で果肉が大きくなる時に、しっかり全体がまんべんなく元気に育っていると言えます。
全体がまんべんなく育てば、メロンのひび割れや網目も均一にできるはずですよね。

網目ひとつひとつの盛り上がりがくっきりしているものは、肉厚であるとされ、高値で取引されることが多いです。

これは網目が盛り上がっている方が、栽培時の品質管理がしっかりとされた証しとされているためで、メロンを見分けるときにも網目が盛り上がっているのを選ぶといいと言われています。

特に高級メロンの代名詞のマスクメロンは、メロンの網目が盛り上がっているほど値段が高くなり、農家の方はあえて網目が盛り上がるように細かい傷をつけ、よりくっきりとした網目ができるように何度も手間をかけて見た目をよくするようです。

高級なメロンは価格のぶんだけ手間がかかっているんですね(^o^)

 

マスクメロンの「マスク」はどんな意味か知ってますか?

網目模様が特徴のマスクメロンは、その見た目から英語のmask(仮面)を連想することが多いかもしれません。

実は、マスクメロン英語でmusk melonと書きます。
muskとは麝香(じゃこう)という意味で、麝香は香水の原料になる高級な香料のことを指します。

切った時に溢れ出る麝香のような香りの豊かさがマスクメロンの由来です!
ハンドクリームや香水の香りの種類で「ホワイトムスク」などがあるので、女性は「ムスク」と聞けば馴染みがあるかもしれませんね。

実はマスクメロンは、メロンパンに関係しているとも言われています!ただ、メロンパンの由来は諸説あると言われていますし、思いもよらない雑学があります。

メロンパンの雑学は、「メロンパンの名前の由来!あなたは勘違いしてるかもしれない!」という記事をご覧ください♪

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網目なしのメロンについて

ここまではネット系のメロンに注目してきましたが、メロンには網目がないノーネットの品種もたくさんあります。

網目があるものは西洋で生み出されたメロン、網目がないものは東洋で生み出されたメロンと区別ができます。

メロンというとマスクメロンのように網目があるものを想像すると思いますが、日本に伝わったのは、網目がないメロンの方が先です。
網目がないメロンが弥生時代に、網目があるメロンが明治時代に伝わったそうです。

<プリンスメロン>

果肉がオレンジ色で甘味が強く、少し小ぶりなメロンです。

日本のまくわうりとヨーロッパのカンタロープを交配して生まれたメロンで、かつてはメロンの生産量のトップでしたが、現在は他の品種がたくさん登場したことで生産量は減少しています。現在最も多く生産しているのは熊本県です。

<ハニーデューメロン(ハネデューメロン)>

果皮が白くて果肉は淡緑色のものが多く、まろやかな甘みで後味サッパリ、果汁が多いのが特徴です。

ほとんどがアメリカやメキシコからの輸入品で、英語だとhoney dewと言い、ハチミツのしずくという意味を持ちます。

<ホームランメロン>

果皮と果肉がクリーム色で、果肉がやわらかく、舌の中でとろける食感ような食感のメロンです。

かたちは少し楕円形で、片手で持てる小玉のものが多いです。熊本産まれの品種で、名前の由来は野球の「ホームラン」からきているそうですよ。

 

網目がない場合のおいしいメロンの見分け方

網目がない場合にも、美味しいメロンの見分け方があるので安心してくださいね。

おいしいメロンを見分ける5つのポイントをご紹介します。

  1. 果皮がかたく張りがある
  2. メロンのおしりを押すと少し弾力がある
  3. 大きすぎず小さすぎない
  4. 色にムラがなく、筋や斑点のないもの
  5. ずっしりと重く、中が詰まった感じのするもの

網目がある美味しいメロンの見分け方とは、やっぱり違うんですね(^o^)

 

まとめ

メロンの網目模様は、はじめからあるものだと思っていたので、成長途中でできたものだということには驚きました。

もう一度おさらいすると、網目のメカニズムはこうなっていました。

メロンは果皮のほうは途中で成長が止まり、果肉のほうは肥大化し続けることによって果皮がひび割れていく。それを修復するために果肉が果汁を出して傷をふさぎ、その部分がかさぶたのようになって盛り上がっていき、網目模様ができる。

メロンの網目は人間でいうかさぶただったなんて、意外でしたね!

きれいな網目模様をつくるためには、温度・湿度・水のバランスがとれた良い環境を保つことが必要で、とても手間ひまがかかるそうです。

農家の方が、ひとつひとつ丁寧に栽培してくれることによって、メロンにおしゃれなドレスを着せてあげることができるんですね(^o^)

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